Diary 2020

「狐はたくさんのことを知っているが、ハリねずみはでかいことを一つだけ知っている」I・バーリン(1973)『ハリねずみと狐』中央公論社、pp.7-8.
Always, now under Construction.
この日記は、ゼミナールT(政策科学研究)の活動内容を公開するものです。毎週当番が日記を書いてメーリングリストで担任とゼミ生に送信し、修正を加えてHP上で更新し、次の授業の冒頭で出席者全員で再確認しているものです。
個人情報保護の観点から、欠席者、遅刻・早退者の氏名はHP上では非掲載としています。その日の授業内容を要領よく記述する文章表現の訓練、毎週の授業内容の相互確認、当日欠席者への情報伝達、学部一年生向けのゼミ案内、などを目的としています。(担任・上沼)
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2021年1月19日(晴れ)
第16回授業(リモート)
欠席者:なし
遅刻者:なし
【更新ゼミ論ページの期末提出】
先週の授業実施形態などのリモート変更や連絡に関するMoodle「お知らせ」で、「要返信」としたところ、皆さんからは返信できない元々の仕組みだと、教員用マニュアルをわざわざ確認してくれた2年高橋さんがメールで教えてくれました。「それでは、緊急連絡や安否確認も含め、(急用)連絡ができないではないか」、と本学IT担当者に問い合わせましたが、「そういう設計だから」と回答にならぬ返信がありました。今回のリモート授業も、連絡の見落としがあっては、と心配になり、授業時間に教室で待機しながら、Moodleの編集をしました。
昨年末のゼミ論ページの提出は、(コロナ禍の学生の困難な事情に配慮せよとの本学学生部からの要請があり)締切日を延長、再延長し、1名のみ未提出になりました。また、前回のQ&Aの投稿欄では、4名からのみ投稿がありました。
いずれの場合も、ポイントは、Moodleの日々の確認を怠らないよう、できるならスマホなどへ転送の設定をする、あるいは、Moodleからの配信メールで大事なメールが埋もれて気付かないなら、受信メールを新たなフォルダに自動振分けする設定を試すなど、考えて再発防止の対策をしてください(私も職員に教えてもらう予定です)。
Moodle投稿欄へのアップが、五月雨式であったので、皆さんのゼミ論への先輩達からのコメントは、まだ途中のようです。私の講評もこれから投稿しますので、それらをもとにゼミ論ページを修正加筆して、年末と同じ要領で提出してください。課題設定は、注意事項を含めて、「お知らせ」ではなく「フォーラム投稿」にて以下の通り通知します。
【期末課題(締切1月31日)】
ゼミT履修生の皆さん、
期末試験やレポートに忙しく過ごしているかと推測します。
ゼミTの皆さんが作成、提出したゼミ論ページを、過日、ゼミU・VクラスMoodleでのプレゼンとコメントにしました。先輩達も自身の期末考査で忙しいのか、皆さんの提出とプレゼンが遅くなったせいか、あるいは、殆ど、論述内容が乏しくコメントが難しいのか、いずれにせよ、コメントの投稿が少ない状況です。先輩達のコメントが出揃ってから、私の講評を投稿する予定でいましたが、提出期限が迫ってきましたので、まず、課題提出先を設定し、別にフォーラムにて、ここに記載していることと同文を投稿により通知することにしました。
先輩達からのコメントと、私のコメントを基に、また、必ず、ゼミUVクラスでの先輩達のゼミ論へのコメントを投稿欄、及び赤ペン添削.pdfを確認してから、加筆修正し、少なくとも2019年度生のレベルのゼミ論を、正しい手順にて、提出してください。http://www.waseda.jp/sem-hedgehog/memb/index.html
追記:ご存知のように、2年生ゼミ論で「文字化け」が多数発生しました。これについて、4年の岩城さんから情報提供がありました(0112付メーリスnumasan「2年生ゼミ論の文字化けについて」)。テキストエディタでhtmlに保存する時のエンコード(コード選択)が原因のようです。文字化けしないよう、注意してください。文字化けは、テキストエディタで作成したhtmlを名前を付けて保存画面で、文字コードをUTF-8にすると発生するようです。文字コードをANSIにして、保存して下さい。
【フォーラム「ゼミ論の更新と提出(〜03/25)」】
ゼミ2年生の皆さん、
- Moodle ゼミU・V>01/12 第14回講義(2年生ゼミ論研究計画書案発表)での、各自のゼミ論のプレゼンへの先輩達からのコメント、また、
- 私のコメントや情報提供の後、
- 1月末、延期して2月3日までの期限で、ゼミ論の提出を行いました。
提出された圧縮フォルダをダウンロードし、解凍すると、以前に学習したホームページ作成や提出フォルダの手続き、さらにコメントや情報提供を読んでいないか、間に合わなかったかと推察されるゼミ論が多くありました。
既に、案内した通り、本日2月6日から3月25日まで、ゼミ論の修正(テーマやケースを変更しても、変更の理由がしっかりと説得的ならば可)、更新と再提出(事情があって2月3日までに未提出の場合は初提出)、コメントを行う期間を設定します。
- 今回、設定する「課題提出」機能に提出し(何度か更新再提出を予定)、*論文末の最終更新日を必ず更新(フォルダやhtmlの名前などに更新情報を追加しない)
- 提出に伴う更新箇所の説明、質問等を「フォーラム」に投稿し、他のゼミ生や私とのコミュニケーションの場とします。
(担任)
2021年1月12日(晴れ)
第15回授業(リモート)
欠席者:なし
遅刻者:なし
【リモート授業に変更】
ゼミTMoodleの「お知らせ」(01/12 【要返信】積雪予報のため、リモート学習とします(上沼))で通知した通り、教室授業をリモート講義に変更しました。
【プレゼン、コメント、講評】
昨年末締切(その後、1月10日まで延長)のゼミ論研究計画書案ページを、大学サーバにアップロードしました。http://www.waseda.jp/sem-hedgehog/memb/index.html
今回のゼミTクラスの授業は、上記URLのゼミ論一覧ページで更新版が掲載された、2年生各自のゼミ論ページのプレゼンと、それに対するコメント、講評を、本日のゼミU・VクラスでのMoodle投稿欄で行う内容とします。
2年生の皆さんも、ゼミU・VクラスのMoodleにゲスト登録していますので、コメントや情報提供など、投稿してください。
【課題提出】
フォーラム投稿に基づいて、各自がゼミ論ページを修正加筆して(最終更新日の更新を忘れずに)、ブラウザ表示で誤字脱字、レイアウト、など確認してから、今回新しく設定する課題提出機能にて期限までに提出してください。質疑応答用に、別にフォーラムを設定します。繰り返しますが、メール添付での課題提出はしないように。学習成果の記録と管理及びセキュリティのため、Moodleにて一元化しています。趣旨を理解してください。
【ゼミ論ページ提出についてQ&Aなどフォーラム】
ゼミ論ページの作成と提出の仕方など、疑問点、質問など、何なりと投稿してください。
なお、昨年末の課題未提出者は、既にフォーラムコメントとお知らせで通知した理由から、メール添付ではなく、Moodle課題提出機能で、至急、提出してください。
ゼミU・Vクラスでのプレゼンとコメントの後の修正・更新版の再提出の仕方については、混乱のないよう「追って通知」します。Moodleのチェックを怠らいようにしてください。。
(担任)
2020年12月22日(晴れ)
第14回授業
欠席者:なし
遅刻者:なし
最初に、前回12/15の日記(当番:前さん)を確認した。
次に、事前課題(宿題)を再確認した。
- フォルダ(半角英数モードで姓)> 半角英数モードで姓.index.html(トップページ)+jpgフォルダ の(ルート)構造
- 各自のゼミ論研究計画書案、テーマを象徴するトップ画像、リンクURL情報(ページ設置者、ページ名、URL、最終アクセス日)の用意
【ゼミ論研究計画書案をウェッブページに】
- テーマ、副題、所属クラス、学部学年氏名 *見出しタグ、中央寄せタグ、位置(右寄せ)タグ、改行タグ
- トップ画像の加工(サイズ縮小、トリミング)と挿入タグ、キャプション(タイトル、出所、リンク)*Windowsアクセサリのペイント、まず開く>サイズ縮小:ピクセルで300、>トリミング>半角英数モードで名前を付けてjpgで保存;画像はjpgに統一して転換
- 章立て *箇条書き:順番付けと順番なしタグ
- 区切り線 *水平線タグ
- 第1章 はじめに *見出しタグ 節、小見出しとレイアウト 数字と反比例
- 本文の記述 *お手本は山口裕之(2013) 起承転結の構成、文頭一字下げ、句読点、本文中での参照、引用の仕方(リード文&文末に略記)、レイアウト
- 本文の論述 原則:文体は「本稿筆者は」「である。」の論文調;初学者に分かり易く、説得的に、平易に;画像や資料を入れて根拠、証拠を示し、画像や図表のポイントを自分の言葉で解説する;章や節など、文頭や文末で、リード文や接続詞を入れて、前後の展開の繋がりを明確にすること!
- 著作権保護、人権と個人情報の保護(読者の視点)
- 区切り線 *水平線タグ
- 参考文献 本文での参照・初出順に *順番なしタグ リンクを貼る箇所、終了タグに注意!!
- 区切り線 *水平線タグ
- 最新更新日と著作権 Last update:yy/mm/dd ←これのみが更新の指標(自己流にファイルやフォルダに日付やメモを付けないこと)
- ゼミ論公開ページ:http://www.waseda.jp/sem-hedgehog/memb/index.htmlをお手本とする。
以上の講習を基に、各自、ウェッブページを作成して、Moodleでの課題「ゼミ論研究計画書案ページの提出」に登録・提出する。
(担任)
2020年12月15日(晴れ)
第13回授業
欠席者:1名
遅刻者:1名(交通遅延)
今回の授業では、HTMLの使い方について詳しく学んだ。
HTML講習の前に、ゼミ日記についての確認があった。
- ゼミ日記は、Moodleの概要(リモート学習の授業保障を兼ねた)を、コピペして要領よく、記述する。日記は、文章力の訓練であり、また、HTMLタグをテキストエディタで記述する訓練でもある。
- 日記でのタグ<>は、全角で書く(半角で記述するとHTMLとして認識されてしまうため)。
- HTMLでのタグの記述は、必ず半角英数モード(今回、サンプルとしてMoodleで記述されたものは、上記日記と同様の趣旨で、全角になっているため注意;Moodleもhtml)。
まず、先輩のゼミ論ページのソースを参考にして、色付のHTMLの原理・構造、タグの意味と記述方法を学んだ。
【ソースコードの表示方法】
使用するブラウザによって異なるので、Moodleにある「ソースコードの表示方法の仕方」ページで確認する。
【HTML作成の手順】
- HP作成ソフトは使わず、原理を学び、自分でタグを書き、自分で修正できるようにする。
- 研究内容が第一であり、見栄え(見映え)は二の次。凝らない、シンプルにする。
- スタートのメニューから「Windowsアクセサリ」→テキストエディタ(Windowsパソコンでは「メモ帳」)を立ち上げる。Macの場合も標準アプリの「テキストエディット」で作成できる。
- メモ帳とブラウザ表示のウィンドウを、デスクトップ半々に調整して両方開き、相互を見比べながら作業しつつ、上書き保存をし、ブラウザのリロード(再読み込み)をクリックして更新を確認、これを繰り返して、各自論文執筆作業を進める。
- メモ帳でタグ<>つきの記述をする際は、左右にスライダーを動かす必要のないよう、右端で折り返す(メニューの「表示」に折り返し行指定あり)。
- 基本的なタグとして、<html></html>=HPであることを示す、<head></head>=タイトル指定や余白設定などヘッダー部分、<body></body>=ページの内容・本体、などのように「開始タグ」と「終了タグ」を対にして、「入れ子型(マトリョーシカ型)の構造」で書く(改行タグや箇条書きの項目タグなど、終了タグ不要の例外もある)。開始タグを記述したら、コピペして、スラッシュを入れたら終了タグになる。
- また、タグには色々な種類があるが、英語の略字として覚える。
<br>=break=改行(ただし末尾に<br>を書いたらエンター・キーを押して改行する)、<font color="red">=文字を赤色、<p>=paragraph= 段落、<h>=headline=見出し(例えば<h1>のように後についた数字で見出しの大きさを指定でき、数字を大きさに反比例)、<hr>=horizontal rule=水平線、<!--注釈-->=メモ(ホームページには反映されず、メモや注記に利用)などもある。ただし。配色に関して、読んでいて見やすい背景色、文字色を選択する。
- 名前を付けて保存する。
半角英数で姓.index.html、ファイルの種類:すべて エンコード:Unicode(UTF-8)で保存すれば、テキストファイル→htmlファイルになる、(Macの場合、環境設定→フォーマット:標準テキスト、ファイルを開くとき→HTMLコードとして表示、を設定したら保存できた。)この際、保存場所を確認しておく。保存したhtmlファイルをクリックすればブラウザ表示されるので、ゼミ論ページが反映されているか確認。
- メモ帳とブラウザ表示のレイアウトが、同型になるように、デスクトップ画面で2分割で表示し、交互に比較しながら記述。例えば、文末に改行タグを入れたら、改行を実行する。テキストとテキストの段落の位置と同じように段落タグを置く。同型にして記述すれば、修正箇所や更新箇所の位置が、一見してすぐ分かる(改行、段落無しをベタ書きという)。
- フォルダを新規作成のうえ名前を姓(半角英数モード)で付けて、その中に、同様にしてjpgフォルダを作り、上記のhtmlと一緒に格納。名前フォルダを右クリックして送る→圧縮zipフォルダーにして提出。
- 講習用ファイル等を保存するため、USBメモリーを持参する。
【課題】
- フォーラムに、今回の講習の学習成果について投稿する。
- 先週の課題である、図書館セルフツアー、文献借用、複写の学習成果も、今年中にフォーラムに投稿する。
- 各自、ゼミ論ページを作成するための必要テキスト、トップ画像(キャプションメモも)、リンクページ(ページ設置者、ページタイトル、アドレス、最終アクセス日)を、フォルダを作成しUSBに入れて準備する。
(2年 前)
2020年12月8日(天気)
第12回授業
欠席者:なし
遅刻者:なし
講義の序盤において、前回の授業内容と課題であったRefWorksの使い方を再確認した。
その上で、新聞記事他、自動的にRefWorksに書き出しできない文献資料を、マニュアルで作成してインポートする手順と、RefWorksにインポートされた文献の書誌情報(レコード)を、参考文献用に自動的にアウトプットする仕方を学習した。
以下が、自動的にRefWorksに書き出してきない文献資料をインポートする手順と、RefWorksにインポートされた文献の書誌情報における、参考文献の作成手順である。
【レコードのマニュアル(手動)作成法】
- [フォルダの作成] [参考文献の作成] [レコードの作成] ←のレコード作成をクリック>新規作成画面で、出力フォーマット:社会情報学 を選択>Reference Type:新聞記事 を選択 →入力項目欄が変化>記者名(記者名が無い場合、記者名不詳)ほかに手作業で入力して、(自分で作成済みフォルダに格納したければ、フォルダに追加して、)一番下の保存する。
- RefWorks画面:[フォルダの作成] [参考文献の作成] [レコードの作成] ←の参考文献の作成をクリック>
すべてのレコード(あるいは、フォルダを作成したら、そのフォルダの中のレコード)>出力フォーマットを選択する→プルダウンリストから「社会情報学」を選択>プレビュー をクリックしてイメージ確認>Select a File Type:word形式>右下の参考文献の作成クリック>Windowsパソコンでは、Wordが起動して作成される。少し修正して整えてから、コピペで、論文の最後に入れる。
【参考文献の作成手順】
- 学術情報検索ページの右側に「学外アクセス」ログイン>「上記に同意して学外アクセスにログインへ」クリック>「文献管理ツール」RefWorksクリック>ユーザーネーム パスワード>ログイン>RefWorks本体画面 右上に「ようこそ、・・・さん」表示。その上部に「ログアウト」あり(終了時に実行必須)
- 参考文献の書き方(「出力フォーマット」)は、投稿誌の投稿規定(専門分野、編集委員会など)により要求される。
- 【レコード 参照 検索 参考文献 ツール ヘルプ】 ←参考文献にカーソルを置く>プルダウンメニューから「出力フォーマット管理ツール」クリック>左側の「出力フォーマット一覧」から、下へ下へスクール>
「社会情報学」を見つけて選択して右側の「お気に入り」に緑色→クリックして移動>出来たら右上の×で閉じる。
- 作業完了後は、RefWorks右上のログアウト、学外アクセス画面でログアウトを必ず実行する必要がある。
課題は中央図書館セルフツアーと検索した文献資料の借用or複写である。
次回(12月15日)は、HP講習を行う予定である。
(2年 須澤)
2020年12月1日(曇り)
第11回授業
欠席者:なし
遅刻者:なし
今回の授業では、学術的文章の書き方、特に、参考文献の重要な役割を、事前課題資料:山口裕之(2013)にて再確認した。そして、宿題であった大学HPの「データ集」>学外アクセスして閲覧>早稲田大学学術情報検索のガイド&チュートリアルの学習を確認し、その上で、まず、参考文献としてリストアップする先行研究や関連資料を検索する仕方と検索結果を保存するソフト:RefWorks利用のスキルを、先生の指導により全員でRefWorksのアカウント登録から行い、講習した。以下、特に注意するべき点である。
- RefWorksは、文献管理ツールであり世界中の大学で使用されている。また、卒業後も利用できる。
- 検索結果を「レコード」としてインポートし、投稿先の投稿規程に従い、参考文献に簡単にアウトプットできる。
- ブラウザは、FireFoxかChromeを使用する。IEは非推奨。
- インポートするときには、古いバージョン(以前のバージョン)を選択する。
- 大学によるデータベースの同時アクセス数に制限がある場合、同時アクセス枠が足りなくならないよう作業が終わったら、必ずログアウトする(ログインしたら、必ずログアウトするのは必須のネット作法)。
- 参考文献の書き順は、専門分野・出版物に応じて無数にあるが、上沼ゼミでは「社会情報学」の様式を用いるので、フォーマット一覧から、お気に入りに移す。
- 先行研究の検索では、「おすすめデータベース」から、CiNii Books 、CiNii Articles、などを、テーマや事例の当時の経緯や事情については「新聞DB」を用いると良い。検索結果のページの、多くは右下に「RefWorksへ書き出し」があるので、それをクリックするとレコードがRefWorksにインポートされる。
課題は、今回の学習の成果や疑問点をまとめて投稿する。分からないことも把握しておく。ゼミ論研究計画書を書くための先行研究調べの必須スキルなので、しっかりと取り組むべし。
次回は、RefWorks講習の続きと、学術情報検索スキルの学習の予定。
(2年 島田)
2020年11月24日(曇り時々雨)
第10回授業
欠席者:2名
遅刻者:なし
今回の授業では、前回行うことができなかった課題テキストX、Yの要約発表を行いました。
発表に移る前に先生から、フォーラムの投稿に対する先生からのフィードバックには自分宛でないものも目を通して、学習するように、との指導を受けました。
【X:アウトプットする】(担当者:阿部・小宮山)
12:目次を書く
- 目次=設計図
- アウトプットとは思考の結果
- 目次の構成
- タイトルの重要性…何が書かれているかわかるものが良い
- 目次のカスタマイズ…章題は内容の要約
13:論文を書く
- 情報のユニット化…情報を蓄積し、まとめ、並べ替える
- 論文執筆の際の注意点…結論先行型であること、情報の取捨選択など
- 宛先を意識する…第1読者は調査対象者
14:コメント力をつける
- 批判的に読む
- 自分の論文の粗がわかるようになる
- 内在的コメント/外在的コメント
15:論文の書き方を学ぶ
- テーマの設定…風呂敷を広げ、たたんでいく
- 論文の形式…「〜について」ではダメ、問いの形にすること
- 現実という制約…時間的、物理的制約を意識する
- 表現の技術…概念をあいまいなままにしないこと
- 学問という政治…誰のため、何のために論文を書くのか?
発表後、先生に対して情報の選択とは具体的にどういうことなのかという質問がありました。回答としては、結論へとたどり着くためだけに必要な情報を選ぶことであり、歴史的経緯をだらだらと書いたりなどはしないことだ、ということでした。
【Y:読者に届ける】
16:口頭報告をする
- プレゼン能力が大事…研究の最終的な目的は他人に届けること
- 時間資源は貴重だ…時間管理のスキルが重要
- 口頭報告の目的…成果の自己申告、本当の成果物への誘導
- ライブと対面性…ライブ感と対面性が気づきを与えてくれる
17:メッセージを届ける いかなる媒体、方法で伝えるか
- 単著を刊行する…読者層を広げるためには論旨を簡潔、明瞭に伝える必要がある
18:プロデューサーになる
- 電子媒体で伝える…ブログやHP
- 私有財/クラブ財/公共財…クラブ財→本/公共財→インターネット上の論文など
- 文体を選ぶ…文体を複数持ち、使い分ける
- 読者に届ける…書き手を育てるのは読者
- 情報生産者を育てる
発表後に、先生から文体についてコメントがありました。
- ジャーナリズムのように、「〜だ」とか体言止めなどと言いきることは学問の世界ではしない。
- 「今後に期待したい」などは禁句。詳しくは第1回授業の添付資料:山口裕之(2013)を参照。
授業の終わりに、今後の授業の進め方について説明がありました。
- まず、期末までに2つのスキルを身に着けること。1つは情報検索のスキル、もう1つはメモ帳を用いたHP作成のスキルです。
- 今後、二回の授業にわたって、その2つについて学んでいきます。それと同時並行で、自分の研究テーマの研究計画書案を作っておくようにとの指示がありました。
【次回授業までの課題】
- 11月29日(日)までに、今回の要約発表に基づいて自分のテーマを批判的に考察し、フォーラムに投稿すること。
- 大学HPの「データ集」>学外アクセスして閲覧>早稲田大学学術情報検索のガイド&チュートリアルを読み学習しておくこと。
(2年 斎藤)
2020年11月17日(晴れ)
第7/8回授業
欠席者:なし
遅刻者:なし
今回の授業では(前回の11月10日第7回授業は学部デーで授業休講にて1年生歓迎行事を実施)、課題テキスト:上野千鶴子(2018)の要旨発表(V、W)を行った。時間の都合などもあり、発表に対する質問やコメントは、前回と比べると少なかった。
発表の前に、先生から、課題テキストの要旨発表終了後の授業予定について確認があり、スキル講習の間に計画書案を準備作成するよう指導があった。
- 学術情報検索の講習
- ゼミ論ページ作成の講習
- ゼミ論研究計画書案の作成、プレゼン、講評
【V 理論も方法も使い方次第】(担当:須澤、三澤、山内)
目次:
- 6 方法論とは何か
理論は道具/仮説を立てる/単身世帯が増えた/家族の個人化仮説/理論仮説から作業仮説へ/様々な調査手法/孤独死で何が悪い
/引きこもったままでも暮らせるには?
- 7 対象と方法の選択
エスノグラフィ/対話的エスノグラフィ/事例研究/オートエスノグラフィ/当事者研究/データコレクション/データ分析
【W 情報を収集し分析する】(担当:高橋、横尾)
目次:
- 8 質的情報とは何か?
語、言説、物語/質的情報の分析法
- 9 インタビューの仕方
半構造化自由回答法/対象者のサンプリング/信頼と調査倫理/インタビューのノウハウ
- 10 質的情報の分析とは何か?
分析と総合/カテゴリー化/マッピング/チャート化/ストーリーテリング/メタメタ情報の生産
- 11 KJ法のその先へ
マトリックス分析/結論セッション/報告書を出す
発表に対して、先生からは反省とKJ法についての詳しい説明などがあった。
- まず、X、Yの担当者が配布資料の事前準備をし損なったこと(ついでにコピー機のメインテナンス中ではなかったと事務所から報告があり)、スライドのヘッダーフッターの設定し忘れ、と残念な事態があり、私を含めて反省する。
- ただ単にテキストの要点をまとめるだけでは、テキストの内容を理解したことにはならない。要点を頭の中で「カード」に書いてテキストから一旦離れて、「カード」の間を関連づけて文脈し直す操作(KJ法)を、つまり、だからso what? 筆者は何を言いたいのか、という「メタメタ情報の生産」をしなければ、テキストを理解したことにはならない。
- フォーラムでは、プレゼンへのコメントではなくて、課題テキストのV、Wの学習成果として、自己紹介で発表した各自の研究テーマを、事例研究やデータコレクション、インタビューするとしたらと仮定して、批判的に考察し、課題テキスト中の「キーワード、概念」などを引きながら、具体的に(つまり、他人事やテキストごと、ではなく、当事者として)、学術的書き方で論述して投稿してください。*投稿する前に、読み直して推敲する。
次回(11/24)は、課題テキストX、Yの要旨発表を行う予定。
また、今回の課題として各自の研究テーマを批判的に考察し、学術的書き方で論述してフォーラムに投稿する。(投稿期限:22日)
(2年片野)
2020年11月3日(晴れ)
第6回授業
欠席者:なし
遅刻者:なし
今回の授業は、課題テキスト:上野千鶴子(2018)の要旨発表及びディスカッションを行った。
T(家吉・前・長澤)、U(片野・島田・西山)の2つのグループが発表をし、発表に対する質問やコメント等もあり活発的なディスカッションになった。
発表の前に以下の項目について、先生から確認、指摘があった。
- ゼミ日記T、UVの確認。
- 前回のゼミ日記案1027(担当:阿部さん)の文字化けについて。原因の解明を。
- 期日までにWaseda Moodleのフォーラムへコメントを投稿すること。
【T 情報生産の前に】(担当:家吉・前・長澤)
目次:
- 1 情報生産者になる
情報とは/問いを立てる/オリジナリティーとは何か/一次情報と二次情報/インプットとアウトプット/言語だけが情報か/学問とは何か
- 2 問いを立てる
作文教育の間違い/かみ合う議論をする/研究とは何か/問いを立てる/答えの出る、ユニークな問いを立てる/小さな問いにブレイクダウン/
/研究は極道だ/わたしの問題をわたしが解く/学問は極道だ/
【U 海図となる計画をつくる】(担当:片野・島田・西山)
目次:
- 3 先行研究を批判的に検討する
先行研究とは/先行研究の批判/先行研究のフォロー/批判的であること/まとめ/
- 4 研究計画書を作成するにあたって
研究テーマは具体的に/仮説を立てる/研究対象と研究方法/研究日程/研究の「意義」と「限界」を考える/
- 5 研究計画書を書く(当事者研究版)
当事者としての研究計画書/当事者研究版とは/研究計画書(当事者研究版)/社会問題を研究の対象とするときにはらむ問題/
/クレイムの申し立ての宛て先/(例)オジサン計画書/「目指せ『家庭内再婚』」/Uまとめ/
発表に対してのコメント:
- パワーポイントのヘッダー、フッター、ページ数の記入、設定を徹底する。
- 発表までに配布資料を人数分コピーしておく。
- パワーポイントの文字が小さくて、会場から判別しにくい。聴衆を考えて適切な大きさに設定する。
- スペースの使い方考え、バランスを調節する。
- 出所はURLだけでなく、リンクページ名、タイトルを記入しないと何のことか分からない。→参考文献スライドではフル表記すること。
- スライドのフォントを統一する(意味なく一部のみ変更しない)。
- 今回の発表を受けて、自分自身の研究を見直す。→1、2年で取り組むことができる課題に焦点化。
- ゼミナールTでの最終目標は、ゼミ論の研究計画書案の作成である。そのために、課題テキストの学習、ゼミ日記の執筆、スライド作成講習、情報検索方法の講習などを行う。
次週の11月10日は、学部デーのため休講。次回は、17日に残りのV〜Yの要旨発表を、できるところまで行う予定。該当するゼミ生は発表の準備をしておくこと。
また、11月10日締め切りのWaseda Moodleのフォーラムへのコメントを忘れずに行う。
(2年 家吉)
2020年10月27日(晴れ)
第5回授業(自己紹介プレゼン後半)
欠席者:なし
遅刻者:なし
前回途中で終わっていた自己紹介プレゼン発表の後半を行った。長澤さん、高橋さん、西山さん、籾さん、前さん、山内さん、三澤さん、須澤さんの順で発表をした。前回と比べて、発表に対する質問・コメントが活発であった。
研究テーマの発表に対しての主な注意点として、前回挙げられたものと同じような点が多かった。
- 調べればわかるようなものを取り扱うのではなく、自分自身が新たに提起する課題を見つけること。(情報消費の立場ではなく,情報発信の立場で)
- 現在の広いテーマ設定の中で、 どこに焦点を絞って研究を進めるのか、具体的に決めること。
- パワーポイントの形式、参考文献の表記等に関しては、これまでの学習を踏まえて、引き続き細心の注意を図ること。
次回は、課題テキスト:上野千鶴子(2018)T、Uの要旨発表とディスカッションの予定。
(2年阿部)
2020年10月20日(晴れ)
第4回授業(自己紹介プレゼン前半)
欠席者:なし
遅刻者:なし
今回の授業では、自己紹介プレゼンを行なった。名簿順に発表を行い、発表が終わったのは横尾、阿部、家吉、片野、小宮山、斎藤、島田までであった。質疑応答の時間が十分なく、質問、コメント、情報提供はWaseda Moodleのフォーラムで実施することになった。
プレゼンの発表に関して、先生から以下の注意があった。
- 研究したいテーマについては、一般的すぎるものや抽象的すぎるものはNG→自分のセンスを大切に、そして具体的にすること。
- パワーポイントのファイル名をきちんと書くこと→自己紹介(姓).pptx の形式で。
- 参考文献の書き方に留意すること→山口裕之(2013)『コピペと言われないレポートの書き方』抜粋(上沼).pdfファイル を参考に。
- 他のゼミ生の発表、プレゼンに対して、何も発言しないのは礼に欠ける上に自身の勉強にもならない→気づいた点、疑問質問、意見、提案、何でも思いついたアイデアを書き留め、プレゼン後に直ぐ挙手して、名前を名乗ってから、発言すること。そして、応答があれば礼などで応えること。
今回の授業から、名簿順に日記当番が開始された。日記当番のゼミ生は、メモ帳などテキストエディタで、担任が作成したMoodle講義概要欄を参考にするなどして、日記案を作成し、ゼミTクラスのメーリスに投稿すること。確認後、担任が必要な推敲後、大学サーバーにアップロードする。
【次回までの課題】
- 今回の授業で自己紹介プレゼンを発表したゼミ生へのコメントの投稿。投稿期限は10月25日(日)
- ゼミナールU・Vの第四回講義のゼミ論発表へのコメントの投稿。投稿期限は10月25日(日)
- 課題テキストのアサイン・グループでのレジュメ・スライド作成の準備。
次週の第5回授業では、今週に引き続き残りのゼミ生の自己紹介プレゼンを行う予定。
(3年横尾)
2020年10月13日(晴れ)
第3回授業(課題テキストのアサイン他)
欠席者:なし
遅刻者:数名
教室風景:グループ発表準備
開始時刻に数名が遅刻。待つ間に、第1回講義の概要に添付した山口裕之(2013)、パワーポイント作成のお手本、自己紹介(上沼)ファイルを開いて、復習と再確認。
第2回講義でのフォーラム自己紹介の投稿の記述について全体的なコメントと指導。特に、「文は人なり」という。大学生としては無論、形式(文頭一字下げ、句読点、段落、起承転結、引用・参照、参考文献など)は、読者のみならず筆者自身の思考をクリアにし、他者とのコミュニケーション能力を高めることになる。
【課題テキストのアサイン】
最初の課題テキストとして、ゼミ選考合格後に事前課題とした中から、上野千鶴子(2018)を、2〜3名で分担して要旨発表を行う。そのための担当者をくじ引きで決定し、その後、担当者同士で打ち合わせを行う。全6章の最初の2章を、まず1回で発表と質疑応答をしてみる。分担章のポイント要約(レジュメ)だけでなく、読み込んで不明な箇所は調べる(参考文献欄に示す)。
*レジュメとは?<カオナビ(人事用語集)https://www.kaonavi.jp/dictionary/resume/
【次回までの課題】
自己紹介スライドを、10枚前後で作成することを次回までの課題とする。「自己紹介(上沼)」スライドを参考に(出身については、書かなくても良い)、研究したいテーマ、事例、その動機と研究する社会的意義と重要性が分かるように参考文献も挙げて)、パワーポイントの挿入タブのヘッダーフッターをクリックして、スライド本体とノート・配布資料のタブに必要事項を記入し、すべてに適用。
10/14追記:添付の藤井誠一郎『ごみ収集という仕事』抜粋(上沼).pdfを読んで(矢印で回転)、研究テーマなどに関するスライド作成のヒントとしてください。
提出期限:10月19日(月) 提出を以って今回講義の出席とします。
(担任)
2020年10月6日(晴れ、曇り)
第2回授業(エクスカーション)
欠席者:なし
遅刻者:1名
【アナウンスメント】
ゼミTの皆さん、
上沼です。
明日の第2回講義は、晴れ予報ですので(週末は台風14号上陸か)、大学近郊をエクスカーションします。
- 午後2時半頃には教室に、歩ける準備(水分補給や靴など)をして、集合してください。
- 目的の1つは、ゼミ生間の親睦ですが、感染防止策を徹底しつつ、例年のルートを参考にして徒歩と電車(運賃用意)を利用する予定です。
- 親睦とはいえ、平熱を自宅での検温で確認(平熱でなければ欠席してください)、マスク着用やソーシャルディスタンス、小声を守り、私の指示に従って下さい。
- ゼミ日記(公開)用に、集合写真撮影を私が行います。撮影されたくない人は、申し出て下さい。
- なお、第3回講義では、自己紹介スライドの作成と、最初の課題テキスト:上野千鶴子(2018)『情報生産者になる』ちくま新書の要約グループ発表のアサインを行いますので、それぞれ準備をしておいてください。
【エクスカーション計画案】
- 14:30頃から14-402集合
- 担任より説明と注意 特に感染予防策の実施
- 災害時避難経路>14号館前広場>北門>都電早稲田駅>鬼子母神駅>参道>鬼子母神案内所>鬼子母神>東通り>都電雑司ヶ谷>雑司ヶ谷公園>護国寺(大隈公墓所)>雑司ヶ谷霊園>(管理事務所、宣教師館)>都電雑司ヶ谷駅>早稲田駅>早稲田大学>解散
【学生さんが各自のPCで収録する場合】
- PowerPoint上で簡易的に収録が可能です。https://dekiru.net/article/16455/
【フォーラム】:「自己紹介」
- クラス内公開を前提に、個人情報保護を考慮して、簡潔に、自己紹介を投稿する。
- 自己紹介スライドを作成する準備素材を考慮する。写真、リンクURLなど。*後日、ゼミU・Vクラスでの自己紹介に利用の予定。
- 出欠(投稿を以って出席)
【スナップ写真】
都電早稲田駅
護国寺本堂
大隈重信公墓所
夏目漱石墓所
都電雑司ヶ谷駅
「雑司ヶ谷霊園地図」pdf
第3回講義では、自己紹介スライドの作成と、最初の課題テキスト:上野千鶴子(2018)『情報生産者になる』ちくま新書の要約グループ発表のアサインを行いますので、それぞれ準備をしておいてください。
(担任)
2020年9月19日(晴れ)
第1回授業(オリエンテーション)
欠席者:なし
遅刻者:なし
ようやく教室での授業再開となりました。再開の経緯は、アナウンスメントやゼミT日記に記載の通りですが、未だ都内の感染者数が減少せず、ゼミ生の皆さんの事情も様々な中、意見を聴取しながら柔軟に授業運営を行いたいと考えています。
今回は、オリエンテーションとして以下の内容とします。
- 「20200918_【教員各位】秋学期に向けた新型コロナウイルス感染拡大防止の徹底について.pdf」の確認
- 14-402教室の設備、着席レイアウト、持参ノートパソコンの無線Lan接続などの確認
- Moodleの確認
- ゼミメーリスの確認:
- ゼミT:hedgehog@list.waseda.jp
- ゼミU・V:fox@list.waseda.jp
- 全員:numasan@list.waseda.jp
- ゼミT日記(2019、2020)確認と日記当番制度
- http://www.waseda.jp/sem-hedgehog/diary/2019/index.html
- http://www.waseda.jp/sem-hedgehog/diary/2020/index.html
- 重要なサイト:早稲田ITサービスナビ、学術情報検索ページ、ゼミページ ←お気に入り!
- ITナビ:https://www.waseda.jp/navi/index.html
- 図書館学術情報検索ページ:https://waseda-jp.libguides.com/imas
- ゼミ担任のHP:http://www.f.waseda.jp/kaminuma/index-j.html
- ゼミTトップページ:http://www.waseda.jp/sem-hedgehog/index-j.html
- 学術的文章の書き方:山口裕之(2013)『コピペと言われないレポートの書き方』抜粋(上沼).pdf
- プレゼンスキルのパワーポイント講習:making_powerpoint.ppt、自己紹介(上沼).pptx
【フォーラム】「第1回授業の内容確認と理解度のチェック」
久しぶりの教室授業で、気を大いに使ったらしく疲れましたが、リモート授業と違い、反応をその場で得られて良かったと思います。
事前と事後に欠席の連絡が届きましたが、体調が悪い時は登校しないよう、やむを得ず欠席してもMoodleで学習できるようにしています。今後も、体温を測る、当日の行動履歴をメモする、など今回の授業で添付した最初の感染防止策のPDFを読んで励行してください。欠席・遅刻の事前連絡は、その都度してください。
今回の授業の内容確認と理解度をチェックするために、フォーラムを設定します。必ず、自習と復習を行って内容を確認し、質問など理解度を読んで分かるように具体的に投稿してください。投稿は、クラス内に公開されますので、人権と個人情報保護に留意して、期限までにお願いします。
投稿期限:10月4日(日) 投稿を以って出席とし、内容を評価の対象とします。
次回は、例年通り、親睦を深めるため、大学近郊を散策したい、但し、天気に恵まれ、また、ゼミ生の賛成が得られたら。
(担任)
2020年9月25日(numasanメーリス)
件名:【ゼミ授業運営について 上沼】Fw: 追記 【秋学期ゼミ ゼミ生からのアイデア】
メール確認者:
ゼミ生の皆さん、
お早うございます。お彼岸も過ぎ、秋らしい肌寒い陽気となりました。
上沼です。
昨日、オンラインで9月教授会があり、本日からの授業開始について確認がありました。
それに先立ち、学部事務所より授業形態について事前アンケートがあり、ゼミT、U・Vと(大学院)の少人数クラスには教室が配当されることになりました。教室配当を受けて、帰宅時刻の感染リスク配慮から、ゼミ生の皆さん、特に3、4年生の希望やアイデアを福島ゼミ幹事長にアンケートのうえまとめてもらいました(メールのやり取りを、福島君の許可を得て以下に転送しますので、必ず目を通してください)。
その結果、
- 2年生のゼミT(火・4限:14-402)は、【短縮対面授業】(各自ノートPC持参)+Moodle併用
- 3、4年生のゼミU・Vは、【オンライン授業を基本とし、月1回ほど短縮対面授業を参加者も工夫して実施】*Moodle授業に、2年生もゲスト登録済。
として、まず開始し、やりながら、必要ならば修正しましょう。
となりましたので、全員メーリス([email protected])を使い、お知らせします。
2年生の皆さんは、9月29日(火)4限に14-402に、ノートパソコンを持参して出席してください。
3、4年生は、初回オンライン授業とし、その後の授業は役員を中心にして発表順を調整のうえ、順次進めますので、役員に協力してください。
以上について、確認の返信と、質問などあれば、上沼のメルアドにどうぞお願いします。
・・・以下は経緯:担任と福島幹事長とのメールのやり取り・・・・
2020年9月22日(火) 22:42 Tkhr Fksm:
上沼先生
お世話になっております。
上沼ゼミ長 福島です。
表題の件についてお伝え致します。(現時点で出ている案をお伝え致します)
【3年の案】
※ゼミT について
案【短縮対面授業】
- ゼミT の内容は対面ではないと身につけられない。よって対面が望ましい。
- 貸与PCがないということはHTML文書を記述できない人も出てくるのでは
→ゼミ論提出にはGoogleサイトというツールを使用すれば解決するのでは。
※ゼミU・Vについて
案【月一ペースで短縮対面授業】
- その日に大勢集まるのは密になるので、進捗具合や研究内容の近い人だったりでグループ分けを行う
- ローテーションでグループごとに月一対面
- その週、対面授業がない人は授業の記録をもとにMoodleでコメント
- スケジュール合わせるの難しい
- 授業の記録方法を検討
【4年の案】
※ゼミU・Vについて
【春学期同様完全オンライン】
以上になります。
遅い時間の連絡となり申し訳ありません。
送信日時: 2020年9月23日 8:18
宛先: KAMINUMA Masaaki
CC: 福島 拓広
件名: 追記 【秋学期ゼミ ゼミ生からのアイデア】
上沼先生
おはようございます。ゼミ長の福島です。
前回のメールに引き続き、4年生の意見・考えを追記させていただきます。
- オンライン授業は心なしか通常授業よりコメントも多かったしそっちのがいいのではと思っている。
- 卒論発表会については「発表」という形式を取る以上、対面ないしZoomだろう。
→4年生は秋学期についてもゼミU・Vについて、オンライン形式の意見が多数のようです。
3年生の意見について
- 14-402の広さを考えると、人数キャパ的にはまとめて集まっても問題ないのでは。そこまでして対面で集まる必要性は?懇親を深めるとかなのかなぁ?
- 卒論発表会は会議ソフトを使ってやるのが一番自然な気がする(冬の感染状況も予測できない)
- 「moodleのコメント=出席」は、多くの人の意見を見られるからいいと思った
以上よろしくお願い致します。
送信日時: 2020年9月23日 18:18
宛先: Tkhr Fksm
CC: 福島 拓広
件名: Re: 追記 【秋学期ゼミ ゼミ生からのアイデア】
ゼミ幹事長
福島君、
上沼です。
標記の件、2通のメールを確認しました。
アンケートと取り纏めを、ありがとうございました。
それでは、
- 2年生のゼミTは、【短縮対面授業】(各自ノートPC持参)+Moodle併用
- 3、4年生のゼミU・Vは、【オンライン授業を基本とし、月1回ほど短縮対面授業を参加者も工夫して実施】*Moodle授業に、2年生もゲスト登録済。
として、まず開始し、やりながら、必要ならば修正しましょう。
そこで、
- この一連のメールに返信する形で、ゼミ全員メーリスに宛て、秋学期授業について、通知しますが、経緯が分かるよう、やり取りが見えても構いませんか?
- ゼミU・Vの授業計画案を、春学期と同様、調整のうえ作成できてから、教えてください。急ですので、初回は発表者がなくても構いませんが。
以上、確認をお願いします。
(上沼、3年福島幹事長)
2020年7月28日(prehedgehogメーリス)
件名:【要・確認返信】上沼ゼミ事前課題について(上沼)
メール確認者:
上沼ゼミT合格者の皆さん、
Cc:ゼミ3年役員各位、
社学教員の上沼です。
本メールは、大学のメーリングリスト制度を用いて、設置責任者として発信するものです。皆さんのメルアド情報を保護するとともに、秋学期開始のゼミの事前連絡用の目的のみに利用します。メルマガ形式ですので、メーリスに返信・投稿できません。返信は、私のメルアドにお願いします。
さて、リモート授業環境での期末試験期間で、大変不自由で焦燥の日々かと推察します。毎年、ゼミ授業開始前に、年間から半期と短縮されたゼミTの学習を、効率的に進めるために、事前課題を出しています(なお、秋学期から皆さんのクラス担任ともなります)。
都内の感染者数が高止まりをし、不要不急の外出自粛が依然として都より要請されていますし、大学本部からも警戒情報とガイドラインが日々、更新されています。
事前課題リストは、図書館利用や都内の書店の利用が制限されていますので、無理をせずに安全第一に入手をして読み進めて、ポイントをマークするなど、秋学期開始早々のレポート提出に備えておいてください(詳細は後日)。
【課題テキスト】
「ゼミナールT(政策科学研究)」ホームページhttp://www.waseda.jp/sem-hedgehog/index-j.htmlから、2019年度リストを少し修正しました:
- 上野千鶴子 (2018)『情報生産者になる』ちくま新書 *研究をするための作法、研究計画書案の書き方、テーマの選び方など。
- ハンス・ロスリング ,オーラ・ロスリング (2019)『FACTFULNESS(ファクトフルネス)10の思い込みを乗り越え、データを基に世界を正しく見る習慣』日経BP社
*次のリンクの動画も視聴してみてください(最後に字幕あり)。ハンス・ロスリング「最高の統計を披露」@TED2006 19分38秒https://www.ted.com/talks/hans_rosling_the_best_stats_you_ve_ever_seen?language=ja
- 秋吉貴雄(2017)『入門 公共政策学−社会問題を解決する「新しい知」』中公新書 *政策科学とは何か。各自のゼミ論研究テーマを1章ごとに展開してみる準拠枠。
- 小島廣光(2001)「問題・政策・政治の流れと政策の窓:NPO法の立法過程の分析に向けて」『經濟學研究』 51(3),pp. 31-84 *応用編テキスト
- 山口裕之(2013)『コピペと言われないレポートの書き方教室: 3つのステップ』新曜社、より抜粋 *学術的文章の書き方指南。但し、著者名(刊行年)の順。
- ゼミではパソコン利用(メール、プレゼン、ゼミ論文)が標準
- ホームポジションのタイピング練習フリー無料ソフトあり(窓の杜、vectorのサイト)
- パワーポイント作成の自習
以上
なお、秋学期のポイントは、政策科学とは何かを学び、研究に必要なスキルを身に着け、各自のゼミ論研究計画書案を完成させることです。
本メールを確認したことを、遅滞なく私宛に返信してください。返信を見て、必要な場合、文章の書き方を指導する予定です。大学のメルアド以外のメルアドへの配信を希望する人は、その旨を追記してください。
では、期末試験と夏休みを、どうぞ無事過ごしてください。
(担任)
[Index of diary]
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