Diary 2013

秋学期最初の集合写真@大隈像
Always, now under Construction.
この日記は、ゼミナールT(政策科学研究)の活動内容を公開するものです。毎週当番が日記を書いてメーリングリストで担任とゼミ生に送信し、修正を加えてHP上で更新し、次の授業の冒頭で出席者全員で再確認しているものです。
個人情報保護の観点から、欠席者、遅刻・早退者の氏名はHP上では非掲載としています。その日の授業内容を要領よく記述する文章表現の訓練、毎週の授業内容の相互確認、当日欠席者への情報伝達、学部一年生向けのゼミ案内、などを目的としています。(担任・上沼)
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2014年1月21日(曇り)
第14回授業
欠席者:2名
遅刻者:1名
個人研究ホームページを更新し再提出したものを、コースナビからダウンロードし、解凍して立ち上げ、個別に先生から指導を頂いた。
【個人研究ホームページ更新へのアドバイス】
- フォルダ名やファイル名は必ず半角英数で指定された通りに書く。拡張子をタイトル名に加えるミスが何件かあった。Windows7では、ファイル名の拡張子を表示しない初期設定なので、これが原因ならば、コントールパネルからフォルダオプションの表示タブで「登録されている拡張子は表示しない」のチェックを外す。
- ホームページを参考にした場合は、アドレスのほかに必ずアクセス日を明記する。
- 孫引き/「他の本に書かれていることや引用されている部分を、原典や原文を調べないで、そのまま引用すること。」 (出典:weblio辞書 http://www.weblio.jp/content/%E5%AD%AB%E5%BC%95%E3%81%8D)2014.1.21アクセス
- 孫引きは、引用データ等の客観性が劣る場合があるので、避けて一次資料・原典を確かめるようにする。孫引きした場合には、著作権を侵害しないよう、転載元ホームページを明記する。
- トップページの頭出しの広さ(topmargin)を広げる。(見やすさのため)
- 参考文献は中央寄せでなく左寄せに(何も設定しなければ、そうなる)。
- 章立てはリスト構造<ol>(頭に順序がつく)、<ul>(頭に順序がつかない)、<li>(項目)を用いる。
- <br>は文章の改行。<br>を重ねて余白を作るのはNG。余白スペースを空けるなら段落タグ<p>を使う。その他、箇条書きタグ、見出しタグや水平線タグなど、前後の余白を自動で反映してくれる。
- 更新日を更新する。
【論文の書き方】
- 縦糸(テーマ)を一本通して、結論に向かっていくうえでのアプローチとして、横糸(章立て)を通す構造とする。それぞれの章がバラバラにならないよう、きちんと縦糸と横糸で織り上げる。
- 例えば、研究動機となった問題や事例との出会いを縦糸とし、その問題や事例を、歴史経緯、各アクター、展開、比較、と、さながら事件を刑事が謎解きして解決に至る推理小説のごとく、読者の興味を惹きつけ離さないように論述する。
- 現場の画像やリンク情報や証拠のデータなど効果的に配置する。
先生から頂いたアドバイスをもとにホームページを再度修正し、来週1月28日23:59までに提出する(第15回授業とする)。
今回で教室授業は終了。次回集合するのは2/1の卒論発表会とOB・OG会。
(秋山)
2014年1月7日(曇り)
第13回授業
欠席者:2名(体調不良)
遅刻者:1名
冬休みの課題であった個人研究ホームページの作成について、ナビからダウンロードし、ファイルを解凍して立ち上げて、欠席者のものを除き、先生から個別にアドバイスと指導を頂いた。
【全般への諸注意・アドバイス】
- フォルダ名・ファイル名は必ず半角英数で記入する。英語表記については、ネット辞書を使い、単語が続く場合にはアンダーバーを用いる。
- 研究動機、研究概要など各段落の文頭は、必ず全角一文字分をあける。
- 見出し文字の大きさが不自然なものが多い。文中のテキストサイズとバランスを考えて、例えば見出しサイズをH3か4にする。
- 参考文献は、必ずリスト構造にし、正しい表記方法になるよう注意。著者名(刊行年)、『書名』、出版社名;あるいは「論文名」編集者名『論文集名』、出版社名、論文ページpp12−42。
- 関連する図表や画像を必ず入れる。あるいは、論文を展開する際の論拠、データとして大事な図表や画像をまず最初に順序を考えて配置し、眺めて、それらを読者に分る言葉で自分なりに咀嚼し記述し直していけば、自分の言葉で書け、参考文献からただ貼り付けて剽窃となるリスクを無くせる。読者に分る言葉を意識すれば、自分の理解の曖昧さにも気付き、補充研究の課題も出てきて研究が深まる、確かなものとなる。
- 背景色はつけた方が良い。文字が見やすく疲れない色の組み合わせを選ぶ。
- 視覚的にコンパクトでスマートなものを心がける。上下左右の余白や、段落、箇条書き、水平線、などを効果的に使う。
- 特に研究動機について、それが本当に問題なのかも含めしっかりと考察する。課題テキストのキングダンのアジェンダ・セッティングのポイントをリマインドする。
- ナビでの提出方法を各自もう一度確認する。
先生から頂いた注意、アドバイスを参考に、各自、再度修正して更新する。
来週は休みの為、21日14時30分までに全員提出する。
(宮田)
2013年12月17日(晴れ)
第12回授業
欠席者:なし
遅刻者:1名
前回に引き続き、課題テキスト、小島廣光「問題・政策・政治の流れと政策の窓:NPO法の立法過程の分析に向けて」の要約発表を行った。今回も学生同士での質疑応答や意見交換は省略し、発表後に先生からの補足や解説があった。
第5章 結び(秋山・城山・仲田):
- アジェンダ設定
- 政策案の特定化
- 合流と窓
- 政策企業家
- 偶然性とパターン
- 他のモデルとの比較による政策の窓モデルの評価
以下、発表内容について先生からの補足。
- テキストは、キングダンの著書に即して要点を記述している。今回の内容は、これまでの「まとめ」であり、前回までの要約発表と重複している。
- 「政策の窓モデル」の基本は、参加者とプロセスの2本立てと、3つの流れと合流からなる
- インディケータとは各種の社会指標。
- フィードバックとは実行された政策への不満や意見などの反響。
- キングダンが政策の実例としてフォーカスしたのは、保健(health)と運輸(transportation)の政策領域。
- 国民のムードと選挙結果は、アジェンダ設定に大きな影響を与える。
- 融和とは、政策提案が広く支持されるようにソフトにすること(softening)である。
- 政策企業家(policy entrepreneur)は、自ら得意な政策に投資しリターンを得る。
- 静態的なモデル(政策進化モデル等)は段階を踏むのに対し、動態的なモデル(政策の窓モデル)は同時進行の形をとる。
【ゆとり教育の政策転換】
引き続き、政策の窓モデルを応用した研究事例として、日本の「ゆとり教育の政策転換」(筆者不詳)を、先生が読みながら解説された。
次回は、冬休みと正月休みに各自が、諸要件を満たしたゼミ論文ホームページを仕上げて発表し、講評する。
(和田)
2013年12月10日(快晴)
第11回授業
欠席者:なし
遅刻者:1名
【連絡事項】
- 前回の日記に書かれている一章、二章の要点に、補足やコメントを付けたので確認して復習しておくこと。
- 各自研究テーマを決めて、以前に指示した要件を満たしたホームページを作製することを冬休みの課題とする。1月に発表し、講評を行います。
前回に引き続き、課題テキスト:小島廣光「問題・政策・政治の流れと政策の窓:NPO法の立法過程の分析に向けて」の要約の発表をおこなった。
【要約発表】
前回同様、学生間での質疑応答や意見交換は省略し、各章の発表の終わりごとに、先生による解説がなされた。
第三章(鈴木、川村):
- 三章の位置づけ
- 問題の流れ
- 政策の流れ
- 政治の流れ
先生からのコメント:
- それまでの@選択機会の流れ、A問題の流れ、B解の流れ、C参加者の流れの四つの流れからなる「ゴミ箱モデル」に対し、三つの流れに修正し、適用範囲を一国の政策決定過程に拡張したことに「政策の窓モデル」の意義がある。
- 問題の流れの「特定の問題が生まれる」とは、さまざまな多くの問題(issue,problem)があるのに何故一つの問題が選び出されて、真剣に議会で議論される議題(agenda)になるのか、ということ。
- インディケーターとは、行政や研究者がモニターし発表する各種の指標をさす。
- フィードバックとは、ある政策が実行されるとき、あれこれと様々な反響や意見、不満が寄せられることをさす。
- テキスト中の難しい概念や専門用語も、日常使用する言語、言葉に言い換えてみると、理解しやすくなる。
- 「要因を特定のカテゴリーに分類すること」とは、例えば医療、交通、経済、安全保障など、様々な課題分野にカテゴライズ、範疇化することをさす。しばしば、解決策が具体化しなくとも、問題のカテゴリー化でもって何かが解決された、少なくとも取り組まれた、という気持ちになる、ということ。
- 「融和」(原文はsoftening)とは、多くの人にうけいれてもらえるよう、アイデアや提案を修正することをさす。原文の方が分りやすい。
第四章(和田、牧野、宮田):
先生からのコメント:
- 配布資料のヘッダー(header)とフッター(footer)をつけることを忘れないように。今回は、テキストの箇所をヘッダー、発表担当者名をフッーターに。
- 窓の「開放」というアイデアは、テキストにあるとおり、ロケット打ち上げのタイミングに由来している。
- 「政策企業家」(policy entrepreneur)とは、将来の政策案実現という「リターン」のために、アイデアを形にし、論文発表、議会証言や公聴会、メディア会見、有力者への説明など「投資」をおこなう企業家という意味。政策企業家の存在を設けることで、ゴミ箱モデルの問題であった、4つの流れが出会うという偶然性を軽減した。
- ロック&ダム21法案の例とは、ダムが建設されないまま水害がおきた際に予想される甚大な被害の予想データを武器として、政策を推し進めた例のことを言う。つまり、自然災害は予測不可能だけど被害者規模は「一部予測可能」ということ。
- 「波及」(spill over)とは、一度物事がラディカルに進むと、それが先例となり、関連分野に同じ原則が適用され、さらに以前には戻らない原則が確立して、メディケアとか、最近ではオバマケアという大きな変化をもたらす可能性を高めることをさす。
最後の「結び」の発表は、次回への持越しとなった。
【この課題テキストを学ぶことの意義について】
- 政策プロセスの知識および政策決定の実態を知る。
- 自身の研究テーマを設定し、なぜ他でもないその「問題」を選ぶ必要があったのか説明できるようにする上で役立つ。また、なぜある「政策」が浮上し決定されるのかは、各自の研究テーマでの事例の歴史的経緯や、政策提言の議論に役立つ。
- 課題テキストは、キングダンの「政策の窓モデル」を日本のNPO法成立過程や「新しい公共」論に応用するべくつくられ、オリジナルの英文を逐一直訳して紹介する学術論文である。難しい理論や表現を咀嚼する訓練の役割もかねている。
- 難しい理論の咀嚼は、自らの研究のオリジナルティを高める上で必須となる先行研究を読み解く際に必要になる。
(牧野)
2013年12月3日(晴れ)
第10回授業
欠席者:1名
遅刻者:2名
【連絡事項】
- ゼミ合宿の写真がゼミ日記にアップされている。
- 教卓のパソコンは先生じゃなくてもログインすれば使えるので、発表などで事前に印刷が必要な時は、各自ログインし印刷しておくこと。
- 前回のホームページ講習で行った、画像の貼り付け方をコースナビで確認すること。(特に画像を貼り付けられなかった人)
- 12月17日(火)までに次期ゼミ長を決める。
課題テキスト(「政策の窓モデル」)の要約発表を行った。
【課題テキスト発表】
第1章と第2章の発表を行った。ゼミ生からの質問形式ではなく、各章ごとに先生が講義をする形式をとった。
第1章 序(遠藤・一ノ瀬):
- 非営利組織について
- 公共政策の形成と実行の流れ
- 政策の窓モデルの特徴
- 政策アジェンダと政策代替案の違い
- 米国における具体的な事例
- 政権交代による変化
- 政策の窓モデル
以下、発表内容について先生からのお話。:
- 著者の北大・小島廣光先生は、我が国のNPO法の成立過程を「政策の窓モデル」の適用により説明した。
- 阪神淡路大震災以来、NPOに注目が集まる。→特定非営利活動促進法、租税特別措置法の制定につながる。
- アジェンダ=課題、代替案=政策。課題と政策がどのように発見され政治と結びつくのか、参加者とプロセスの働きは、これまで知られていなかった。
- 各自の政策研究を始めるに当たり、「政策の窓モデル」から学んでほしい。
- ※政策の窓モデルの目的(下に記載)
第2章 参加者とプロセス(杉崎・濱島):
- 第2章とは
- 政策形成システムの参加者
- 政策形成のプロセス
- 政策の窓モデル
- まとめ
以下、発表内容について先生からのお話。:
- 米議会の内部と周辺の参加者について、当たり前のことだけど、初めて明確にしたことに研究上の意味がある。
- 大きな政策転換については「合理的意思決定モデル」が、ルーティンの政策決定には「増分主義モデル」が、それぞれ妥当するが、一長一短。継起的・段階的でなく包括的なモデルが必要。
- 元になった「ゴミ箱モデル」は、そもそも教育機関を対象としたもの。「政策の窓モデル」は、このアイデアを政府機関まで対象に広げた。
- 「ゴミ箱モデル」のアイデアは、問題、解、参加者、選択機会の流れが独立していて、それぞれが出会いを求め合っている。ある選択機会に偶然にそれらが出会う時に、政策が決定する。
※政策の窓モデルの目的(=キングダンの出発点):
- どうして特定の課題だけが議論されるのか。
- なぜある手段(政策)だけが採られるのか。
- 以上の二点についてはほとんど知られてない。これを明らかにすること。
- (注)キングダムの英文の翻訳であり、米議会でのエピソードの言及もあり、道に迷ったら、上記の目的とテキスト最初にある3つの流れの図解に戻ること。
【今回の課題テキスト(政策の窓モデル)を学ぶ意味】
- 自分たちが実際に政策課題(論文執筆)に取り組むときの予行演習のため。学術論文の書き方。
- 自分が発見した政策課題は、「本物の問題」なのか。なぜ、そう言えるのか。
- 政策は、どのように発生し、流れに浮かび、問題や参加者と出会い、鍛えられてきたのか。
次回は、課題テキスト(政策の窓モデル)の要約発表のつづき。
(濱島)
2013年11月23-24日(快晴)
第9回授業(鴨川セミナーハウス合宿)
欠席者:1名
3,4年生クラスと合同で、初めてのゼミ合宿を実施した。
詳細は、先輩のクラスのゼミ日記に記載。以下に、数枚のスナップ写真を掲載した。
バス車中
セミナーハウスのベランダ
夕食@3階食堂
懇親会@食堂
ストレッチ&リラックス@レク
次回は、課題テキストの要約発表と討論。
(担任)
2013年11月19日(曇り)
第8回授業
欠席者:1名
遅刻者:なし
前回に引き続き、ホームページ作成講習を行った。
【講習内容】
- 表に「キャプション(見出し)」をつけるには、表1行の単位である<tr>と</tr>の間に、<th></th>(h=headline)タグで囲った見出し語を加える。見出しは、表の1行と1列目。表の各セルは、<td></td>(d=data)タグで書く。なお、表の「枠組み」<table border>を消すには<table border=0>と指定する。
- 例えば、段落を作るタグや、箇条書きリストを作るタグなど、タグは、メモ帳とhtmlの両方が視覚的に相応関係になるよう、レイアウト構造を同じに書く。そのために半角スペースを空けても、ホームページ上の表示には影響しない。
- 論文では、先行研究への依存や、客観的な証言・証拠を明示するために、「引用」をその都度行う。引用テキストを置いて、その前後で、自分の言葉で解説したり、論旨の展開を記述していく。重要な作業であるこの文章を引用する際には、自分が書いたテキストから一段まとめて(blockで)文頭と本文テキストから落として一目でそれと分るようなレイアウトにする。<blockquote></blockquote>タグを使用して、無断使用・剽窃盗用にならないように、徹底して引用であることを示すこと。
- 「画像の挿入」
- 画像がhtmlファイルと同じディレクトリ(=住所、位置)にある場合は、<img src="gazo.jpg">のタグ(img src=image source)を書く。このタグの中に、続けて、位置の詳細、align=leftなど指定できる。また、<br clear=all>と続ければ、画像の周りにテキストを入れない、回しこまないようにできる。
- 画像がhtmlファイルと異なるディレクトリにある場合は、その場所までの道のり(path パス)を画像挿入タグの引用符””の中でパスをスラッシュ記号を使って指定する(<img src="photo/gazo.jpg">)。ホームページを作成する際は、photoフォルダを1つ作成し、そこに部品(=画像)をまとめて格納しておくと便利。
- リンクを貼る(錨anchorをおろすhyper reference)には、<a href="URLアドレス">リンク先の名前(リンクテキスト)</a>。
- <pre></pre>(prefigure)タグを使用すると、メモ帳で書いたテキストの位置そのままをホームページ上に再現できるが、他の部分とのフォントが異なってしまうので、扱いに注意。
【次回までの課題】
- 前々回で指定された課題テキストの分担発表は、来週行うので各自準備する。
【冬休みの課題】
- 冬休みを利用して、各自ホームページを作成し(下の要件)、休み明けにそれぞれ発表する。ヒントは、ゼミの先輩の研究や、課題テキストの「政策の窓モデル」。
- 個人研究テーマ
- 事例
- 学年氏名
- 研究動機(問題の所在、本当に問題なのか)
- 章立て
- 研究の概要(先行研究、歴史経緯、時空間、関連サイト、画像など)
- 参考文献リスト
- 最終更新日・著作権表記
(仲田)
2013年11月12日(曇り)
第7回授業
欠席者:1名
遅刻者:無し
前回の続きでホームページ作成講習を行った。
【ホームページ作成講習(その1)】
- スタイル・シート(style sheet)は、本文(body)の型紙、様式で、ボディのデザインやボディで使われる文字、フォントのサイズや色の指定などを、ここで一括してコントロールする役割をする。統一ではなく、その場その場で指定して変えたい場合は、その都度ボディ内部でタグを使う。ここでは、ボディの背景色(background color)と余白(margin)のみを設定する。
- コロン(:)とセミコロン(;)を使い分ける。定義の場合、:を使う。区切りの場合は;を使う。
- 背景色は、注釈タグに入れたサイトでサンプルを試しつつ見やすい背景色とテキスト色を選んで、その数字記号の列を自分のメモ帳に貼り付ける(http://www.zspc.com/color/index.html)。
- タグの意味は、英語の略記。英語からタグを覚えよう。
- <h>は、見出し(head line)タグ。開始タグと終了タグ。終了タグを忘れると、どこまでも文字が見出しスタイルになってしまうので、注意する。hに付く数字が大きくなるほど見出しの文字サイズが小さくなる。<h1>が最も大きい。1や2は、本文テキストのサイズとバランスが悪いので、使用を避ける。
- 上記の見出しタグに、見出し文字の「位置」など詳細や属性(プロパティという)を追加して記述指定できる。例えば、<h>タグの中に、続けて配置を示すalign=とし、中央ならalign=center左寄せならalign=left、右寄せならalign=rightと書く。
- <p>はパラグラフ(paragraph:段落)を表す。メモ帳で設計する際には、段落が目で見て分かるように入れる。ブラウザで見て修正するときに、直ぐその箇所が分るようにタグの位置を配置する。
- <br>は改行(break)を表す。日本語文章では、文頭は必ず1文字あけること。その際、全角モードでスペースキーを押さないと(半角スペースでは)ブラウザが改行を反映しないので注意。タグは半角で、文章(テキスト)は全角入力。
- 良く使う「箇条書き」は、list構造といい、番号なし(unorderd list)、番号付き(ordered list)、キーワード付き(difinition list)と種類がある。。番号なしリストでは、初めに<ul></ul>の枠を作り、その間に項目(list)を示す<li>を先頭に内容を記す。また、番号付きでは、<ol></ol>となる。
- <hr>は、水平線(horizontal rule)を意味する。開始タグのみ。線の太さ(size=2)、幅(width=70%)や位置(align=center)などを「詳細」として、タグのなかに半角1スペースを空けて、コンマで区切りながら、続けて指定できる。
- <table>は表を作るタグ。表の枠を付ける場合は、<table border>。枠なしの場合には、border属性を書かない。次に、表のキャプションを<caption></caption>タグで付ける。表の基本構造は、<tr></tr>で表の1行分。その中の<th></th>で囲ったのが項目の見出し(table headline)で、<td></td>で囲まれたのが項目(table data)を表す。このワンセットを、必要な行列数だけコピペすれば良い。
- ホームページでは、最後に必ず最終更新日と著作権者の名前を記す。更新日によって内容の新旧が判断されるので、先生への提出の際には特に注意。著作権マークは、記号と数字の組合せ© で、また、<em></em>で囲んで強調(emphasis)形式とする。
次回の授業はホームページ作成講習の続きを行う。前回出た課題テキストの要約発表は再来週に。
(鈴木)
2013年11月5日(晴れ)
第6回授業
欠席者:無し
遅刻者:1名
前回の授業の続きで、3組が課題テキスト『里山資本主義』の後半の章について、スライドで発表を行った。
発表終了後、ホームページの作成講習に少し入った。
【スライド発表での指摘】
第4章:
- 前章からのつながり、次章への流れ、本の中での位置づけなどを説明する。
- 地名が出てきたときは地図を挿入するか、リンクを貼る。
- 箇条書きの行頭記号を統一する。
第5章:
- スライドの内容がぶつ切りである。連続性をつける。
- 図や写真を貼る。
最終総括:
- 抽象的な内容ではなく、具体例を説明する。
- スライドを増やし、図や写真を貼り、わかりやすくする。
前回に引き続き先生から、発表が終わってから見直して意見を考えるのではなく、発表中に気になる点、疑問点などを配布資料にどんどんチェックしたりメモして、すぐ発言する習慣を見に付けるようご指摘を頂いた。
【ホームページ作成講習】
- デスクトップの左右に、タグで書くメモ帳と、そのブラウザー表示のhtmlを並べる。
- メモ帳でタグつきの設計図を書く際に、左右にスライダーを動かす必要のないように、メニューの書式から、右端で折り返すをクリックする。
- メモ帳を名前を付けて保存する際、すべてのファイルを指定し、半角英字で名前をshiroyama.htmlとする。
- タグは例外を除いて、基本的には開始タグと終了タグの対で入れ子型の構造に書く。
- 基本的なタグとして、<html>HPですよ、<head>ヘッダー、<body>本文、に分れ、前者の情報として、<title>HPのタイトル、<style>スタイルシート;本文の型や、テキストの書体などを統一的にコントロールする、<margin>余白;上下左右に数値、<!>注釈タグ;ブラウザに反映されないので、メモしておきたいことを書いておく。
【次回の課題テキスト】
- 小島廣光(2001)「問題・政策・政治の流れと政策の窓:NPO法の立法過程の分析に向けて」『経済学研究』51(3):pp.31-84.← ゴミ箱モデル〜政策の窓モデル
2週間後に分担して発表するので、Course N@vi上の課題テキストを各自読んでおく。
5限には引き続き3,4年生ゼミに参加し、4年生の方々から就活に関するお話しを聞いた。
次回は、ホームページ講習を行う。
(城山)
2013年10月29日(雨)
第5回授業
欠席者:なし
遅刻者:なし
【開始前の注意事項】
- 無断欠席をしない。事後でも必ず連絡する。
- 発表のスライド配布資料を予め作成する。何事の段取り6分。
- 配布資料に必ずヘッダーとフッダー、スライドに番号をつける。
配布資料の印刷が終了次第、第一章から順次発表を開始した。
【スライド発表での指摘】
- 「まあ」などの癖に注意。手元原稿見は最小限にし、観客とスライドを見る。
- テキストに具体的な説明があるのだから、抽象的な表現にまとめて分ったこと、にしない。無知を知る。事実に驚く。それが、感性。
- 場所の地図や画像をリンクや貼り付ける。イメージが想像力や思考を起動する。
- 発表が終わってから、何を質問するか考えない。発表と同時に配布資料に、?マークや下線を引き、コメントを書きこむ。
今回は第三章までの発表が終了し、第四章以降は次回に行う。
【今後の授業について】
- ホームページの作成講習を徐々に始めていきたい。
- スタートのメニューから「アクセサリー」→「メモ帳」を立ち上げる。メモ帳にタグ付きのhtml設計図を書く。
- 年度末に自分の研究ホームページをつくり、公開する。
- ホームページ作成ソフトは使わない。原理を学び、タグで修正できるスキルを身に付ける。
- ホームページは、開始タグ<html>と終了タグ</html>から成る、入れ子構造が基本。
- 基本的なタブを覚えてホームページを作る。研究の内容自体が第一。見映えが良くても内容が乏しければ意味がない。
この後、5限のゼミに合流し、合宿についての連絡事項を確認した後、清水さんの研究発表を聞いた。
(杉崎)
2013年10月22日(天気)
第4回授業
欠席者:1名
遅刻者:なし
出席確認での「気の利いた一言」発言は、お互いを知るために5限の先輩達のクラスで行うことにして、先生が用意した内容に入る。
【前回の復習と補足】
- パワポの配布資料を印刷する際は、「プレビュー」を確認してから行う。
- 年度末の個人研究テーマの確定に向けて、研究のアイデアを、大学のデータベースを利用して具体的なデータ、資料と先行研究を検索して、研究の意義や概要を先生や他のゼミ生に説得的にプレゼンできるように今から準備を始める。その途上で出会う文献や情報を、どんどんRefWorksを使ってインポートする(参考文献リストを準備する)。
【課題テキストの事前学習】
- 映像資料:NHKアーカイブス「映像詩 里山 森と人 響きあう命」2008年放送(48分間)桜井洋子アナ、ゲスト:藻谷浩介、あん・まくどなるど、を視聴。
- 関連サイト:里山の力 http://www.nhk.or.jp/eco-channel/jp/satoyama/interview/motani01.html 確認。
次回から、課題テキストを分担して、要点をパワポで発表し、理解を確実にしていくことに。
(川村)
2013年10月15日(大型の台風接近で雨)
第3回授業
欠席者:なし
遅刻者:1名
前回の日記ページを確認。今回は、当番の仕事の確認、スライド配布資料の作成実習、情報検索とRefWorksの実習を行った。
【当番の仕事】
- 起動に時間が掛かるので、授業が始まる前に、教卓のパソコンの電源を入れておく。
【スライド配布資料の作成】
- 教卓のプリンターの電源ON、用紙フィールダー開閉、用紙セット
- スライド及び配布資料に、ヘッダーとフッター情報を入力し、すべてに適用
- 印刷設定画面で、印刷対象(配布資料)、1枚のスライド数、印刷部数などを設定して、プレビューで必ず確認、よければOKし、印刷実行。先生から順に配る。
【情報検索とRefWorks】
- 図書館ページのサービスからガイダンスビデオを視聴
- 学術情報検索ページの左メニュー一番下にあるRefWorksをクリックして起動。前回の課題で習得したログイン情報でログイン。
- 図書館のWINEで課題テキストを検索し、検索結果画面の上部にあるRefWorksのロゴをクリックし、自分のRefWorksアカウントにインポートしてみる。
- 借りた本だけでなくメモすべき図書文献等の情報をどんどんインポートしておく。必要に応じて、ブラウザーのお気に入りのようにフォルダを作って整理できる。
- 自分のRefWorksから、簡単に学術的要件を満たした参考文献リストが作成できる。まずは、どんどんインポートしてリストを増やす。
- 学術情報検索ページに、大学が契約して学生が無料で使える多数のデータベースがいろんな分野に応じてあり、その入り口がある。図書も論文も海外文献も、雑誌、新聞とそれぞれ入口がある。ログイン画面に移り、ログインして、検索語や条件を入力して検索する。これと思う検索結果の多くに、RefWorksのロゴがある。
- 個人研究のテーマを探すときに、そのテーマやキーワードでどんなデータがあるか、「先行研究」といってすでに他の人がどんな論文や記事を書いているのか、まず調べること。自分の研究の参考になり、基本とすること。先行研究に何を付け足すのか。
- データベースは大学が契約したり購入したものであり、利用者数の制限などがあるので、利用後は、必ずログアウトをクリックして終了すること。単に画面を閉じてしまうずっと利用中となって他の人の利用を妨げてしまう。
- RefWorksの使い方は各自でさらに自習しておくこと
5限は、パワポで2年生全員が自己紹介をして、その後は先輩達との飲み会に参加した。
(遠藤)
2013年10月8日(晴れ、蒸し暑い)
第2回授業
欠席者:なし
遅刻者:なし
【開始前】
- 出席確認で、順番に一言発言。「緊張をほぐす、声を出す、咄嗟のスピーチに慣れる、お互いを知る」などの効能。
- 前回の日記を確認。トップの画像。
- 当番は授業開始前にホワイトボードをきれいにし、先生の机の上に鍵を指してパソコンのスイッチを入れておくこと。
- 授業開始時に一斉にネットにアクセスすると不具合が生じるため、各自早めに来てログインしておくこと。それでも接続できない場合には、支援室の職員の方にサポートを依頼する。
- 委任カードと共にゼミ用コピーカードも順次回していく。コピーカードはゼミのためのみに利用のこと。
【プレゼンの仕方】
- スーパープレゼンテーションの映像(ムンバイの風力発電装置とインドの貧血症簡易発見装置を作った若者)から、効果的なプレゼンの仕方を学ぶ。
- WAVOCの職員鈴木さんのスライドをお手本とし、スライドの使い方(流れ、図とアニメーション)を学ぶ。
【情報検索の仕方】
- 大学図書館のHPからガイド&チュートリアルのサイトに飛び、映像を見て、特にCiniiとRefWorksの使い方を学んでおくこと。課題:RefWorksのログイン名とパスを取得
- 来週は5限にて2年生が自己紹介を行うため、各自パワポを準備しておくこと。
- 今後は課題図書の『里山資本主義』を分担して発表し、ディスカッションを行う(要約力、プレゼン力を養い、理解度を深める)。
引き続き上級生のゼミに参加。
(一ノ瀬)
2013年10月1日(雨のち曇り、台風通過のせいか蒸し暑い)
第1回授業
欠席者:なし
初回ということで、全員でゼミ運営上必要な事務所、ゼミロッカー室、ITセンター14号館マルチメディア支援室など巡回して手続きを確認し、607教室にてパソコンの利用の方法や約束事の確認を行う。また、大隈銅像前にて集合写真の撮影を行った。
- その日の当番は、3階の事務所にて学生証を預けて記帳し、1階のゼミロッカー室の鍵を借り、ロッカーからプリンター用紙を取ってくる(きちんと鍵をかける・私物は置かないなど、ロッカーの利用に留意)。
- 6階のMM支援室に行き「委任カード」(前回の当番から受け取っておく)を提示して受付ノートに記帳し、貸与ノートパソコン12台(職員の方が搬入)と教卓の鍵を受け取る。
- 先生が来られる前に、各自、PC・アクセサリー袋を取って起動させる(床の電源コンセント蓋やコード配線に注意)。
- 無線LANの接続を済ませ、メモ帳を起動させておく(当番は日記用メモを、他は備忘メモをとる。ファイル保存は、目立つデスクトップにおいてメール添付で自分宛てに送信するか、各自のUSBメモリー)。
- USBフラッシュメモリは、忘れ物や紛失が多い。個人情報が漏えいすれば個人、大学に対する責任・賠償問題になる。本体(メーカー、色)やパスワードの管理、個人情報の扱いなど、想像力を働かせて、日頃からセキュリティ動作を習慣にすること。
- 終了時には、無線LANの切断手続きをし、USBを安全に外し(シャットダウン後でも安全)、シャットダウンする。その後コインでコンセント蓋をきちんと閉じ(躓いたり、蓋を破壊することがないよう)、PCや机イスの片付けをし(職員や次回利用者の便を想像する)、609教室へ移動する。
- 当番は5限のゼミ終了後、「委任カード」を名簿順で次の人に渡し、プリント用紙をゼミロッカー室に戻し、鍵を事務所に返却し学生証をピックする。
- 数日以内に日記案を2年のメーリスに投稿する。。
- メール送受信の作法に留意。メールの控えCCを(ゼミメーリスではCc不要)。
- 欠席遅刻の事前もしくは事後連絡、無断欠席はなし。プライバシーが必要な連絡はメーリスでなく担任宛てメールで。
- 課題テキスト第一弾。課題テキストは、公共問題を扱った安価で入手しやすい、各自のゼミ論文の研究方法に役立つ、ことをポイントに選択。
5限の3,4年ゼミでは合宿の日程についてや先輩たちの軽い自己紹介、今後の1年生へのガイダンスについて相談した。
引き続き課題図書・自己紹介パワーポイント(第3回、5限の授業時に行なう)の作成を進めること。
(秋山)
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