Diary 2014

軽井沢セミナーハウス合宿で先輩たちと(10.12)
Always, now under Construction.
この日記は、ゼミナールT(政策科学研究)の活動内容を公開するものです。毎週当番が日記を書いてメーリングリストで担任とゼミ生に送信し、修正を加えてHP上で更新し、次の授業の冒頭で出席者全員で再確認しているものです。
個人情報保護の観点から、欠席者、遅刻・早退者の氏名はHP上では非掲載としています。その日の授業内容を要領よく記述する文章表現の訓練、毎週の授業内容の相互確認、当日欠席者への情報伝達、学部一年生向けのゼミ案内、などを目的としています。(担任・上沼)
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2015年1月20日(晴れ)
第14回授業
欠席者:なし
遅刻者:なし
前回の授業での段取りに基づき、今回はお互いのゼミ論文ホームページをピア・レビューした(ペアを組んで講評者を決めたが、ペアではなく<peer>ピア・レビュー)。
先輩クラスでのプレゼンのリハーサルでもあった。
- 石田君
問題がアジェンダ化しているのか。住人からはアンケートによると不満がうかがえるものの、実際には声があがってないという事実がある(杉橋)。
- 大塚君
工夫をしている自治体の例はあるが、実際難しい。企業が取り組むのが現実的では。国としての取り組み、さらに何がネックになっているか。または海外の事例を調べるのもひとつ(鈴木君)。
- 小梶さん
人口流出からの税収アップで地方活性化ができるかという問題。衛生費が唐突。植林になぜ使われるのかという話をもっと(藤田君、緑川さん)。
- 杉橋
実用的なプランが他地域にあるか。住民の意識が低く自治体と温度差がある。選挙の争点になるか。いいプランが実際に実現できるのかという問題について(石田君)。
- 鈴木君 学生がバイトになにを求めているのか。ブラック企業とブラックバイトの違いを明確に。企業名をだしているため、名誉棄損になる可能性を回避する処置を(大塚君)。
- 藤田君
パイロットの数と飛行機の数のバランス。なぜアメリカが航空自由化をしたのかを考える。なんでLCCが活発になるのが望ましいのかをしっかり論証すべき(小梶さん、緑川さん)。
- 松谷君
イギリスの高齢化のグラフも比較にほしい。イギリスの高齢化の理由。動機になったドキュメンタリーがほしい(清信君)。
- 緑川さん
どんな成果がでてるか、数値的なものはあるか。富山のコンパクトシティは批判もあるがそれも踏まえて。コンパクトシティ自体の評価としてはどうか(松谷君)。
- 清信君
画像の並べ方に工夫を。ドイツについてもっと詳しく。林業がうまくいかなかった理由と、国際市場の変化や木材の利用変化などの現状変化をふまえる(藤田君、小梶さん)。
次回の授業は、コースナビ上で行います。
(杉橋)
2015年1月13日(晴れ)
第13回授業
欠席者:1名(体調不良)
遅刻者:なし
年末年始の休業中に各自更新したファイルを、前日12日深夜を期限にCourse N@vi提出し、先生がファイルを大学のサーバーに初めてアップロードした。はじめに、形式的な指摘があった。
- 小梶:Zipフォルダの名前に(2)の追記があった。更新前と区別するためにフォルダ名に追記したのだろうけど、フォルダを複数作ると混乱するし、アップロード作業に影響する。フォルダは一つとしてフォルダ名も同一、更新日を更新することを基本とする。
- 杉橋君:蜜柑色で静岡県を象徴したいとのことだが、読むのに疲れるので、背景色を再考する余地がある。
- 鈴木君:画像が1点未表示なのは、画像の名前が半角英数でないのが原因。修正する。
- 藤田君:上部の余白が少ないので、余白のポイントを調整する。
ゼミ新役員が決定したので、来年度の合宿時期(一泊2日ではコスパが悪い。2泊3日としたい)、新ゼミ生指導方法(研究テーマの発見サポート)、など検討し提案するよう先生からお話があった。
次回のゼミでは、各自のゼミ論ホームページのペア・レビューを行う。ペアのHPを見て批評できる準備をしてきてください。相互講評後に、各自、修正更新をして今期末の提出を行います。ペアは、・・・・
- 小梶・藤田・緑川
- 清信・松谷
- 大塚・鈴木
- 杉橋・石田
また、次回のゼミU・Vでは、各自のHPを使って研究発表を行う。
(小梶)
2014年12月16日(雨)
第12回授業
欠席者:なし
遅刻者:なし
来年2月下旬のゼミOB会総会&就職相談会の開催案内文書等を、3年幹事長の鈴木君と会計担当の牧野君の指示の下、作成した。
- 住所タックシールの印刷と切り離し
- 先生挨拶状のコピー
- 式次第のコピー
- 会費納入のお願い文書のコピー
- 返信葉書、目隠しシールの枚数確認と班分け
次回は、年明け13日。前日深夜までにナビに更新ホームページを提出のこと。いよいよ、大学サーバーにアップロードへ。
(担任)
2014年12月9日(晴れ)
第11回授業
欠席者:2名
遅刻者:なし
先週に引き続き、各自更新したゼミ論ホームページを先生に講評していただいた。
【全員に共通する注意点】
- 先行研究を踏まえてから、自分の論文につなげること。自分の論文は、何を付け加えるのか。
- 欠席する場合には、Course N@viでのファイル提出に際して、論文に関する自分のコメント(どこを更新したかなど)を記入しておくこと。そうすれば、講評ができる。
以下、それぞれのゼミ生に対するご指摘を列挙する。
【石田】
- 新交通システムの導入事例を調べる際は、導入された背景や利害関係者の動きに注意すること。
- まだ、参考文献が少ない。『鉄道復権』など読んでみたらいい。
【大塚君】
- 引用タグ<blockquote>によって、関連する法律を挙げたのがGOOD。
- 関連法律条文を根拠とし、それを分かりやすく自分の表現で解説して記述し、論述の流れを作ること。
- なぜ、そのような関連法案や制度導入が行われたのか。背景となるデータや政策案、それを政策過程に持ち込んだアクター、また、その政策の効果、影響などを調べて、書き込むこと。
【小梶さん】
- ふるさと納税による6000万円の収入が、何年度の話なのか、また町の予算の中ではどれくらいの数値なのかを示すこと。
- ふるさと納税を始める前と、始めた後とでの町の変化を調べること。
- ふるさと納税に関する東川町の調査報告書があるのか確認する。必要なら、町の担当者にメールで問い合わせる。
- 画像の出典を必ず示すこと。
【杉橋君】
- 第5章以下の文章が、直前の箇条書きのリスト構造の終了タグが欠けているせいで、下がっているので直すこと。終了タグを忘れない。
- 「はじめに」は、読者を引き込むテキスト。自分の研究動機が私たちの、社会の課題だと共感を得るよう具体的に書く。同時に、以降の文章の展開に繋がる、「伏線」となるような文章表現にすること。
【鈴木君】
- 「章立て」では、「第○章」という見出しは先に列挙してあるので、本文では繰り返し書かない。見出しは、章立て、だけとし、各章の要旨はそのまま記述する。
- 各項目の本文は、項目のすぐ下に書くのではなく、段落<p>タグを入れて、一行開けること。
- 引用部分は区別すること。引用タグ<blockquote> </blockquote>を使う。
【藤田君】
- 図とテキストの配置がGOOD。テキストを図に回り込ませていて、内容はともかくレイアウトがいい。図の両側に空白が大きくあくと、不安になる。
- LCCについての表面的な記述は進んだ。ただ、考察の深まりがない。論文の核になるところを深めること。また、なぜ自分の問題が公共の問題になるかをはっきりさせること。
- NHK「地方発ドキュメンタリー 地方空港はつらいよ 格安航空誘致奮闘記」の茨城空港の事例を参考にする。
【松谷君】
- いよいよ英国の事例の考察に入った。NHSなど医療制度や政策との関連も含め、かなり複雑のようだ。とことん、疑問点を調べて咀嚼して、読者に分かりやすく、チャート図など図表も利用して記述すること。
- 文化も歴史も政策も異なるのだから、まず、英国の事例をしっかり押さえないと、日本に応用できるのか、比較できるのかの議論にならない。
- 画像は、右に配置したり文章と絡ませたりして見やすくすること。
- 「見出し」とテキストの間の空白が大きい(すぎる)。要チェック。
【緑川さん】
- 「エコシティ」や「コンパクトシティ」、「低炭素社会」などの言葉が、どのように生まれたのか、またなぜ名前が変わったのかなど、管轄する省庁に注目しながらそのプロセスをはっきりさせる。
- 平成○(西暦○)年という書き方に統一する。
- 各項目の本文は、項目のすぐ下に書くのではなく一行開けること。一見して、項目だと了解されるように。
【清信君】
- 画像のキャプションは、画像の下に置くこと。
- 1.2.3.…などの節の位置をそろえること。
- 文章を図の周りに回り込ませるなど、より読みやすいレイアウトに。
- ドイツの林業の概説や一般論を調べるだけでなく、ドイツの政策や制度から日本の林業をどうするかのヒントとなるよう、ここでなぜドイツの林業を見るのか、視点やポイントを明確にし、考察を深めていくこと。
次回のゼミ論の講評は、冬休み明け。各自、冬休み中に資料を集め読み込み、あるいは調査をし、材料を溜め込んで、ゼミ論を書き進めること。次回の授業は、OB会の準備作業です。
(石田)
2014年12月2日(晴れ)
第10回授業
欠席者:なし
遅刻者:なし
先生から、年末年始の休業中に、更新材料を集中して収集し(資料を読む、写真を撮る、インタビューするなど)、書き進めておくよう指導があった。
先週に引き続き各自のHPについて講評をしていただいた。
以下、それぞれのゼミ生に対するご指摘を列挙する。
【石田君】
- 図に回り込んでテキストを書くなど、図とテキストのレイアウトが落ち着いてきた。
- 図のキャプションの位置もよくなった。小見出しとテキストとの区別もできた。
- 家族にでも読んでもらって文章を推敲すべし。読み手に分かりやすい文章にする。必要なら、図表などを補う。
- 鉄道に代わる交通システムの実現可能性について、推進アクターなどを絡めて調べる。
【大塚】
- 参考文献の著者に関して、所属や地位など詳しい説明を括弧で書くと、読者に親切。
- 「政策の流れ」モデルのように、このアジェンダ設定や政策案の背景など再現できるよう、アクターや世論をデータを絡めて記述すること。
- 更新日の記述を忘れないこと。
- 企業の取り組み状況も調べる。
- 法律や行政指導の内容を記述に使うときは、引用タグ<blockquote></blockquote>を用いて、議論を進めていくための根拠を強くするとともに、どこまでがコピペでどこまでが自分の言葉による記述なのかをはっきりさせること。
【小梶さん】
- 地名にはフリガナや地図を貼ってわかりやすくする。あやふやだと読者は、読みに違和感を感じつづけ、作者やテーマとの一体感を持てない。
- コピペ(引用)でも構わないが、元テキストから一旦離れて、資料などの素材を自分なりの言葉で説明する、咀嚼する。不案内な読者に、資料や素材を論理的に並べて、自分の言葉で易しく語る。
- 政策過程に関して、前期に輪読した政策の窓モデルを参考にしてもう少し詳しく調べて記述する。
- 一段落一文では、読んでくれない。改行をして読みやすい文章にする。
【杉橋君】
- 地図が増えて、わかりやすくなった。
- 防災チームなどの組織図も、説明に効果的である。
- zipでの提出方法を再確認する。
- 段落の作り方、段落内での改行を確認し、レイアウトでも論理展開が一目瞭然とする。
- コピペではなく自分の言葉で咀嚼して記述する。
- そうすれば、論理が明確になり、必要な考察や資料、データなどが芋づる式に出てくる。
【鈴木君】
- テーマを反映しての背景色のようだが、暗すぎる。読む意欲が沸くよう再考する。
- 研究動機をもっと書き込む。ブラック企業が嫌なら辞めればいい、という話にならぬよう、これが重要なテーマであるという思いを根拠を示して記述する。
- ブラック企業を告発している団体等への言及はあるが、対策を実施している行政などの政策過程を調べて記述する。
- 章立ての中に「研究概要」を入れてスッキリさせる。
- 一段落一文が多い。段落のなかで改行して読みやすくする。
- 図が見にくいので編集する。
- 参考文献でのリンクには、URLも記述する。
【藤田君】
- LCCの全体像を示す図表が使われて、分かり易くなった。
- 成長しない原因の一つは、空港使用料が割高だというが、航空自由化政策の遅れを含めて、原因となる経緯の政策過程を調べて明らかにする。
- 更新日の更新を忘れないこと。
【松谷君】
- リンクテキストは出典まで明記する。
- 会員制のテキストのリンクは、読者が読めないのだから、本文に引用タグを使って必要箇所を引用するか、あるいは、自分の言葉で要約して本文に記述する。
- 論文の肝は、イギリスの対策のシステムである。そについてもっと踏み込む記述を、まず行う。
【緑川さん】
- 注目すべき先行事例の全体が分かる図が入って効果的になった。
- コンパクトシティなどの他の政策プログラムとの差異を明確にすると、論文のテーマが一層明確になる。
- 年度別で表現するときは<p>タグをいれて、視覚的にスッキリとさせる。
【清信君】
- 図にキャプションをくっつけない。改行タグを入れて、少し離す。
- 図が多くなり、分かりやすくなった。が、すべてセンターになってしまっている。図の挿入タグの記述のなかで、半角を空けて、位置を指定するプロパティ情報 align="left(right)"を書く。
- 図に対して文章が少ないので加筆しておくこと。
- そもそも日本の林業の成長がなぜ必要かという議論も含める。以前は、川下の漁業への影響、貯水機能、土壌涵養・保全などが根拠とされた。
- 自分で撮った写真を貼るときは、撮影日も入れる。
次回も引き続きHPの修正を行い、月曜までに修正したHPを提出すること。
(大塚)
2014年11月25日(寒い雨)
第9回授業
欠席者:1名
遅刻者:なし
当番は、時間節約のため、教卓パソコンを立ち上げる(電源オン)ところまでする。
先週に引き続き、各自のHPの更新部分について講評をしていただいた。
以下、それぞれのゼミ生に対する主な指摘を列挙する。
【石田君】
- テキストを関連する図の周りにまわしたのは、良い。箇条書きで、レイアウトも見やすくなった。論理展開がすっきりした感じとなった。
- かなり記述が進んでいるが、課題が何か明確にすると、更なる考察の必要性やアイデアが導かれ、政策提言に向かうことができる。
- 用語LRT,BRTは、日本語表記があるなら、そちらで記述し、括弧で略称や頭文字で補う方がわかりやすい。調べること。
- リスト構造で項目を書くなら、その前段にリード文を記述して項目に橋渡しをすると、読む人にとってわかりやすくなる。
- 項目を書き、その下から記述するとごちゃごちゃする。項目を小見出しとし、テキスト記述の前に行間を空ける、テキストに段落を設けるなどレイアウトに注意。見やすくなり、読みたくなるように。
【大塚君】
- 今回、定年・雇用延長策の概要が記述されていて、焦点が明らかになってきた。
- 政府が政策の背景をどう認識し、どのような政策過程を経て立法したのか。まさに、政策過程をもっと掘り下げて欲しい。
- まず、政府が何をし、どういう結果となっているのか。それはNPOや自治体の活動にどのような影響を与えているのか。
【小梶さん】
- 読み手に分かりやすいようにグラフや図などを作っており、よい。
- 考察のポイントとなるので、ふるさと納税の立法の政策過程をしっかりと記述すること。
- 地名のふり仮名を漢字のあとに括弧でつける。
- 参考文献のところで、箇条書きの終了タグを落としているので、次の水平線以下が影響を受けている。修正しておくこと。
- 研究動機の項での図の位置が不自然である。関連するテキストの近くに画像を置くこと。
- 参考文献で、参照ホームページの掲示者が不明なのが2つある。掲示者をまず、最初に記述し、その後にリンクテキストを続ける。
【杉橋君】
- 静岡県の防災プランの特徴をまず押さえる、という研究方向は評価できる。
- プラン作りに至る経緯やアクター、事件など、課題テキストで学んだ「政策過程」をしっかり調べて明らかにすること。
- 出来事は、西暦も年号と併せて書くとよい。
- 関連する組織を横断的につなげたというのがポイントならば、組織図など図解があると分かりやすい。
- 概要の項目は、研究計画書の段階で必要だが、ゼミ論文では、本文の章立てのテキストの中で記述する。あるいは、研究動機の項目で、動機に続けて、本論文ではこれこれの順序で考察する、と概要を記述する。
【鈴木君】
- 参考資料からとってきた「表」が余白が大きすぎて変。自分で表<table>タグを使って記述した方がよい。
- 段落と頭出しをしっかりと記述し、見た目もすっきりとして読みやすくする。
- 課題テキストで学んだ「アジェンダ・セッティング」の問題である。問題ならばバイトを辞めればいい、という見方を否定する、研究の意義や必要性をしっかりと記述する。例えば、どのくらいの人たちが「ブラックバイト」の中、辞めにくいなどといった状況の中にあるのか。いつ「ブラックバイト」が問題とされるようになったのか。この語はだれがいつ使うようになったのか。どのような人たちが「ブラックバイト」に対してどのような取り組みを行っているのか。厚労省や労基署の取り組みはどうか。
- そもそもバイトは、どのような政策や規制が行われているのか。海外ではどうか。
【藤田君】
- 研究テーマの焦点を明確にしたのは評価できる。テーマ及びサブテーマについては、研究を深めながら相応しいものにしていく。
- LCCの全体像あるいは、ニーズが、画像なども利用され、大分分かりやすくなった。
- 海外よりも出足が遅れたこと、あるいは割高な空港利用料が原因であるようだ。課題解決のためにも、そうした事情や経緯について、政策過程を明確にしておく。
- 画像が見えないのは、画像ファイルの出所が自分のパソコンになっているため。パスを修正しておくこと。
【松谷君】
- 欠席して遅れた分が、今回、大分キャッチアップされた。
- タイトルとサブタイトルのポイントが同じになっているので、差をつける。
- 文体は「ですます調」ではなく、「〜だ」「〜である」などの論文調にすること。
- 英国の政策に学ぶというのがポイントだから、まず、英国の事例を記述してくれないと、十分なコメントもできない。
【緑川さん】
- 地名や名前など特有の読み方がある場合が多い。括弧をつけてふり仮名を振る。安心して確実に読める、ということは、対象やテキスト理解にとっても大事なこと。
- まず、エコシティの概念の説明ではなく、注目すべき取り組み事例を最初に持ってきて読者の関心を惹きつけることができている。
- 事例はポイントだから、話題にしている地域の地図を載せるべし。理解度、親密度が違う。
- 地域の取り組みの象徴として、ペレット・ストーブの図が今回示された。それは良いが、地域の学校、病院などさまざまな拠点を繋げる仕組みを表現した図解の方がもっと良い。
- エコシティ政策のほかに、スマートシティとか、コンパクトシティといった政策、あるいはプログラムがある。それらとの対比のなかでエコシティ政策の特徴を際立たせると理解が進むのでは。
【清信】
- 図が少ないので、足すこと。
- 読者を引きつける工夫をする。
- リンクのPDFでかなり詳しい情報を見ることができる。しかし、読者に読んで参考にしてください、としなしで、どこが大事なのかなど、自分の言葉で本文中で説明を加える。それが、論文の、従って筆者の、考察の流れにつながる。
- 岡山県がどういう取り組みをしているのか、それに対して政府は何をしているのか。
- 海外諸国の林業政策が少し明らかになったが、政策過程を中心に掘り下げる。
次回は、今回の指摘を受けて更新し、ファイルをナビにて提出し、各自のページを合評する。
(清信)
2014年11月18日(晴れ)
第8回授業
欠席者:1名
遅刻者:なし
本日は前回に引き続いて、個人のホームページの確認を行った。また、今回は、先生からタグの記述に関する指摘だけではなく、内容に関する指摘も受けた。
比較的指摘された人が多かった点をまず記します。
- 研究動機が不足している。
- 文章が長く読みにくくならないように、<br>や<p>のタグを使用する。
- 具体的な事例を盛り込んでテーマがわからない人にも注目してもらえるようにする。
次に個々に受けた指摘を記します。
【清信君】
- 具体的な地名を上げながら研究を進める。
- 様々な事例を研究して最後は地域に戻ってくるようにする。
- 具体的な着目点から過渡期である日本の林業の現状や歴史を説明していく。
- リスト構造をつかって読みやすくする。
【緑川】
- エコシティの注目ポイントを挙げながら研究を進め、出来ればテーマをもう少ししぼる。
- 日本で成功した事例を挙げて、その次に具体的な政策過程を説明する。
- 事例をもとにしながらエコシティを説明していくような章立てに変更する。
- エコシティの具体的事例から課題を挙げていく。
【松谷君】
- ホームページ「アルク」等を使用して、画像名はローマ字ではなく英語にする
- 主題とサブタイトルの文字が大きいので小さくする。また文章のはじめは一文字さげる。
- 日本と英国の似たような介護現場の状況があげられればよい。
- イギリスの具体的な事例を地域単位でみて、その地域の中でNPO、行政等はどうしているのかみる。
- まず日本の介護の現状を説明し、それを補足する政策を調べる。一方でイギリスはどうなっているのか調べ日英の比較を行う。
- 参考文献の書き方に注意する。
【藤田君】
- 表でもよいが、リストでも書けるものはリストでかく。
- 明確に以前の航空行政とどういう変化があったのかわかる章立てにする。
- LCCの課題は何か、LCCを促進することでどういう効果があるのか、日本の旅客等にとってどういう影響がありメリットがあるのかを説明する。
- 視覚的にLCCがわかるような図を入れる。
【鈴木君】
- 研究概要が読みづらいので、研究概要の中に各章でなにをやるのかを含めて説明する。
- アルバイトということがポイントになるので日本のアルバイトはどういう仕組みになっているのか調べる。
- ブラックバイトの事件簿だけではなく、働きやすい環境とは何か、それを実現するにはどうしたらよいのか、ブラックバイトを防ぐにはどうしたらよいか、等の政策につなげる。
【杉橋君】
- 静岡県の現在の防災対策の指揮体制はどういう人がどういう経緯で作成し、どういう内容なのか調べる。
- 住民のヒアリングやアンケートを行い住民は何が不足していると感じているのかとらえる。
- 以上のことが静岡県民以外にもわかるように説明する。
【小梶さん】
- テーマは非常に面白いので引き続きふるさと納税について調べる。
- 参考文献のリンクは著者やURLにまでリンクテキストをはる必要はない。終了タグを必ず入れる。
【大塚君】
- 自治体による高齢者の雇用促進の事例を集める。
- 図が小さくて見ずらい場合に文章で補足しているのはよい。
- 参考文献の前には<hr>を入れる。
【石田君】
- 前回に比べると段落や改行により読みやすくなった。
- 図と注釈の間には隙間を作る。
- 図の周りに空白があると寂しいので図に回り込んで文章があるとよい。
来週も引き続きホームページの修正を行い、月曜日までに修正したホームページを提出する。
(緑川)
2014年11月11日(雨)
第7回授業
欠席者:1名(忌引き)
遅刻者:1名(鉄道遅延)
本日も、それぞれのホームページをブラウザとTeraPadで開いて、先生がチェックを入れました。指摘のメモをつけられるよう、TeraPadを一部印刷しました。以下、指摘をうけたものを箇条書きで記します。
- ゼミ論ホームページのフォルダは一つだけとし、更新ごとに日付等をつけてフォルダを管理することは避ける。バックアップ・備忘録・未使用・予備などのファイルは、別なフォルダで管理し、提出用フォルダに絶対含めない。
- 水平線のサイズ(太さ)に注意。hr=1など小さ目に設定すること。
- リンク先がpdfの場合でも、ページ・リンクとおなじようにurlを<a href=””>にアドレスをいれる。
- 章立てのリスト構造で、各章(つまり項目)を見出し指定はしない。
- 本文テキストを書く際は、文頭を全角1文字あけ、改行と段落変えなどで、ダラダラ書かない。論理的な思考力と描写力が試される。
- 見出しなどの大きさは、統一して、一見して全体の論理展開が見てとれるようなレイアウトとする。無論、見出し終了タグでサイズを間違えない。
- 半角スぺースは、ブラウザでは反映しないので全角スペースとする。
- 文章の終わりに改行タグ<hr>を付ける。次の段落の文章との間に段落タグ<p>をつけること。ブラウザ上のレイアウトと、TeraPad上のレイアウトが対応するように(修正・加筆箇所をすぐ見つけられる)記述すること。
- 見出しタグ<h>には、終了タグ</h>タグのみ必要で、改行タグは不要。
- リストの項目には改行タグはいらない。項目の記述を2行や3行にするときのみ、改行タグを付ける。
- 画像の挿入タグの後に、改行タグ<br>を入れ、続いて画像の出典や説明などのキャプションを付けること。
- 参考文献の見出しの大きさは、章のそれと同じにする。わざわざ小さくすることはない。前の水平線タグで本文テキストと区別できるので。
今週は内容にあまり深く入れなかったので、来週はもっと内容をつめて、加筆してくること。また、今週通りコースナビで修正版を提出すること。
(松谷)
2014年11月4日(晴れ)
第6回授業
欠席者:2名
遅刻者:1名
授業の初めに、早慶戦が行われていることにちなんで、「早稲田の栄光」をCD伴奏入りで先生指導のもと、歌った。早慶戦に勝利した時だけ歌われ、最近では卒業式などでも歌われることが多いが、学生は殆ど歌えない。この機会に覚えよう。
次に、各自のゼミ論HPの講評を行った。各自、コメントがあった箇所を直したのちに提出すること。
- 更新日をきちんと更新すること。
- 練習ファイルや備忘録ファイルなどは、フォルダに置かないこと。
- 研究動機や概要など、しっかりと読み手を引き込み納得させるような、情報と描写を工夫すること。まず、どんどん書き込み、次に推敲する。
- 見出しの大きさをそろえること。本文テキストなどとバランスに気をつける。小見出しや、箇条書きを使い、本文構成のレイアウトをすっきりと一見して判るようにすること。
- テキストだけでは読まれない。また、百聞は一見に如かずという。画像を適宜挿入すること。ただし、サイズは必要最小限に修正すること。
- 参考文献の書き方をきちんと守ること。リンクでは、そのHPのどのページを参照したのか判るよう、リンクテキストを具体的に記載すること。リンクに続けて、そのURL=http・・として付記すること。
以上のことなどに留意し、提出を行うこと。期限は11月10日(月)、.zipファイルで提出すること。
(藤田)
2014年10月28日(晴れ)
第5回授業
欠席者:3名
遅刻者:なし
【各人のゼミ論HPの提出を、コースナビ上で行った】
- 提出方法はzipファイル形式で、自分の名前のフォルダを登録して提出。
- 注意:フォルダ内に使用しない「jpg画像」や、更新途中や仮作業の「html」やメモ帳などを入れたままにしないこと。整理整頓して、必要なファイルだけを格納する。
- jpgフォルダ内の画像ファイルは、大学サーバー上の本ゼミ全体の割り当てサイズを考慮して、必要最小限のサイズにする。標準ソフトのpaintを使い、サイズ縮小とトリミングを行い、jpgで半角英数で名前を付ける。
【提出後、大塚・小梶・杉橋・鈴木のHPを確認し、講評】
主な注意点:
- 右端の名前・学部が、講習時の赤文字の者が多い。タグを削除して、黒に。
- 無駄なスペースや改行タグ<br>が多い。改行タグは、文末に付ける。
- テキストにも見出しと同じ大きさの文字を使っている。きちんと分けて使う。
- 一番最後の「更新日」と「著作権」表記に関する記載をきちんと書く。
- 画像が大きい人が多い。ピクセルでサイズを落とし、最適になるよう何度か繰り返す。
- 研究概要が目次のタイトルだけの者もいる。少しずつ加筆する。
- 見出しのサイズのバランスが悪い。タイトルとサブタイトル、章立て、参考文献など
区別するものと、同じサイズに統一するものと、レイアウトを考えて行う。
- 参考文献の書き方が不正確である。以前、図書館講習で学んだ書き方に従うこと。
次回までに、各自のHPを修正しておくこと。
(鈴木)
2014年10月21日(晴れ)
第4回授業
欠席者:1名
遅刻者:なし
授業のはじめに、「ペイント」を使っての画像編集の復習を行った。順序は、サイズの縮小をしてから、トリミングをし、名前を付けて保存。保存はPNGなどではなく、JPGですること、拡張子を消すと画像が読み込めないことを確認した。
ホームページの更新作業と提出のため、USBメモリにフォルダを作成し、圧縮する。万が一のため、USBに名前を書いておくとよい。
【ディレクトリー】
USBに「新しいフォルダ」を新規作成し、半角英数で各自の苗字で名前をつける。そのフォルダの中に、TeraPadで作成した各自のindex.htmlファイルと、新たにフォルダを作成してjpgの名前を付ける。jpgフォルダには、前回加工した画像(green_house.jpg)を格納する。
【テーマ、サブテーマ、所属、氏名】
見出しタグを、改行タグで区切り、位置を指定するため、中央揃えタグ<center>や右寄せの属性(プロパティ)指定<h4 align=right> </h4>を書く。
【章立ての箇条書き】
箇条書きを「リスト構造」という。「順番なし」(unordered)リスト項目(list item)タグ<ul>や、「順序づけ」(ordered)リスト<ol>がある。項目<li>タグは開始タグだけでよい。
<ul>
<li>第一章
<li>第二章
<li>第三章
</ul>
【画像の挿入とパス】
htmlファイルから画像を読み込むには、住所(ディレクトリ)を考えて、まず、jpgフォルダに行き、そこに格納されたjpg画像への道順(パス)を書く。画像の挿入タグは、image sorceの母音を除き、<img src=”jpg/green_house.jpg”>。
画像の位置を指定するときには、画像名に続いてタグのなかに位置属性を記述。
<img src=”jpg/green_house.jpg”align=right>
<p>
<img src="jpg/画像ファイル名" 配置>
</p>
【リンクを貼る】
リンクタグは、錨(anchor)を下ろす(参照 hyper reference)で、<a href>。
<a href="リンク先URL">リンク先を示すテキスト</a>
【参考文献】
本文と区別、区画するために水平線 <hr>を書く。次に、見出しを書き、順番なしのリスト構造を書く。参考文献の書き方は、
<h4>参考文献</h4>
<ul>
<li>著者(出版年)『書名』出版社。
<li>著者(刊行年)「論文名」編者名『論文集名』出版社、pp論文開始ページと終了ページ。
<li>団体名、ホームページ名、閲覧日時、URL
</ul>
【更新日と著作権署名】
提出ファイルがいる更新されたものか明確にすること。
Last update:2014/10/21
著作権マークのタグ(記号と数字の組み合わせ)と強調つき(<em>)署名。
次回までに、春学期末に仕上げた自分のゼミ論研究計画書の諸事項を盛り込み、ホームページを作成しておくこと。
(杉橋)
2014年10月11−12日(天気)
第3回授業「軽井沢セミナーハウス合宿」
欠席者:7名
- 合宿の模様は、上級生のゼミ日記を参照。
- 事前に日程調整をして決定したにも関わらず、2年生の参加者が3名のみ。早稲田祭や他の学生行事などが欠席理由。大変残念。次回から2年生が中心になって合宿を運営する予定だが、大丈夫かいな。
- 他のゼミのように、授業休業期間に2泊3日実施することを検討しよう。
- 教室授業と違い、地方の大学施設で泊りがけで語らう貴重な経験であった。
(担任)
2014年10月7日(晴れ)
第2回授業
欠席者:なし
遅刻者:1名
前回に続き、個人研究成果発表のホームページ作成のため、講習を行った。
【ホームページ講習】
今回の課題は、画像の加工と余白の設定など。
【画像の加工】
- .jpgは、画像であることを示す拡張子。他に、gifやpngやbmpなどがある。サイズが大きいほど鮮明だが、読み込みに時間がかかり、また、ゼミの大学サーバー割当量に制限があるため一人で多く使えば他が使えなくなる。そこで、サイズが小さく圧縮率が大きいjpgに変換して、必要なトリミングを行い、サーバーに転送できる「半角英数」の名前を付ける。
- 画像加工のソフトとして、ウィンドウズ標準の「ペイント」を使う。
- スタート→アクセサリ→ペイント
- メニューバーの左端のプルダウン・アイコンから、「開く」で、加工する画像の保存先を選択して呼び出す。今回は、合宿を行う軽井沢セミナーハウスに復元保存されている本学の前身である東京専門学校の第一回卒業写真の背景となている校舎「グリーンハウス」を使う。
- メニューの「ホーム」タブから、「サイズの変更」をクリック。単位は、「ピクセル」を選ぶ。例えば、「水平方向」のピクセル値を300とすると、「縦横比を維持する」(チェック入り)設定から垂直方向の値が自動変更。ピクセル値を適当に何度か変更してみる。出来た画像の四隅と中点にハンドラーが付く。
- サイズが変更できたら、必要な部分を切り出す「トリミング」。「選択」をクリックするとカーソルが十字になるので、画像上で範囲を調整して、「トリミング」をクリック。
- メニューバーの左端のプルダウン・アイコンから、「名前をつけて保存」をクリック。「ファイルの種類」:JPEG、「ファイル名」:半角英数モード。名前のヒントはウェブ英単語辞書http://www.alc.co.jp/などを使う。名前ではスペースを使わず、アンダーバー_使う。「green_house」。保存先を指定。
【シートを使って背景色・文字色とページの余白を設定】
- お手本htmlをメモ帳で開いて、スタイル・シートの記述部分をコピーして、各自のHPの<head></head>の間に貼り付ける。
- 色見本とRGB値の見本サイト http://www.zspc.com/color/index.html(注釈タグでメモを保存すること)を立ち上げて、各自の好みの背景色と文字色の「数字と記号の組み合わせ値」をコピペする。
- 背景色: background-color: #33CCFF;
- 文字色: text=#CC0000;
- 余白: margin-top: 50pt; margin-bottom: 50pt; margin-left: 75pt margin-right: 70pt
- セミコロン; 区切り コロン: 定義 pt:ポイント
- 以上を試してみて、自分のHPに背景色と文字色、余白を設定する。
- 文字を中央に配置するタグは、 <center> </center>。各自の論文テーマ、副題の見出しを中央寄せにする。
- 文字を右寄せするタグは、 <h3 align=right>。各自、ゼミ名、学部学年、氏名を記述する。
- 文章(テキスト)の文頭は、全角1文字開ける。
次回までの課題として、お手本を見ながら、春学期末に仕上げた各自の研究計画書の情報をホームページに盛り込む。USBメモリを次週必ず持ってくる。
(小梶)
2014年9月30日(快晴)
秋学期第1回授業
欠席者:1名(体調不良)
遅刻者:なし
後期の初回授業ということで、授業概要と到達目標、および授業の注意や約束事などの確認した後、ホームページ作成講習を行った。特にタグ付きの記述の方法を、過去のゼミ日記を参考に学んだ。
【ホームページ作成講習】
- HP作成ソフトは使わず、原理を学び、タグで書き、修正できるようにする。
- あくまでも研究内容が第一であり、見栄え(見映え)は二の次。
- スタートのメニューから「ツール」→ TeraPadを立ち上げる。
- メモ帳と比べ、タグに色がつき、行数が出て、講習には便利。
- TeraPadとブラウザ表示のウィンドウをデスクトップ半々に調整して両方開き、相互を見比べながら作業しつつ、上書き保存をし、ブラウザのリロードをクリックして更新を繰り返して進める。
- TeraPadでタグつきの記述をする際は、左右にスライダーを動かす必要のないよう、右端で折り返す(メニューの「表示」に折り返し行指定あり)。
- 基本的なタグとして、<html></html>=HPですよ ,<head></head>=タイトル指定や余白設定などヘッダー部分、<body></body>=ページの内容・本体などのように「開始タグ」と「終了タグ」を対にして、入れ子型(マトリョーシカ型)の構造で書く(改行タグや箇条書きの項目タグなど例外のタグもあり)。
- また、タグには色々な種類がある。<br>=break=改行(ただし末尾に<br>を書いたらエンター・キーを押して改行する)、<font color="色(英語でred)">=文字に色をつける、<p>=paragraph= 段落、<h>=headline=見出し(例えば<h1>のように後についた数字で見出しの大きさを指定でき、数字を大きくするほど縮小化)、<hr>=horizontal rule=水平線、<!--注釈-->=メモ(ホームページには反映されず、メモや注記に利用)などもある。
- TeraPadとブラウザ表示のレイアウトが同型になるように記述する。例えば、文末に改行タグを入れたら、改行を実行する。テキストとテキストの段落の位置と同じように段落タグを置く。同型にして展開すれば、修正箇所や更新箇所の位置が、一見してすぐ分かる。
次週もホームページ作成講習を行うため、各自今回の復習と予習、欠席した者は追いつくよう努力すること。
講習用ファイル等を保存するため、USBメモリーを持参する。
(大塚)
2014年7月22日(晴れ:梅雨明け宣言)
第15回授業
期末試験期間中にて、授業をCourse N@viで実施します。課題は以下の通り。
今学期の成果として、また、夏休みの研究のための、研究計画書(提出版)スライドを期限設定に注意して、提出してください。
提出期限後に、順次、コメントをCourse N@vi上で行い、コメントを受けての修正版を改めて期間設定し直して、提出してもらう予定です。それを基に、最終成績評価をつけます。メール等による提出は、気づかなかったりする事故がありますので厳禁。
提出期間:2014/07/15 19:00〜2014/07/28 23:59
(担任)
2014年7月15日(晴れ)
第14回授業
欠席者:なし
遅刻者:なし
今回は、前回の発表でのコメントを踏まえて作成、Course N@viのレポート機能を使い提出した研究計画書(修正版)を、一人5分以内でプレゼンし、合評した。
冒頭、先生からパワーポイントに関して、以下の注意があった。
- 前回の提出ファイルと混同しないよう、ファイル名には「修正版」などの情報を適宜付け加えること。
【石田】研究テーマ:「菖蒲町における交通改善」
コメント:
- 交通の便がよくなれば地域経済が活性化する、というのは短絡的では。町にある資源の活用とか住民や行政のニーズなど、もう少し実態を調べる。
- 「自分の問題」が「町の問題」となるか、根拠が不十分。
- 菖蒲町以外の地域における交通改善の事例も調べる。
【大塚君】研究テーマ:「超高齢社会における労働政策−定年後の「働き」を考える−」
コメント:
- 前回のテーマからの変更。研究動機において身近な問題を公的な問題として、また若者世代の将来の問題として捉えている。
- 政府は、団塊世代の大量退職時期と年金支給額・時期の修正を受けて、業界団体に定年延長を働きかけているが、両者の思惑もあって難しい問題である。労働市場の規制緩和の動きとの関連。
- 大手の半導体企業では、希望退職に応じた社員がアジア諸国の企業に就職しているというニュースもある。
- 自治体のシルバー人材センターなどあるが、「コミュニティ・ビジネス」というのは具体的に何を指しているのか。注目事例があるのか。「ワークシェアリング」についても同様。
- ポイントは、増大する高齢者の生活の質をどう支えていくのか、国、地方、NPOなどの連携も含めて、労働、健康、生き甲斐の問題を切り離さず関連付けて、具体的な事例を見つけて学ぶこと。
【小梶さん】研究テーマ:「ふるさと納税のこれから」
コメント:
- 前回からのテーマ変更。他の授業で学んで興味を持った。前回テーマよりは展開に興味が持てる。
- 「ふるさと納税」は、総務省の所管だよね。
- 他の自治体に地方税を納税すれば、現住所で税負担しなくてよい、との説明は本当か。
- 実例も含めてふるさと納税の仕組みを調べて。いわゆるネットでのファンド・レイジングとは違うよね。
- ふるさと納税と地域振興が、具体的にどう結びつき効果を挙げているのか。課題は何か。
【杉橋君】研究テーマ:「ナショナリズムの暴走を抑えるには−ヘイトスピーチについて考える−」
コメント:
- ヘイトスピーチがナショナリズムを煽り、日本の評判を落とすとの研究動機。過去の判例や、諸外国での規制策など調べるとの章立て。
- 最近、ある事件の裁判で上告棄却と賠償金支払い命令があった。それに関連して、章立てにあるような論点の紹介記事が掲載されている。研究が深まるか。この先どういう風に展開、政策提言していくか。レポートで終わるのではないか。
- ナショナリズムの暴走、とあるが「ナショナリズム」の一語にも多様な意味と歴史がある。
- 参考文献の書き方が間違っています。修正のこと。
【鈴木君】研究テーマ:「ブラックバイト」
コメント:
- 前回からのテーマ変更。
- バイトは嫌なら辞めればいいのでは?そういう企業は市場から退出するのでは。なぜ存続しているのか。
- 自分の問題が社会や公的な問題なのだ、と説得的に示されていない。
【藤田君】研究テーマ:「格安輸送機関の今後」
コメント:
- 具体的な地域経済、自治体との関連性にフォーカスする。
- 参考文献を、スライドの範囲だけに限ったようだが、先行研究や今後の展開を示すため、しっかりと書く。
【松谷君】研究テーマ:「高齢化問題−介護福祉士の育成−」
コメント:
- 3年の鈴木君の同様の研究から、何を学び、何を付け加えるのか。
- 官民の協力、イギリスでの移民政策の例なども調べて掘り下げる。
【緑川さん】研究テーマ:「都市における環境政策−エコシティの推進−」
コメント:
- 前回のコメントを受けて、エコシティ政策の流れと他の政策との関連性が明らかになった。
- 比較制度論ではなくて、ある地域を拠点として章立てを貫き、制度や国、市、民間の取り組み、などと掘り下げて政策提言に繋げていく。
- 東京都の事例紹介があったが、モデル地区も含めて地方ではどうするか比較検討する。
【宮君】研究テーマ:「メディアリテラシー教育−メディアリテラシー教育の普及−」
コメント:
- ナビでの提出をしなかったのは問題ですよ。
- メディアリテラシー教育を行うには具体的にどうすればよいか。どのように政策提言に持っていくか。
- 研究タイトルとサブタイトルが殆ど同じ、というのは変です。「メディアリテラシー教育の普及こそがこの問題の解決につながる政策である」というとき、「この問題」が、タイトルに来て、サブタイトルに「メディアリテラシー教育の普及」となるのでしょう。
- しかし、この問題とは何でしょう。政府が進める政策に国民、世論が否定的なのはマスメディアのせいだ、なんていう図は、チープですよね。どこかの放送局の人事や、番組編成問題を思い出させます。
- また、問題が何か分かりませんが、メディアリテラシー教育の普及が解決策だというなら、答えが分かっていて、それではゼミで研究するテーマとしてはどうでしょう。研究や分析、考察が深まるとは思えません。
- 世論、国民が・・・だ、という抽象的で上から目線は、学究がとるべき学ぶ姿勢ではありません。
【吉尾君】研究テーマ:「映画産業による町おこし−ゆうばり映画祭より、映画でどのように町おこしをできるか考える−」
コメント:
- 前回のコメントを受けて、町おこしと結びつけたようです。
- それにしても、ただ、「ゆうばり映画祭」と追加しただけで、具体的内容は何も分からず、研究ができるのか心配。
- 映画産業による町おこしとは何かか。具体的事例、データを挙げて研究の意義と方向性をしっかりと示すこと。。
【清信君】研究テーマ:「日本の林業を振興する−地域の特徴を生かして−」
コメント:
- 前回のコメントから、福井県と千葉県を具体的な地域とした。
- WAVOCの授業やプログラムを調べて、情報を得ること。
次回は、期末試験期間中なので、Course N@vi上での授業。7月28日(月)までにゼミ論研究計画書(提出版)を提出し、先生のコメントを受け、再度修正版を期日内に提出する。
(石田)
2014年7月8日(晴れ)
第13回授業
欠席者:なし
遅刻者:なし
今回は、Course N@viのレポート機能を使い提出したゼミ論研究計画書1次案.pptxを、一人5分以内でプレゼンし、合評した。
冒頭、先生からパワーポイントに関して、以下の注意があった。
- ファイル名に名前を書くこと。
- ヘッダーとフッターを記入すること。
【石田君】研究テーマ:「鉄道空白地帯における交通改善〜今ある環境を活かして〜」
質問・コメント:
- 今ある環境を活かすといいながら、LRTなど新しいことに取り組むというのは矛盾していないか。→土地を有効活用するということ。
- バスの本数が少ないというのは単純に需要が少ないからで、利益がないのに本数を増やせというのは難しいのでは。→利益が少ないという状況の中で、いかに現状をよくしていくかはこれからの課題。
- 内容が抽象的な議論にならないよう、地域を絞って概念や交通技術を議論し検証したほうがよい。例えば、本当に菖蒲町に鉄道需要が少ないのか、そうだとすればなぜ少ないのか、住民はどう交通しているのか、要望はないか、対応や検討の歴史的経緯などを調べる。
【大塚君】研究テーマ:「日本の頭脳を活かす〜ポスドクの就職問題〜」
質問・コメント:
- なんで自分がそれに着目したか。→安倍政権の「日本の成長戦略」について研究したいと考えた結果、このテーマになった。
- 弁護士を増やす政策と同様に、ポスドク問題は、博士号取得者を増やす政策の結果である。少子化のなかで大学の雇用枠は減少傾向であり、専門分野によっても事情が異なる。
- 政府は、研究開発に助成するなどしているが政策のツケの解決は難しい。
- この問題を解決するためには費用をかけることが必要だろう。狭い専門的知識を持つポスドクが地域再生プログラムに入り込むというのは難しいのでは。
【小梶さん】研究テーマ:「人身事故を減らすために〜列車による自殺者を減らすためにはどうしたらよいのか〜」
質問・コメント:
- 自殺には心理的な要因や社会的要因も関わるので、それらも調べてみるといいのでは。
- 自殺者を減らしたいのか、それとも、鉄道事故を物理的に防止したいのか。→ソフト面かハード面かはまだ考え中。
- ハード面に関して、ホームドアがなかなか設置されない理由なども調べると面白いと思う。
- 個人情報の扱いもあり、正確な人身事故に関するデータを手に入れることは難しい。鉄道会社や国土交通省など、公の機関がそのようなデータを出しているのかが気がかり。研究するためのデータが手に入るのか。データがあるとして、そこから有意な政策提言が導ける研究ができるのか。
【杉橋君】研究テーマ:「マニフェストの法制化について〜投票動機をマニフェストへ〜」
質問・コメント:
- 「マニフェストを法制化する」とはどういうことか。わからない。→-例えば、マニフェストを守れなかったら罰金を払わせるなど。
- 民主党が政権をとって、マニフェストが守られなかった、というが、衆参のねじれ現象でマニフェストを法案化することができなかったのでは。だから、与党多数の現政権は、党是をどんどん法律にし進めている。選挙で国民に判定してもらうのが「罰則・罰金」。
- 選挙民の政党(政治)への無関心、しらけ現象は、マニフェストというよりも皮肉なことに小選挙区制度の問題では。
【鈴木君】研究テーマ:「自民党の長期政権化について〜小政党が生き残るためには〜」
質問・コメント:
- 選挙制度の問題があるだろう。漸く反省されつつあるが、自分の身分に関わる問題であり、議員や議会は、一票格差是正すら歩みは遅い。
- 制度論を論じるよりも、身近なローカルな課題を扱い、改善する知恵を工夫した方がよいのでは。
【藤田君】研究テーマ:「格安輸送機関の今後〜LCCの未来を考える〜」
質問・コメント:
- 課題テキストで、キングダンが政策の窓モデルを応用したのが運輸分野の航空産業の規制緩和である。80年代のアメリカの何周も後れて日本でも規制緩和となった。
- 政府の取り組みだけでなく、具体的な地域や自治体の取り組みを考察した方が、課題と政策提言がクリアーになるのでは。
【松谷君】研究テーマ:「高齢化問題〜介護移民の観点から〜」
質問・コメント:
- 政府レベルの政策で、英国の事例との比較があるが、英国の例は日本のお手本なのか、悪い例なのか。
- 近年の英国のように介護士を自国で養成できるなら、日本でも国内で養成した方がよいのでは。
- 3年の鈴木君の研究との関係は。地域での取り組みや先進事例があるのか。どう研究を進めるのか。
【緑川さん】研究テーマ:「都市における環境政策〜エコ・シティの推進〜」
質問・コメント:
- 自分の問題から公共的課題に通じるとの議論は納得。
- エコ・シティという政策は、現在も行われているのか。
- 近年、政府は、スマート・シティとかコンパクト・シティなどをキーワードとして政策を立案・実施している。それらとエコ・シティとの違いや連携などをまず、はっきりとさせるとよい。
- エコ・シティの具体例を詳しく紹介しては。
【宮君】研究テーマ:「メディア・リテラシー教育〜メディア・リテラシー教育の普及〜」
質問・コメント:
- 事例として挙げた3.11関連のいい加減な報道により生じた二次被害は、説得力がある。
- メディア、特にマスメディアの行動様式やそれへの不信は、教育により変わるという話かしら。
- 例えば、大学ではメディア論は人気があり、就職先でも上位。教育を受けていない訳ではあるまい。
- 不信があるから、従来とは違う形態の情報発信や新たなメディアが生まれつつあるのでは。
【清信】研究テーマ:「日本の林業を振興する〜地域の特徴を活かして〜」
質問・コメント:
- 地域を絞ることができるかが問題。
- 早稲田大学のwavocには、「一県一山」プログラムがあるらしい。調べてみたら。
【吉尾君】研究テーマ:「映画産業のこれから」
*時間が不足していたため、発表はできなかった(後日、メーリスにて先生からのコメント↓)。
- 映画産業は伸び悩んできている、というのが問題の所在だけど、興行収入、観客数の低下ということらしい。邦画、洋画(古いねえ)で区別するの。いいものはいいし、観たい人はお金を出してみているのに、区別するの。
- 邦画産業の斜陽とかがなぜ問題なのか。製作会社の視点、映画ファン、レンタル、町興し(ロケ地、国際映画祭)
- 日本の伝統とか文化というなら、能や歌舞伎、落語などあるけど。
- いわゆる文化振興とかスポーツ振興政策の視点なの。
- つまり、何が問題なのか、何故問題なのか。
- 参考文献に図書、論文がないが、研究できるのか。
- リンク貼り付けや参照日がない。
- ファイル名に氏名がない。
次週は今回受けたコメントを踏まえ、各自修正した計画書を再度発表し、合評する予定です。
(清信)
2014年7月1日(曇りのち雨)
第12回授業
欠席者:1名
遅刻者:1名
先生より、席の座り方について確認が行われた。内側には着席せず、お互いに顔が見えるよう、コの字型で座る事にしよう。
前回に続き、課題テキスト「問題・政策・政治と政策の窓、NPO法の立法過程」のグループ発表を行った。
【第5章「結び」(担当:吉尾・松谷)】
- 問題と政治、目に見える参加者についてのアジェンダ設定。政策案の特定化、合流と窓、政策起業家についてのまとめ。
- 政策案は隠れた参加者から生み出される。
- 政策起業家の役割についても学んだ。政策起業家は、問題に対する関心を高め、自ら得意な政策案を押し進め、流れを合流させる。
- 政策の窓モデルの意義
政策の窓は偶然合流することもあるが、共通のパターンを持っている場合が多い。
- 政策の窓モデルは、他モデルと比べ包括的・能動的モデルである。
- ゴミ箱モデルでは、問題・解・参加者・参加者の資源が、偶然結びつくと考えられていた。政策の窓モデルは、そのメカニズムを解明した点で優れている。
先生より「参考文献の書き方」について、資料を基に、説明と確認が行われた。
- 引用や出所を示すことは先輩方への敬意を示し、自らの成果を分かりやすくする。
- 引用はスライドに出た順番に載せる。
- 電子ジャーナルは、最後にURLを載せ、参照日も載せる。
- 論文は、執筆者(刊行年)「論文タイトル」『雑誌名』、出版社、はじめのページー終わりのページ。
最後に、先生より、ゼミ論の研究計画書についての確認が行われた。
- 計画書の要件:
研究テーマ(大きいテーマ) サブタイトル(テーマのうちどこを切り口にするか、事例、ケース) 研究動機 章立て 研究の概要 参考文献
- 夏休みに、図書館利用講習の成果を思い出し、参考文献を収集し、読み、フィールド調査をするなどして、秋学期にそれをパワーポイントで発表、講評を得て修正し、ホームページに載せる材料とする。
- 大きく抽象的な問いは前に進まない。また、問いは、個人的なものではなく公共的なものであるのが、政策科学ゼミの特徴。経営や集団の問題であっても、その問題がなぜパブリックなのかがポイントとなる。
- 大学は研究をする場であり、その為に授業を利用する。自分で掘り下げ、自分の考え方を持つ。授業を聞いて、覚えて、試験して単位取得、というのは大学の勉強ではない。
次週は、ゼミ論の研究計画書案の発表(一人5分以内)と講評を行い、再来週に修正した発表を行います。
(吉尾)
2014年6月24日(曇りのち雨)
第11回授業
欠席者:1名
遅刻者:なし
まず先生から今後の授業の流れと注意点の確認が行われた。
- 教室の備品を壊した際には、放置せず正直にIT支援室にすぐ連絡をする。
- ゼミ・メーリングリストはセキュリティ上の観点から、早稲田ネットのアドレスからのみ投稿できる。
- 試験期間中の1回の授業は、コースナビ上で行い、ゼミ論の「研究計画書」ファイルを作成し提出する。計画書は、夏休みの調査研究のため。いまから、アイデア、材料を、素材を集めておく。
前回に続き、課題テキスト「問題・政策・政治と政策の窓、NPO法の立法過程」のグループ発表を行った。
【第3章「3つの流れ」(担当:小梶・鈴木・宮)】
- アジェンダ・セッティングの解明の重要性は、ゼミ論の研究テーマの設定でも同じこと。自分で選んだ問題・課題が、なぜ社会にとっても問題・課題となるのか。説明する際に、インディケータ、衝撃的出来事、フィードバックなどの解明と実証的証拠の提示が重要である。
- 問題を既存のカテゴリに分別することで解決されたように思えてしまう。ところが実際には解決されておらず、注目のアップダウンのサイクルがある。何が問題をアジェンダへと格上げするのか。
- アイディアは注目されても存続されなければ意味がない。存続するには幾つかの基準や条件が存在する。
- 利益団体の影響力が重要である。一般的には否定的なベクトルだが、合意が得られている場合の例として、NPO法や国民投票法などが挙げられる。
【第4章「政策の窓と流れの合流」(担当:藤田・緑川)】
- 誤字に注意すること。
- 窓の開放は、予測可能な面と予測不能な面の両方が存在する。
- 隣接した問題への波及の例として、運輸分野での一つの市場の規制緩和が他の運輸・交通手段の市場にも波及したり、原則の確立としては、保健分野でのメディケア等が挙げられる。
次週で「問題・政策・政治と政策の窓、NPO法の立法過程」の発表は最後です。
(緑川)
2014年6月17日(晴れ)
第10回授業
欠席者:3名(2名体調不良、1名課外活動)
最初に、先生から、今後の授業の流れ(課題テキストの輪読→ゼミ論計画書→夏休み中の調査・研究)の確認があった。
課題テキスト:小島廣光「問題・政策・政治の流れと政策の窓 NPO法の立法過程」のグループ発表を行った。
【第1章「政策の窓モデル」(担当:大塚・清信)】
- なぜこのテキストを選んだか→ゼミ論の研究テーマに自分で選んだ問題・課題が、なぜ社会にとっても問題・課題となるのか、を説得的に示す仕方を学ぶため。
- 良いアイデア・政策案があれば政策が決定され実現される訳ではない。政策が実現するメカニズムが存在する。それが何かを学び、各自の政策研究と政策提言に生かす。
- キングダンが「政策の窓モデル」を提唱した背景には、「ゴミ箱モデル」がある。キングダンは、アメリカの70年代後半から80年代の、カーター政権からレーガン政権への転換の時期の政策過程を対象に論じている。
- 北海道大学の小島先生は、日本におけるNPO法の立法過程の解明に応用した。それに先立ち、本論文でキングダンの著述を紹介。
【第2章「参加者とプロセス」(担当:石田・杉橋)】
- 政策過程のうち、前段階である「発議」(アジェンダ設定)と「政策案」の検討というプロセスと、参加者の2つの軸を設定して、従来の研究では省みられなかった局面のメカニズムを明らかにする。
- プロセスにアプローチする分析枠組みとして、従来有効とされた一般的モデルには、合理的決定モデル、増分主義モデル、ゴミ箱モデルがあり、前二者は現実的でないと批判され、ゴミ箱モデルが有効とされる。そしてこれを修正し、対象領域を公共政策に拡大すると、政策の窓モデルとなる。
- 「スライドショー」の項目で「タイミングを使用」のチェックを外して、スライドショーが自動的に進んでしまう問題は解決された。
次回は、この続き。
(宮)
2014年6月10日(晴れ)
第9回授業
欠席者:なし
遅刻者:なし
課題テキスト『里山資本主義』の最終第5章のグループ発表を行った。
【第5章(担当:杉橋・宮)】
- 配布資料が薄く判読しにくいので、支援室のサポートを受けて、印刷設定で濃くする操作を学んだ。今後は、スライド作成時点で注意しよう。
- 里山資本主義に反対の人(油の人)をどう解決したか →スマートシティにおける地域還元で賛成の人を増やした一方、省エネを駆使して国際市場で勝利することのより油の人をも納得させた。
- 水と油の人たちの対比の部分で、スライドのデザインを左右半分に分けて対比を示す工夫したほうが良い。
- 最終章なのでこれまで論じてきた点を網羅的に扱うにしても、それぞれの話題を論理的にスライド化しないのは、残念。テキストというのは、論理構造があるのだから、スライドを繋ぐ言葉を補って論理展開をしっかりと示すこと。
- スマートシティが進んでる地域はどこ?→横浜市など。
- テキストをそのまま要約して学ぶだけではなく、重要な点は自分で調べて補い、疑問も調べて発表すること。たとえば、コンパクトシティは地域としていろんな企業がまとめてつなげられて、さまざまな政策課題の解決として費用がかからなく効率よく、さらに安全でもあり利点が多い。
- ファイル名には、作成者の名前をしっかり入れること。
【Biz+サンデー特集「里山資本主義」が日本を変える!?】
課題テキストの輪読発表とディスカッションが終了したタイミングで、6月1日に放送された「里山資本主義」が日本を変える!?から番組20本のうち、最初の2本を視聴した。
オーストリアの事例として打倒化石燃料として林業を駆使しようとする。ペレットを使用しエネルギー供給を変えようと取り組む。
特にギュッシングの成功では今、町70lまかなえる。
エネルギーの値段が世界市場によって左右されない、ギリシア危機にも動じなかった。
藻谷さんは今産業革命石炭石油の時代が限界を迎えている 新しい時代がはじまると言う。
次週からは『問題・政策・政治の流れと政策の窓:NPO法の立法過程の分析に向けて』に素材が移ります。頑張りましょう!
(松谷)
2014年5月31日−6月1日(快晴、猛暑)
第8回授業(鴨川セミナーハウス合宿)
欠席者:1名(体調不良)
ゼミU・Vクラスと合同で、千葉県鴨川市にある本学のセミナーハウスにて、合宿を行った。先輩達のゼミ論発表に刺激を受け、食事や風呂、コンパ、宿泊、レク・スポーツなどを通じてお互いを知り、先輩と語らった良い経験だった。反省点も各自あったと思います。詳細は、ゼミU・Vクラスの日記参照。

(担任)
2014年5月27日(晴れ)
第7回授業
欠席者:1名(体調)
遅刻者:なし
前回に続き、課題テキスト『里山資本主義』の第3章と第4章をグループ発表を行った。
【第3章(担当:石田・鈴木)】
- スライド6ページの色分け良かった
- 画面を見させる工夫は良かった
- 題名の文字色と周りの色が同じなので変えた方が良いと思う。
- 高くてもいいものを買うという流れがよい。都心でも実現させたい考え方だ。
- 地域外へ流通させるとどうなっていくのか。流通させるには、ある程度の取扱量(ロット)が必要となり、規格に合わないと駄目となり、保存料などが添加される。テキストから日常の問題を想像する。疑問を抱いていく。テキストの要約だけではなく、+αを加えていく。そうして初めて、テキストを読んだと言えるようになってくる。
- なぜ、加工用食品で経営難になっていくか。若者が少ないこの周防大島で、若者がなんで増えていっているのか。→加工品用は安く買い叩かれる。UターンやIターンの統計を負う必要があるのでは。堅実な趨勢なのか。
【第4章(担当:緑川・吉尾・清信)】
- この里山の考えで、日本の借金は解決出来るのか。
- テキストにある「膨大な資金」は消費税などの増税政策、「生活レベルを下げる」は年金や医療、教育などのサービスの実質低下策として読むことができる。こうした政府の政策論とは異なる政策をこのテキストは論じ示している。だから、このゼミでの課題テキストにしている。
- 参考文献にwikipediaはどうなのか。ある授業で先生が信用ならぬので使うなと言われたが。→科学の権威とやらが何をもたらしたのか。
- URLの表記だけで、リンクテキストの記載がない。
次回は、第5章 杉橋・宮ペア担当で最後になります。
(鈴木)
2014年5月20日(曇り)
第6回授業
欠席者:1名
遅刻者:なし
今回から、課題テキスト『里山資本主義』の分担発表とディスカッションに入った。
まず、先生より発表する際の注意を受けた。
- スライド・ファイルは、教卓PCのデスクトップに貼り付け、USBをはずす(USB忘れの学生が多いため)。
- 発表者の名前を、ファイル名に入れる。
- 教卓のプリンターの利用に慣れる。
- 発表者は教卓で発表。
- 最中に、配布資料に気づいた点や質問などをメモする。発表後に、記入した質問を尋ねる。発表後に、それじゃあ、質問は、と見直すのは、時間や集中力の無駄。
【第1章(担当:小梶・松谷)】
- スライド番号を記入していない。
- ヘッダーに担当章の番号が記入されていない。
- 地図があると、イメージがしやすくなる。
- もっとキャッチーなものを入れるとよい(例:もののけ姫→エネルギー・環境問題、ゴジラ→原子力)
- 書かれた文字の背景は何かと考察し、疑問を持つことで、理解が深まる。
- 画像を適宜入れる。調べて、画像を付ける。
- ただの要約ではダメ。要約なら読めばできる。文字から何を考え、学ぶか。それを実習するのが、課題テキストの発表。加えて、ディスカッションの仕方を訓練する。
- 裏表で印刷して紙の節約をする。
- エネルギーの地産地消に魅力を感じた。内部で経済が完結している。
- 林業という着眼点がよかった。
【第2章(担当:大塚・藤田)】
- 身近な比較がよかった。
- 雇用からアプローチすると、町全体が活性化してよいと思った
- 第1章では地域単位での活動だったが、2章では国単位であり、日本も見習うべきだ。
- 欧州では、冷戦やチェルノブイリの経験が国や住民の政策選択、政策志向に与える影響が大きい。
- 新しい木材の耐火性はどうなのか。
- 繊維が互い違いで、実験で証明されている→鉄筋コンクリートに代わりうるか否か
- 医療、年金、育児などの政策課題に消費増税とサービス低下を進む政府の政策に対して、里山資本主義はそれとは違う政策を提案している。だから、政策論として課題テキストになる。
- 空白が多く、文字のバランスが悪い。
- 組合方式のところをもっと触れるべき。「住民参加」とは具体的に何か、ということ。
来週の発表は、石田・鈴木ペア、清信・吉尾ペアです。
(藤田)
2014年5月13日(晴れ)
第5回授業
欠席者:なし
遅刻者:なし
最初に、先生から、今日の授業のポイントの説明があり、今後、春休みの課題本を含めて要約の発表とディスカッションを行っていくが、それらが何を目的にしているか、について以下の確認があった。
- 期末での各自のゼミ論研究テーマを確定するため。
- 発表を複数で担当するグループワークを実践。
- 発表に対する質疑応答のディスカッションの仕方を習得。
次に、前回の自己紹介スライドを材料にして、配布資料を作るための「ヘッダー・フッターの設定」と、office2010での印刷方法を学び、ゼミ室の教卓PCを使って、スライドの配布資料の印刷方法について、実習を行った。
特に、以下の注意があった。
- 大学標準PCにインストールされている「3日で習得タッチタイピング」で、各自ホームポジションで入力する練習をする。素早い正確な入力には、練習あるのみ。
- 配布資料の1枚に6つくらいのスライドとし、ヘッダーに題(「自己紹介」とか課題テキストの担当章名など) フッダーに担当者の名前)、ページ番号を入れる。
- 課題テキストの要点(レジュメ)をつくる際、ただの要点だけでなく、わかりづらいところを調べて補足する。課題テキストの読み込みを通じて自分のゼミ論テーマへのヒントにする。
授業の最後に、「里山資本主義 共感と実践の現場から」NHKろーかる直送便、2013年12月20日放送(28分)の映像を視聴した。
続く、5限の終了後、課題テキストの担当割り当てを話し合った。
(杉橋)
2014年4月29日(晴れのち曇り空)
第4回授業
欠席者:なし
遅刻者:なし
前回の宿題であった各自の自己紹介スライドのファイルを、Course N@viのレポート機能により授業開始前までに提出した。レポート一覧から、順番に5分間のプレゼンリハーサルを行った。
レポート提出の際は、必ずファイル名に自分の名前を入れるよう、先生から注意があった。
【ゼミ研究テーマ(仮)】
- 石田・・・行政
- 大塚・・・行政
- 小梶・・・地域コミュニティ
- 杉橋・・・マスメディア
- 鈴木・・・国内政治、民間の行政
- 藤田・・・交通政策、地方自治
- 松谷・・・世界史と政治経済、人種差別問題
- 緑川・・・東京都の都市問題、現代の社会問題
- 宮 ・・・安全保障とナショナリズム
- 吉尾・・・グローバル化と日本
- 清信・・・環境
大型連休明けの次回は、課題テキストの選定と発表の割り当てなど行う予定。
(小梶)
2014年4月22日(曇りのち雨)
第3回授業
欠席者:1名(体調不良)
遅刻者:1名
一言スピーチで出席を確認した後、前回のゼミ日記を確認。当番は、日記を数日内にメーリスに流すよう先生から指示があった。その後、先週の内容を復習し、引き続き自己紹介用のスライド作成を行った。
【注意事項】
- 無断欠席はせず、事前に連絡する。
- ゼミHPでは欠席者、遅刻者の名前は公表しないが、メーリスには入れること。
- キー入力が遅い人は、大学標準にプレインストールのソフトを使って練習する。
【スライド作りの作法の再確認】
- 目次は箇条書き。
- 文章は読みやすい文字サイズで簡潔に。
- ヘッダーとフッターは必ず入れる。
- 図(画像・クリップアート)を多用する。
- 写真にはキャプションを入れる。
- 最後にまとめ。
【発表に関する注意】
- 1人あたりの持ち時間10分(リハーサルは5分)
- 研究したいテーマや希望する進路についてのスライドもつくること。
- 積極的に笑いをとりにいくこと。
- コースナビでのレポート提出機能を確認し、登録のうえ提出しておく。
- 次回は4限でリハーサルを行った後、5限で上級生の前で自己紹介、そして歓迎会に参加。
5限は、前回に続いて、中央図書館の利用支援課による「RefWorks」を用いた文献管理の講習と図書館での実習を行った。
(大塚)
2014年4月15日(晴れ)
第2回授業
欠席者:なし
遅刻者:なし
前回撮った集合写真(ゼミ生以外に配布公開しないよう注意)を確認した後、パワーポイント 2010 はじめの一歩 - Office.comと、講習用のスライドを見ながらPowerPointの基本的な操作、作成方法を学んだ。その後、4月29日授業でのプレゼンに向けて、自己紹介スライドの作成を開始した。
【PowerPointの基本的な操作方法】
- スライド本文・サムネイル・ノートの3つの領域(ペイン)から成り立つ。ノートには、発表の際に言いたい事や、質問された事などをメモとして記入。
- スライドのページ番号を入れると、質問をする際などに分かりやすい。
- ポイントを絞り、なるべく文字は少なく、行数を少なく、大きな文字で記述すること。
- 図やデザイン、アニメーションを入れると相手に伝わりやすい。ただし、なるべくシンプルに。
- 文字色を変えたり下線を引くことで強調できる。ただし強調しすぎるとどこを強調したいのか分からないので注意。
- スライドの最後では、まとめを入れる。何を発表したのかを、まとめる。
【PowerPointで自己紹介スライド作成】
- 自己紹介スライドを作成しながら、PowerPointの使い方、それを使ったプレゼンの仕方を学ぶ。
- 自己紹介が終わった後は、課題テキストを分担して読み、PowerPointを使って発表、次に自分の研究テーマに関して発表していく。
- スライドにリンクを貼りたい場合は、「ハイパーリンク」を開き、アドレスを入力する。
- スライド番号や日付を入れたい場合は、「ヘッダーとフッター」を開きチェックを入れる。
- 各自作成を進めること。4月29日に3,4年生の前で自己紹介をする予定。
次回は、今回の続き。春休み課題であった自己紹介の素材準備を再確認しておくこと。
5限は、図書館職員の方にお越しいただき、先輩方と一緒に文献検索の仕方について講習を受けた。
(石田)
2014年4月8日(快晴、暖かい一日)
第1回授業
欠席者:なし
初回ということで、全員でゼミ運営上必要な事務所、ゼミロッカー室、ITセンター14号館マルチメディア支援室など巡回して手続きを確認し、607教室にてパソコンの利用の方法や約束事の確認を行う。また、大隈講堂を背に集合写真の撮影を行った。
- 607教室に集合。ナビで出席確認後、貴重品だけ携行して教室を施錠し、3階の事務所〜1階のゼミロッカー室で当番の仕事の説明を受けた。
- その日の当番は、3階の事務所にて学生証を預けて記帳し、1階のゼミロッカー室の鍵を借り、ロッカーからプリンター用紙を取ってくる(きちんと鍵をかける・私物は置かないなど、ロッカーの利用に留意)。
- 6階のMM支援室に行き「委任カード」(前回の当番から受け取っておく)を提示して受付ノートに記帳し、教卓の鍵を受け取る。鍵で教卓上の差込に入れてONにし、教卓右下のパソコン本体の電源を押して入れる。
- 先生が来られる前に、各自、PC・アクセサリー袋を取って起動させる(床の電源コンセント蓋やコード配線に注意)。
- 無線LANの接続を済ませ、メモ帳を起動させておく(当番は日記用メモを、他は備忘メモをとる。ファイル保存は、目立つデスクトップにおいてメール添付で自分宛てに送信するか、各自のUSBメモリーを保存先に指定)。
- USBフラッシュメモリは、忘れ物や紛失が多い。個人情報が漏えいすれば個人、大学に対する責任・賠償問題になる。本体(メーカー、色)やパスワードの管理、個人情報の扱いなど、想像力を働かせて、日頃からセキュリティ動作を習慣にすること。個人情報は保存しない。持ち歩かない。大事なファイルはバックアップを取っておく。
- 終了時には、無線LANの切断手続きをし、USBを安全に外し(シャットダウン後でも安全)、シャットダウンする。その後コインでコンセント蓋をきちんと閉じ(躓いたり、蓋を破壊することがないよう)、PCや机イスの片付けをし(職員や次回利用者の便を想像する)、当番は教室内を一巡して点検し、パソコン収納ケースとともに609教室へ移動する。
- 当番は5限のゼミ終了後、「委任カード」を名簿順で次の人に渡し、プリント用紙をゼミロッカー室に戻し、鍵を事務所に返却し学生証をピックする。
- 数日以内に日記案(日付「日記」(当番名).txt)を2年のメーリスに添付して投稿する。
- メール送受信の作法に留意。メールの控えCCを(ゼミメーリスではCc不要)。
- 欠席遅刻の事前もしくは事後連絡、無断欠席は厳禁。プライバシーが必要な連絡はメーリスでなく担任宛てメール。
- 課題テキスト第一弾。課題テキストは、公共問題を扱った安価で入手しやすい、各自のゼミ論文の研究方法に役立つ、ことをポイントに選択。
5限の3,4年ゼミでは、年間スケジュール(合宿の日程を含む)や授業の目標や進め方などを、ゼミ日記やゼミ生研究ページ一覧などで確認し、先輩たちとの軽い自己紹を行った。
次回から4月29日の3,4年ゼミでの自己紹介プレゼンに向け、パワーポイントの作成講習に入る。
(担任)
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