Diary 2021




「狐はたくさんのことを知っているが、ハリねずみはでかいことを一つだけ知っている」I・バーリン(1973)『ハリねずみと狐』中央公論社、pp.7-8.
Always, now under Construction.
 この日記は、ゼミナールT(政策科学研究)の活動内容を公開するものです。毎週当番が日記を書いてメーリングリストで担任とゼミ生に送信し、修正を加えてHP上で更新し、次の授業の冒頭で出席者全員で再確認しているものです。
 個人情報保護の観点から、欠席者、遅刻・早退者の氏名はHP上では非掲載としています。@その日の授業内容を要領よく記述する文章表現の訓練、A毎週の授業内容の相互確認、B当日欠席者への情報伝達、C学部一年生向けのゼミ案内、などを目的としています。(担任・上沼)


2021年1月11日(晴れ)
第12回授業
欠席者:4名
遅刻者:なし

 本日の授業に続くゼミUVクラスでのゼミ論研究計画書案のプレゼンを前に、出席した4名が、配布資料を配布し、リハーサルを行い、ゼミ生からのコメントと先生による講評を受け、メモをした。以下が発表順である。

  1. 飯田祐月さん「“日本のギグワーカーに「働きやすい労働環境」を提供するためには”」
  2. 土橋優月さん「空き家の活用方法ー土地を有効利用し、利益を得るにはー」
  3. 縄 聡太さん「『東京一極集中と正しい都市づくり ―脱東京は可能なのか―』」
  4. 金子 碩さん「外食産業における食料廃棄―もったいないを減らす―」

 次回は、残る4名のプレゼンとコメント、講評の予定。

(担任) 


2021年12月21日(晴れ)
第11回授業
欠席者:なし
遅刻者:なし

 ゼミ論研究計画書の発表を、一人あたり約5分で発表した。発表順は、課題提出順で以下のようであった。
 土橋→原田さん→飯田さん→玉井さん→池内さん→縄さん→矢ケ崎さん→金子さん
 時間の都合で、発表に対して先生からコメントがあり、ゼミ生によるピアレビューは授業後にMoodleのフォーラムに投稿し、発表者がそれらを受けて、ゼミ日記案を作成しメーリス回覧することにした。(土橋)

【土橋 発表】研究テーマ「空き家の活用方法-土地を有効利用し、利益を得るには」
目次:

  1. 研究テーマ「空き家の活用方法-土地を有効利用し、利益を得るには」
  2. 研究内容 空き家活用ビジネスの模索
  3. 理論仮説&作業仮説 なぜ空き家が多いのか及びどうすれば解決につながるか
  4. 研究対象 日本や海外における事例
  5. 研究方法 取材、統計調査、二次情報
  6. 先行研究&関連資料
    • 石井里奈(2015)「空き家対策におけるビジネスモデルの構築」
    • 清水陽子(2012)「アメリカLand Bankの取組と滞納空き家物件の活用−ミシガン州・オハイオ州の事例−」
発表に対するコメント:
  • 研究のモチーフをスライドに取り入れるべきである。
  • 行政でどの程度問題視されているかが不明である。
  • 空き家は負の不動産とも言われ、一番の問題点は所有者がいることである。

【池内 発表】研究テーマ「ホームレスの社会復帰のためにすべきことは〜現状の課題と解決策〜」
目次:

  1. 研究動機(上京時の驚き、東京のホームレスの多さ)
  2. 現状問題(ホームレスにカウントされないホームレス予備群の数の多さ) 3.具体的な政策(行政の具体的政策)
  3. 先行研究(現状の政策では不十分である。)
  4. 今後の方針(根本的にホームレスにならない政策の提言)
  5. 参考文献
発表に対するコメント:
  • 研究意義の確立をする。
  • 仮説をもっと明確にする。

【縄 発表】研究テーマ「東京一極集中の現状と日本全体への影響」
目次:

  1. 研究テーマ
  2. 研究動機(大学への進学で全国からの出身者に会うこと)
  3. 研究内容(東京一極集中の課題)
  4. 理論仮説(東京一極集中は解決すべき課題)
  5. 研究対象・研究方法(各データ、聴き取り)
  6. 本研究の意義(関連する多くの問題を解決できる可能性)
  7. 本研究の課題(実行に移す難しさ)
  8. 参考文献
発表に対するコメント:
  • 具体的なテーマを設定する必要がある。勉強不足。
  • 動機が明確でよかった。
  • 詳細な方針の重要性。
  • <反省点>自分のテーマ設定に時間がかかってしまい、なかなか具体的に方針を決定することができなかった。普段からの社会に対する関心が少ないから、興味ある課題を発見することができなかったのだと思う。

【金子さん 発表】研究テーマ「食料廃棄の活用−無駄のない循環社会−」
目次:

  1. 研究動機
  2. 食料廃棄の現状
  3. なぜ食品ロスの削減が必要か
  4. 日本の現在の目標
  5. 先行事例
  6. 参考文献
発表に対するコメント:
  • 現在食料廃棄が問題だというデータが少ない。根拠が弱いというご意見を頂いた。
  • 現在行われている解決策は多くあるため、その解決策で解決出来ていない部分にトピックをしぼる必要がある。
  • 先輩のゼミ論文を読み直す必要がある。
  • テーマを変えるという手もあるがこのままデータを収集し、やっていこうと考えている。

【 発表】研究テーマ「」
目次:

発表に対するコメント:

 次回は、コメントを受けて、ゼミ論研究計画書を更新し、ゼミTにてリハを、ゼミUVクラスで4名ずつプレゼンする。

(2年土橋、縄、金子) 


2021年12月14日(雨のち曇り)
第10回授業
欠席者:なし
遅刻者:なし

【ホームページ講習A】

  • 12/07の講義概要欄を読みながら、各自のテキストエディタにて作業し、ホームページの作成手順を学習する。
  • 上記の概要を、基本とし、分からなくなったら、基本に戻る。

  1. メモ帳とブラウザ表示のレイアウトが同型になるようにデスクトップ画面で2分割で表示し、交互に比較しながら記述し、更新。例えば、文末には必ず改行タグ<br>を入れて、改行をエンターキーで実行する。テキストとテキストの段落の位置と同じように段落タグ<p>を置く。同形にして記述すれば、修正箇所や更新箇所の位置が、一見してすぐ分かる(改行、段落無しをベタ書きという)。
  2. フォルダ作成:デスクトップ画面にフォルダを新規作成し、その名前を姓surname(半角英数モード)にする。その中に、jpgフォルダを新規作成し、上記のsurname.index.htmlと一緒に格納。提出の際には、surnameフォルダを右クリックで圧縮したzipフォルダで(フォルダは、メールに添付したり、Moodleで提出したり出来ない)。
  3. 講習用ファイル等を保存するため、USBメモリーを持参する。
【さあ、書き始めよう!】
  • リボン→テキストエディタを起動。
  • 半角で<html>と入力する。*タグも名前も、小文字半角英数字で書く。
  • <html>を選択して右クリックでコピーし、改行して貼り付ける。前に/を入れる。→開始タグと終了タグは、いつのこのようにコピペにより作業すると効率的。
  • <html>と</html>の間にHEADとBODYのセクションを入れる。前者には、<head></head>、後者は、<body></body>
  • HEADセクションの中にホームページのタイトル<title></title>を入れる。今回は「苗字surname(半角英数) home page」にする(後日修正可なのが、HP形式が便利な点)。
  • スタイルシートの記述:余白や背景色文字色のRGB値など、次のサンプルのタグをメモ帳にコピペ
  • 配色大辞典↓から、好みの背景色と文字色の数値を選び、数値をコピペする https://www.colordic.org/h/
  • 「ファイルの名前を付けて保存」で、「苗字(半角英数で).index.html」と入力し保存する。indexは、トップページの意味。ファイルの種類は、すべてのファイル。文字コード:ANSI
  • テーマ、副題、所属氏名、トップ画像、はじめに、水平線をまずタグで書く。

【今後の予定】

  • 12/21 全員、上野千鶴子(2018)に準拠して、各自のゼミ論研究計画書を、一度、パワーポイントで発表してみる。つまり、スタート版。
  • 01/11 ゼミ論研究計画書の更新版を発表 +ゼミU・Vクラスで4名パワポでプレゼン
  • 01/18 ゼミ論文ページを書いて、Moodleの課題提出機能にて提出(提出方法の確認)+ゼミU・Vクラスで4名パワポでプレゼン
  • 01/25 ゼミ論ページの更新作業(各自、自習)
  • ??  期末課題の、Moodleの課題提出機能にて提出
  • 新学期開始まで、ゼミ論文の加筆と更新作業の継続

(担任) 


2021年12月07日(曇り)
第9回授業
欠席者:なし
遅刻者:なし

【ゼミ日記の確認】
次の点の注意と指導を行った。

  • 目次の書き方:項目だけでなく、項目(スライドの要点、要旨)を付けること。項目だけでは、要旨の内容が伝わらないし、続くコメントの意味も十分に読者に伝わらない。
  • 次回から、テキストエディタに書いて、メーリスに添付して回覧する。理由は、エンコーディングの文字化けのチェックと、論述の仕方、レイアウトのチェックのため。

【学生健康増進互助会】
医療費給付制度」概要を確認した(前回の怪我による欠席に関連して)。
https://www.waseda.jp/inst/student/support/medicalfee_reimbursement

【ホームページ作成講習@】
参考:
昨年度のゼミT日記の第13回講義〜16回講義
http://www.waseda.jp/sem-hedgehog/diary/2020/index.html

【PDFの必要ページのみ保存】
GooglChromでPDFを開いて、印刷の設定で、該当ページを印刷範囲にする。

【ゼミ論ページのソース】:htmlのタグ構造を知る、習う、真似る!!
参考:
MSR合同会社>各WebブラウザでHTMLソースコードを表示する方法
https://msr-r.net/html-source/
↓ Chrome ( on Windows 10 )バージョン:80.0.3987.87
Safari ( on Macintosh )バージョン:13.0.5
Edge ( on Windows 10 )バージョン:44.18362.449.0

【先輩のHPのタグ記述に学ぶ】
http://www.waseda.jp/sem-hedgehog/memb/index.html
http://www.waseda.jp/sem-fox/memb/index.html
↑ブラウザでソースを表示。

【HTMLを学ぶ】

  1. HP作成ソフトは使わず、原理を学び、自分でタグを書き、自分で修正できるようにする。→添付HTML講習PDF
  2. あくまでも研究内容が第一であり、見栄え(見映え)は二の次。凝らない、シンプルに!
  3. スタートのメニュー>Windowsアクセサリ>→テキストエディタ(Windowsパソコンでは「メモ帳」;Macの場合も標準アプリの「テキストエディット」で作成できる。 )を立ち上げる。*以下は、Windowsパソコンでの操作
  4. メモ帳とブラウザ表示のウィンドウを、デスクトップ半々に調整して両方開き、相互を見比べながら作業しつつ、メモ帳で上書き保存をし、ブラウザのリロード(再読み込み)をクリックして更新を確認、これを繰り返して、論文執筆作業を進める(要は、いつでも自分で出来る)。
  5. メモ帳でタグ<>つきの記述をする際は、右端での入力の度にスライダーを動かす必要のないよう、メニュー>書式>「右端で折り返す」にチェック入れる。
  6. 基本的なタグ:<html></html>=HPですよ ,<head></head>=タイトル指定や余白設定などヘッダー部分、<body></body>=ページの内容・本体、などのように「開始タグ」と「終了タグ」を対にして、「入れ子型(マトリョーシカ型)の構造」で、書く(改行タグ<br>や段落タグ<p>箇条書きの項目タグ<li>など、終了タグ不要の例外も少しある)。
  7. また、タグには色々な種類があるが、英語の略字として覚える! <br>=break=改行(ただし末尾に<br>を書いたらエンター・キーを押して改行すると、レイアウトがテキストとブラウザで同形になる)、<font color="red">=文字を赤色、<p>=paragraph= 段落、<h>=headline=見出し(例えば<h1>のように後についた数字で見出しの大きさを指定でき、数字を大きさに反比例)、<hr>=horizontal rule=水平線、<!--注釈-->=メモ(ホームページには反映されず、メモや注記に活用する)など。
  8. 名前を付けて保存:名前は、すべて英数半角モードで、英和辞典を使う;全角はサーバーが読めず文字化けする。

 次回は、ホームページ作成講習Aの予定。講習の間に、各自、上野千鶴子(2018)に準拠して、各自のゼミ論研究計画書のパワーポイント発表の準備を行う。

(担任) 


2021年11月30日(快晴)
第8回授業
欠席者:1名(怪我)
遅刻者:なし

 上野千鶴子(2018)『情報生産者になる』(ちくま新書)の第五章後半、第六章の要約発表を行った。第五章後半を矢ヶ崎さんが、第六章を土橋が担当した。

【2年矢ヶ崎さん 発表】担当 第5章後半
目次:

  1. コメントの重要性
  2. コメントの仕方(内在的コメントと外在的コメント)
  3. コメントへの対応
  4. 司会の役割
  5. 論文の書き方
  6. まとめ
  7. 参考文献
発表に対するコメント:
  • まとめ等で、何の為にコメントするのか、コメントの意義、役割を強調した方が良い。コメントは素人でもしなければいけないし、出来るもの。そして、何よりも自分のためになるという事が重要である。
  • 発表の中で、コメンテーター方式や覆面査読方式が出てきたが、上沼ゼミでは、授業内と授業後でのフォーラム投稿によるピア(peer)レビュー方式と、先生による講評である。

【2年土橋さん 発表】担当 第6章
目次:

  1. 口頭報告をする
  2. メッセージを届ける
  3. プロデューサーになる
発表に対するコメントと反省点:
  • 上野先生が強調したかったことは情報生産者とは、自身のプロデューサーであるということであり、私自身が要点を置く場所がずれていたということ。
  •  テキストの核となる部分を、自分の言葉で上手くまとめることができなかった点である。上沼先生の解説のように、まとめを読み上げるだけでなく、自分の言葉でまとめることが大切だと感じた。

 次回の授業から、自身の研究を公開するためのホームページ作成講習が始まる。必ず、PCを持参すること。

(矢ヶ崎、土橋) 


2021年11月16日(曇りのち晴れ)
第7回授業
欠席者:2名(体調)
遅刻者:なし

【上野(2018)の読解B】

【2年玉井さん 発表】担当 第4章
目次:

  1. 質的情報とは何か?
  2. インタビューの仕方
  3. 質的情報の分析とは何か?
  4. KJ法のその先へ
発表に対するコメントは、特になかった。

【2年金子さん 発表】担当 第5章前半
目次:

発表に対するコメント:
  • 内容が第四章以前よりもシンプルになっていたため、プレゼンがより抽象的になってしまった。
  • 配布資料のスライド配列を横配列にする。
  • 次の「コメント力をつける」に繋がるような終わり方にする。

 次回は、課題テキスト読解の続きの予定。

(玉井さん、金子さん) 


2021年11月2日(快晴)
第6回授業
欠席者:無し
遅刻者:無し

 次週の9日は、「学部デー」にて教室授業は「休講」となるが、自習課題を課すことになっている(コロナ以前は、早稲田祭直後に、上級生には就職支援講演、下級生にはゼミ紹介・相談会を企画したり、大学セミナーハウスでのゼミ合宿に充てるなどした)。
 そこで、事前アンケート結果から、1年生導入教育クラスの「ラーニングコミュニティ」では、「学術情報検索のスキル」を学習済みだが、検索結果を保存し、参考文献リストに出力するアプリの「RefWorksを未修」だと知り、課題とすることにした。
 学内ネット環境で「アカウント作成」を行い、ログイン画面と利用ガイド画面を確認して、「主要な機能」(レコードのインポート、フォルダ管理、マニュアル入力、ウェッブページの取込み、簡単な参考文献リスト作成、など)を自習課題とした。学習成果や質問などをMoodleの「フォーラムに投稿」する。
 なお、本日の発表者の飯田さんのマックPCを教卓AVの外部入力HDMIケーブルに接続し(原田さんの接続ケーブルや画面出力切替のサポートあり:感謝)、模範を示して講習した。(上沼)

【RefWorks講習】
 授業の前半では、RefWorksの使い方について学んだ。全員でアカウントを取得し、論文をインポートする方法まで確認した。RefWorksの詳しい使い方については、moodle上のゼミT第6回講義を参照されたい。

【上野(2018)の読解A】
 授業の後半では、上野(2018)の読解Aを行なった。飯田が第3章の発表を、玉井さんが第4章の途中まで(時間切れで)発表を終えた。第3章の発表における質問と自身の反省を下にまとめる。

【2年飯田さん 発表】担当 第3章
目次:

  1. 方法論とは何か
  2. 対象と方法の選択
  3. まとめ
  4. 補足
  5. 参考文献
発表に対するコメント:
  • 理論・モデル>(作業)仮説→検証→確証/反証→仮説修正・・・
  • スライド間の繋がり、論理的展開を強調する。
  • スライドの中で、図表の出典を、「社会情報学の出力モード」で記載してあり良く出来ているが、参考文献スライドでの論文タイトルは、「 」で括る。
  • 「補足」スライドにある対話的エスノグラフィの論文はどこから入手したのか?>web上にて調べた。
  • 「理論」と「理論体系」を使い分ける意義は?>「理論体系」は、概念の集合であることに加え、含まれる概念のみで全ての現象を説明できるとされる、つまり閉鎖系をなしている。
  • 参与観察において、観察者が観察対象に含まれてしまうことの問題点とは?>観察者という特異な存在が、観察対象の一部を構成することは、観察対象にとっては非日常的な現象であり、それゆえ観察対象が変容してしまう恐れがある点。

 次回の11月16日の授業では、4章の続きと、第5、6章の読解を行う予定。

(2年飯田) 


2021年10月26日(雨のち快晴)
第5回授業
欠席者:
遅刻者:

 第五回の授業では、上野千鶴子(2018)『情報生産者になる』(ちくま新書)の第一章、第二章の要約発表を行った。

【2年原田さん 発表】担当 第1章
目次:

  1. 情報とは何か
  2. 問いを立てる
  3. まとめ
  4. 考察
  5. 参考文献
発表に対するコメント:
  • 本やウェブサイトを紹介する際の、フォーマットを改めて確認した。私は、今回の講義までに習得できていなかったため、次回以降気をつけたい。また、段落間および項目間において1行空けるレイアウトは不要、という点をご指摘いただいた。書き手からすると余白があることで綺麗に見えるかもしれないが、読み手のことを考えると、かえって読みにくいという視点を忘れてはならない。
  • 第1章の要約とそれについての自分なりの考察を加えることはできたと思うが、30分超の長い発表になってしまったのは反省点である。以下に指摘された点をまとめる。
  • 同じタイトルが続く場合は「@、A…」と番号を振る。
  • 課題テキストのフォーマット(ヘッダー)
  • 「情報とは何か」と「問いを立てる」という、副題で分けられていた部分のつながりを大切にし、論理展開を重視する。
  • 図やイラストを用いていて良かった。
  • また、その他引用部分について、オリンピックロゴ盗作問題、文化人類学者である山内昌男が先行した「周縁」の話を、関連事項として挙げていただいた。
  • 第2章の発表を聞いて、テキストに記述されている内容を簡潔にまとめていたことが良かった。自分の要約発表は、色々と派生して述べるあまりに長い発表となってしまい、授業時間の圧迫のみならず、聞き手の集中力を考える上で反省点が残る。「要約」という意味で参考になる発表だった。

【2年縄さん 発表】担当 第2章
目次:

  1. 先行研究を批判的に考察する
  2. 研究計画書を書く
  3. 研究計画書を書く(当事者研究版)
発表に対するコメント:
  • 第一章の発表を聞いて、スライドに図が多用されていて、文字も少なくうまくまとめられていると感じた。また、本文の要約だけでなく、自分の考察やほかのテキストからの引用もあり、非常にわかりやすかった。私もそれらを見習いたい。
  • 実際に自分で発表してみて、改めて発表慣れしていないことを痛感した。これまでパワーポイントを作成し、それに基づいて発表することを殆どしてこなかったため、かなり緊張してしまった。落ち着いて発表できるように練習していきたい。また、スライドの改善点として先生から、
  • p.041-114でなくpp.041-114 開始ページのpと終了ページのpを合わせてpp.
  • 最初のスライドで、背景に字が塗りつぶされている。
  • 同じタイトルで、複数スライドとなる場合は、タイトルに@A・・など入れて区別する。
  • 参考文献の書き方の要修正(順番、最終閲覧日に年月日):著者(刊行年)『書名』出版社
  • 配布資料が4ページ、両面2枚にまとまっていることは良かった。
などの指摘をいただいた。次回からそれらを参考にしていきたい。

 次回は、第3章から。

(2年原田、縄) 


2021年10月19日(晴れ)
第4回授業
欠席者:なし
遅刻者:なし

 第4回講義では、自己紹介プレゼンの続きを行った。今回の5人の発表をもって、自己紹介プレゼンは一通り終了した。
 まず、参考文献の示し方について、上沼先生より、以下の4点、ご指導をいただいた。

  • 著者の名前の後に出版年を記載する。ex) 著者名(出版年)『書名』出版社
  • ウェブサイトの場合、'最終アクセス日' という文字を日付と共にいれる。 ex) 執筆者名「記事・ページタイトル」(最終アクセス日: 〇年〇月〇日)
  • ある書籍に所収の文章から引用する場合、該当のページ数を記載する。ex) 執筆者名(刊行年)「文章のタイトル」所収文献の編者名『書籍名』出版社名、pp.〇ー〇
  • 参考文献欄では’・’などを用いて、箇条書きで示す。
 また、研究テーマ案:「スポーツクラブを通じた、地域活性化について」の内容についても、上沼先生やゼミ生の皆さんからコメントをいただいた。
  • 浦和周辺地域のバナーフラッグが交換されないのは、浦和レッズの金銭的な理由からではないか。
  • 集団帰属意識が対抗を生むのではないか。
  • 同じ地域のクラブを統合していくことには、問題もあるのではないか。
  • 社会には、あらゆるところに、統合と分離の両面がある。そう言う社会学的な言葉、概念ではなく、例えば、新潟と浦和のスポーツクラブの比較などによって、研究した方が良いのではないか。
 いただいたコメントから、テーマ設定の甘さを痛感した。先行研究を読みこむなどして、自分の研究テーマをよりクリアなものにしていきたい。
(矢ヶ崎)

  1. 一分間スピーチ
     ゼミ生それぞれが、近況などについて、一分間のスピーチを行なった。上沼先生からは、「面白い話は一つも無かった」という少々毒のあるコメントを頂いた。スピーチ内容の改善に努めるとともに、スピーチ能力自体の向上を目指し、引き続き取り組んで行きたい。
  2. 日記を書く際の注意点の共有
    • 日記において、本の紹介をする際には、以下の形式で行う。著者名 (出版年) 『書名』 出版社名/例)上野千鶴子(2018)『情報生産者になる』ちくま新書
    • 日記のフォーマットに関しては、第3回日記の玉井さん担当部分を参考にすべき、ということであった。要点を箇条書きで簡潔に説明しており、とても読みやすかった。
  3. 自己紹介プレゼンの続き
    • 土橋さん、矢ヶ崎さん、飯田、原田さん、池内さんの順で行なった。
    • 第4回をもって、交換留学中の熊野さんを除く8名全員の自己紹介が終了した。
    • 再掲にはなるが、配布資料のヘッダーにはタイトルを、フッターには氏名を必ず記載する。
  4. 自分の発表について
     「キャッシュレス化」というテーマに対して、「中国を参考にすべき」「災害対策はどうするのか」といった意見を頂いた。また、「キャッシュレス化」という切り口では、議論が深まらないというご指摘も頂いた。以上の意見と指摘を踏まえ、改めて自分の選定テーマについて考えたい。
  5. 次回について
     第5回のゼミでは、課題テキストの読解を行う。
(飯田)

第4回の授業では、以下の内容を扱った。

  1. 1分間スピーチ  ゼミ生が出席の際に近況を語る、というものだが、近況というのは1分で語るには意外に難しいことに気づいた。自分の近況、例えばアルバイトの話などは自分からすると自明の事柄であり説明を忘れがちだが、他者からすれば不透明な話であるために説明が必要である。しかし、ともすると冗長な話にもなるため、上沼先生からいただいた「面白い話がない」というコメントを基にわかりやすく、また他人を引き込むような語り口を身につけたいと思った。
  2. 日記案に関する注意点
    • 本を本文内で紹介する際の形式についてご教授いただいた。これは日記のみならず参考文献欄などにおいても必要であるため、書き方に習熟する必要がある。
    • 日記の書き方について、段落を分けるだけでなく箇条書きを上手く使うことで、情報を見やすくできるという点をご指摘いただいた。
  3. 自己紹介(続き)
    • 前回未了分の4名と欠席者1名、計5名分の自己紹介プレゼンを行った。
    • 土橋さん、矢ヶ崎さん、飯田さん、原田、池内さんの順で行ったが、前回と比べて質疑応答が活発であった。また、前回の内容を踏まえて、配布資料の作成やヘッダー・フッターの設定がなされていた。
  4. 自分の発表について
    • 概ね上手くできたと捉えているが、口頭で説明する場面が多かったのは、反省点かもしれないと感じた。スライドのシンプルさと、視覚的情報の豊富さのバランスを見極める必要がある、というのが次のプレゼンに向けた私の改善点である。
    • 自分が扱おうとしている「安全保障」というテーマが、その性質上、機密性が極めて高く、すなわち即時性に欠けるというのは、以前先生とメールでやりとりした通りである。現代社会における問題は扱いにくいけれども、緒方貞子の「満州事変ー政策の形成過程」や上沼先生が教鞭を執られている政策科学Tで扱ったキューバ危機のように、過去の安全保障政策について各々のアクターについて考察を加えることはできると考えられるので、テーマについては今後より詳細に絞っていきたい。
(原田)

 第四回の授業では、以下の内容を取り扱った。

  1. 1分間スピーチ  出席確認と共に、ゼミ生が自身の近況等を一分間で簡潔に話した。第三回からはじめ、今回で二回目であったが、1分間という時間の使い方にまだ慣れなかった。そのため、途中でつかえてしまう等、グダグダなスピーチになってしまった。次回以降は、起承転結を意識して話すように心がける。
  2. 日記案を執筆する際の注意事項に関する確認:以下、確認した注意事項である。
    • 箇条書きを利用して見やすくまとめること。
    • 本の紹介は次のように行うこと。→著者名(出版年)『書名』、出版社名
  3. 自己紹介プレゼン(前回の続き)  前回の続きを行った。発表の順番は土橋→矢ヶ崎さん→飯田さん→原田さん→飯田さんであった。全員の自己紹介プレゼンが終了した。
  4. 以下に自身の発表に関する指摘等をまとめる。
    • 労働問題にも様々あるため、切り口を特定する。
    • 焦点を当てる場所によっては、ありきたりな政策提言しかできない。
    • 働き方改革の一般的な議論にならないようにする方法を、模索するべきであること。
    • 先行研究は著者も含めて読み込む。
 以上の指摘を踏まえて、自身の研究を進めていく。次回の授業では、課題テキストの第一章、二章の要約、読解を行う。

(土橋)

 第4回の授業では、以下の内容を行なった。

  1. 1分間スピーチ
     ゼミ生の言語化能力を高める方法として、1分間スピーチを行なった。今回全体では2回目の試みだったが、私は初めての経験だった。そのため、1分間の時間配分などが曖昧だったため、良いスピーチといったものができなかったのが反省点である。スピーチの内容を事前に考え、起承転結を1分間の中に盛り込むことによって、皆に面白いと思ってもらえるような内容を意識したい。
  2. 日記を書く際の注意事項の共有
    • 本の紹介を行う際は、著者名(出版年)『書名』、出版社名の順で記載する。
    • 箇条書きを有効活用して、見やすいように工夫する。
  3. 自己紹介プレゼンの続き
    • 前回発表できていなかった4名(土橋さん、矢ヶ崎さん、飯田さん、原田さん)に加え、前回欠席していた1名(池内)の発表を行ない、全員の発表が終了した。
    • 配布資料にはヘッダーに内容を記載し、フッターには氏名を記載するように徹底する。
    • 質疑応答には感想だけでなく、改善点や、アドバイスに関するコメントなども見られ非常に良いものとなった。
 次回の授業からは、夏休み課題テキストの要約の発表を行う。

(池内)

(矢ヶ崎、飯田、原田、土橋、池内) 


2021年10月12日(晴れ)
第3回授業
欠席者:1名(体調)
遅刻者:なし

 ゼミ第3回の授業では、自己紹介スライドの発表と課題図書:上野千鶴子(2018)『情報の生産者になる』の要旨発表のアサインを行った。実際には自己紹介スライドの発表でほとんど90分間を費やした。
 パワーポイントで自己紹介スライドを作成するのだが、そこでいくつか注意点があった。まず、配布資料として印刷する時に、パワポ6枚分をA4片面に縦方向で印刷すること。そして、両面印刷する際は長辺綴じにする。次に、色はグレースケールに設定する。また、ヘッダーに「資料名(今回は自己紹介)」フッターに「名前」を入力する。さらには、日付と時刻、ページ番号を表示する。
 発表を聞いている時は、質問する内容も考えて、配布資料に書き込む。質疑応答が始まってから考えるのでは遅い。
 私は、これまで人前でパワーポイントを使って発表する機会がほとんどなかったので、今回少し緊張した。これから、ゼミを通して何度も練習して、慣れていきたい。
 また、授業冒頭の出席確認の際に、人前で要領よく話す訓練として、1分間スピーチを行なった。最近身の回りで起きたことから話を発展させている人が多かった。1分間は、時間としてはかなり短いので、しっかりまとめて話す必要がある。(縄)

 第3回の授業予定は、自己紹介スライドの発表と上野千鶴子(2018)『情報の生産者になる』の要旨発表のアサインであった。しかし、今回は、自己紹介の発表のみで授業時間が終わってしまった。
 その原因として、ゼミ生のパワーポイントの作成の基礎が身に付いていなかったことが挙げられる。パワーポイント作成に関する注意点は、主に以下の8点である。

  • 配布資料は、両面印刷で長辺とじ
  • ファイル名に名前を入れる:例)自己紹介(姓).pptx
  • 配布資料の1ページ当たりの分割は、6スライド(縦)
  • 色は、グレースケール:カラーは文字が埋もれて見えない
  • 左上→テーマ;左下→名前;右上→日付(発表日に固定でよい) ;右下→ページ
  • スライドの中での出典では略記によりURLは貼らない。参考文献スライドで、フル表記してURLを標記。
  • 参考文献の書き方
 以上のことに気をつけながら、次回からはスムーズな発表を心がけたい。
 また今回の発表で、私の研究したいテーマに関する質問がいくつかあったので、日記に残しておく。
研究したいテーマ:「ジェンダー教育に関する北欧と日本の比較」
〈質問〉
  • 日本との繋がりを探すよりも、なぜ北欧の教育が発達しているのか、なぜ日本が遅れているのかだけに焦点を絞るだけでも十分である。
  • 北欧との比較ではなく、ランキングが近く、進んだ中国等の国との共通点を探すのも良いのではないか。
  • 北欧の具体的な政策は、どのようなものがあるのか。なぜ、北欧諸国では可能であったのか。
 今回の質問で、研究テーマに対する浅慮な部分が目立った。しかし、これを機に新たな視点が見えてきて、よりテーマの範囲を絞ることができる有意義な時間となった。(玉井)

 第3回の授業では、出欠確認とともに1分間スピーチをした。人前で話すのに慣れるという意味を込めて行われた。私は、あまり話をまとめるのが得意ではなく、静寂な空気を作ってしまったため、気をつけたいところだ。
 また、パワーポイントスライドを使った自己紹介を行った。印刷する際の設定や参考文献の記し方、参照する文献の種類など、多く指摘された点があったため、今後の発表の際に改善していきたい。
 その後に、要約発表のアサインを行い、2年生同士で分担を決め、第4回授業以降に発表予定である。
 まだまだ多くの改善点が見つかるため、ひとつずつより良いものに変えていきたい。(金子)

 次回は、自己紹介の続きと、課題テキストの読解@の予定。

(縄、玉井、金子) 


2021年10月5日(晴れ)
第2回授業:エクスカーション
欠席者:なし
遅刻者:なし

【事前のメーリスでの連絡】
 第2回講義は、晴れ予報ですので(先週末は大型台風16号接近)、大学近郊をエクスカーションします。

  • 午後2時半頃には教室に、歩ける準備(水分補給や靴など)をして、集合してください。
  • 目的の1つは、ゼミ生間の親睦ですが、感染防止策を徹底しつつ、例年のルートを参考にして徒歩と電車(運賃用意)を利用する予定です。
  • 親睦とはいえ、平熱を自宅での検温で確認(平熱でなければ欠席してください)、マスク着用やソーシャルディスタンス、小声を守り、私の指示に従って下さい。
  • ゼミ日記(公開)用に、集合写真撮影を私が行います。撮影されたくない人は、申し出て下さい。
  • なお、第3回講義では、自己紹介スライドの作成と、最初の課題テキスト:上野千鶴子(2018)『情報生産者になる』ちくま新書の要約(レジュメ)発表の担当者もしくはグループのアサインを行いますので、テキストを持参してください。
  • Moodle講義概要に掲示したエクスカーションのルート案で、各自、検索してこれはと思うリンク情報を返信の文面に貼り付けて投稿し、担任が貼り付けるリンクページも閲覧して、事前学習をして参加してください(感染防止のため、大声での説明など出来ないため)。
【Moodleエクスカーション計画案】
  • 14:30頃から教室集合
  • 担任より説明と注意 特に感染予防策について。
  • 災害時避難経路>14号館前広場>北門>都電「早稲田」駅>雑司ヶ谷霊園>護国寺(大隈公墓所)>有楽町線「護国寺」駅>「江戸川橋」駅>徒歩:神田川沿いを神田上水堰跡〜椿山荘〜芭蕉庵〜胸突き坂〜肥後細川庭園〜グランド坂>早稲田大学
【Moodle参考リンクページ】
  • TOKYO霊園さんぽ>資料ダウンロード>園内マップ>雑司ヶ谷霊園 https://www.tokyo-park.or.jp/reien/download/index.html
  • ホテル椿山荘東京の歴史 https://hotel-chinzanso-tokyo.jp/garden/history/
  • 護国寺ナビ「護国寺の墓所を訪問!大隈重信氏・山形有朋氏、多くの偉人が眠る場所」2015.11.14 https://gokokujinavi.com/bosho/
  • おにわさん「関口芭蕉庵」2019年6月14日 https://oniwa.garden/sekiguchi-bashoan-%E9%96%A2%E5%8F%A3%E8%8A%AD%E8%95%89%E5%BA%B5/
  • ふじ・ふじブログ「東京街歩き:神田川に架かっていた神田上水の水道橋跡」  https://fujisannoblog.com/post-7649/
  • 文京区「肥後細川庭園」 ttps://www.city.bunkyo.lg.jp/bosai/midori/kuritukouen/kouen/higohosokawa.html

【ゼミ生の感想】
 事前学習と体験とを振り返って、小エッセイを書いて下さい。「文は人なり」です。投稿内容を集め編集して、ゼミ日記としてアップロードします。

  • 2年生から実際に大学に通うようになり、高田馬場や早稲田に慣れてきました。しかしそれは駅周辺のお店や大学、通学路だけであって、大学の周りに何があるのかをほとんど知りませんでした。そのため今回のエクスカーションでは、普段行くことがなかった場所に訪れることができました。特に印象に残っているのは都電荒川線と細川庭園です。都内に唯一残る路面電車に乗ることは新鮮な体験でした。また細川庭園のようにもう一度訪れたいと思う場所も発見できました。時間が限られていてゆっくり過ごせないのが残念でした。/ また、エクスカーションを通して2年ゼミ生全員と話すことができました。これからの大学生活でゼミ活動を共にする仲間なので、仲良くしていきたいです。よろしくお願いします。(縄)
  • 私は中高から早稲田の地に通っており、よくこの地域のことを知っているつもりでしたが、訪れたことのない場所がまだ多くあるなと感じました。路面電車も存在は存じておりましたが、実際に乗ったのは初めてでした。細川庭園のような美しい庭園が早稲田近辺にあることには驚きでした。/ このエクスカーションを通じて自分の無知を知り、新しい発見が多くありました。貴重な体験をありがとうございました。そして、ゼミの同期の皆さんと少しでも交流が深められたのでとてもいい機会でした。(金子)
  • まずは、上沼先生とゼミ生のみなさん、お疲れ様でした。/今回のエクスカーションは、コロナウイルス感染防止の観点から、会話を最小限にするために、各々が関心のある場所について事前に共有する、という形で行われました。会話を最小限に控えなければならないということは残念でしたが、その一方で、事前にある程度訪れる場所に関する知識をインプットしておくことで、実際にその場所を訪れた際の満足感は、より大きなものであった気がします。/ 自分が普段当たり前のように過ごしている場所の周辺は、意外と知らないもので、今回のエクスカーションで訪れた場所は、恥ずかしながら、全て初めて訪れた場所でした。まさに「灯台もと暗し」です。この経験を機に、地元の周辺地域を、時間がある時に散策してみようと思いました。/まだゼミは2回目で、この先はまだまだ長いと思うので、今後も宜しくお願いします。(飯田)
  • 第二回授業ではエクスカーションを行った。まず、路面電車に乗って、雑司ヶ谷霊園の方へ向かったが、路面電車に乗ることが初めての体験であり、新鮮であった。護国寺にて、夏目漱石等、有名人の墓を観たが、特に、早稲田にゆかりのある大隈重信の墓は壮大であり、印象に残った。最後に江戸川橋駅で降りて、神田川沿いを歩いて早稲田まで帰ったが、通ったことのない道ばかりで、早稲田に一年半通っていても、周辺の土地を見切れていないのであると感じた。今度はより時間をかけて、早稲田周辺を散策してみたい所存である。(土橋)
  • 先日は、上沼先生やゼミTの皆さんと早稲田ゆかりの地を散策しながら、思い出深い時間を過ごすことが出来ました。特に印象深かったのは、護国寺を抜けて芭蕉庵周辺の道を歩いていた時です。普段通っている場所から少し離れただけで、また違う雰囲気を感じることが出来ました。例年とは違い、大学に通うことも少ないですが、もっと早稲田のことを知りたいと思えるような時間となりました。(玉井)
  • 第2回授業では初回授業で予告されていた通り、エクスカーションを行った。事前に懸念されていた台風の問題もなく、晴天の中エクスカーションを実施することができた。まず、路面電車に乗り雑司ヶ谷方面に向かった。路面電車に乗ることは、東京では初めてだったため非常に良い経験になった。/また、早稲田大学に通いながら、早稲田近辺の歴史的建造物を知らないことに関して少し恥じらいを覚えたので、今後早稲田生として早稲田近辺を開拓していきたいと感じた。/また、このエクスカーションを通じて上沼先生の解説で多くのことを知れたのみならずゼミの同期の方との親睦も深めることができたと感じております。(池内)
  • エクスカーションを終えて疑問に思ったことは、以下の3点である。/ まず、神田川沿いなのになぜ「江戸川公園」なのかという事である。私が歴史や地理に疎いからかもしれないが、江戸川公園の入口付近にて、上沼先生が「これが神田川ね」と、教えて下さったときにふと疑問に思った。文京区のサイトによると、「江戸川公園の中ほどから、飯田橋駅まで約 2 キロの区間を昔は江戸川と呼んでいたから」ということである。/次に、江戸川公園を肥後細川公園、早稲田方面に向かって歩いていった際、ただ階段を昇って降りるだけの園路があったことが気になった。あの階段が設けられている理由が2つ目の疑問点である。結論から言えば、インターネット上の情報から、その理由を解明する事は出来なかった。/まず、崖面の上、向こう側に何かがあるのではないかと考え、Googleマップにて確認したが、確認できたのは住宅だけであった。/次に、江戸川公園が桜の名所でもある事から、階段をあがった部分では、春に桜のトンネルを通り抜けるような体験が出来るのではないかと考えた。しかし、春に撮影された画像を見るに、桜は崖面側には生えておらず、神田川側に生えており、この仮説は否定される。/従って、階段は神田上水が整備されていた時の名残ではないかと考えてはいるが、その存在理由を明らかにする事までは出来なかった。/3つ目に、そもそもエクスカーションとは何かということである。散歩や観光、早稲田周辺巡りなどといった分かり易い言葉ではなく、なぜエクスカーションという聞き馴染みがない言葉が用いられたのか。国土交通中部地方整備局によれば、エクスカーションとは、「従来の見学会や説明を受けるタイプの視察とは異なり、訪れた場所で案内人の解説に耳を傾けながら参加者も意見を交わし、地域の自然や歴史、文化など、さまざまな学術的内容で専門家の解説を聞くと共に、参加者も現地での体験や議論を行い社会資本に対する理解を深めていく『体験型の見学会』」のことを指すという。/今回、感染症対策の為、上沼先生やゼミ生の皆さんと道中で意見を交わすことは残念ながら出来なかった。だとすれば、今回に限っては、各々がこのフォーラムに自分の意見や疑問を書き記すことまでを含めて、エクスカーションを行ったと言う事が出来るのではないか。/文京区「水と緑の関口コース」https://www.city.bunkyo.lg.jp/var/rev0/0201/8300/sekiguchicourse.pdf・国土交通中部地方整備局「エクスカーションとは?」https://www.cbr.mlit.go.jp/kikaku/excursion/01.htm(矢ヶ崎)
  • 上沼先生、ゼミTのみなさま、まずはこのフォーラムへの投稿が遅れたことをお詫びします。以下、エッセイです。都電に乗り、故人の墓所を訪ね、神田川のほとりを歩いた。雑司ヶ谷霊園と護国寺などを除けば懐かしい思い出が蘇る場所ばかりだった。私の最寄駅は都電荒川線の反対の終点である三ノ輪橋である。最後に乗ったのがちょうど早稲田の入試のときであったからなかなか懐かしいものだったし、何よりあの特徴的なベルの音がなんとも心地よかった。椿山荘については今回は裏側から外観しか見ておらず入館はしていない。しかし姉の成人式の前撮りを待っている間、退屈だった私は双子の弟と椿山荘の中を歩き回り、ちょうどあの出口に出てきてしまったことを思い出した。大学受験を控えていた私たちにとって良い息抜きになった覚えがある。/オンライン授業と併用しながらも足繁く通うようになった早稲田界隈であるが、友人と食事に行ったり娯楽に興じたりするばかりであった。しかしそうした駅前やキャンパスを「動」と表現するならば、反対に「静」とも言うべき空間が広がっているのも早稲田なのである。そのことに気づけた機会が今回のエクスカーションであったように思う。都市空間にさまざまな顔があることは自明の事柄ではあるけれども、そうした「動」の中でせっかちに生きがちな私は、時には故人を偲んだり静謐に浸ったりする時間を作ろうと思った。同時に、道中にて同じゼミで磨き合う仲間と親睦を深められたことも何よりの成果である。(原田)

 都電「早稲田」駅

 夏目漱石墓

  ジョシア・コンドル墓

大隈公墓所前

護国寺本堂前

 次回は、自己紹介のプレゼンと課題テキスト:上野千鶴子(2020)の発表のアサインを予定。

(担任、縄、金子、飯田、土橋、玉井/池内、矢ヶ崎、原田) 


2021年9月28日(晴れ)
第1回授業
出席者:8名
欠席者:なし
遅刻者:なし

 今回は、オリエンテーションとして以下の内容を行った。

  1. Moodleで出欠確認を行う。
  2. 事前のゼミメーリスでの連絡メールへの返信の書き方を例に、何故、宛先をまず書くのか、ビジネスレターの作法があるのか、送信欄にCc:(カーボン・コピー)、Bcc:(ブラック・カーボン・コピー)があるのか、常に「疑問」を持ち、自分で考えることが大学の学問の第一歩であること、そして、返信することがコミュニケーションの初めであること、を確認した。
  3. 14-515教室のIT設備、持参ノートパソコンの無線Lan接続などの確認
  4. Moodleの利用の確認
  5. ゼミメーリスの確認:効果・効率的運営のためプライバシーに係る案件以外はメーリスに投稿すること。
  6. ゼミT日記(2019、2020)確認と日記当番制度(事前課題の1つ)
       
    • http://www.waseda.jp/sem-hedgehog/diary/2019/index.html  
    • http://www.waseda.jp/sem-hedgehog/diary/2020/index.html
  7. 重要なサイト:早稲田ITサービスナビ、学術情報検索ページ、ゼミページ ←「お気に入り」に追加する。
       
    • https://www.waseda.jp/navi/index.html  
    • https://waseda-jp.libguides.com/imas  
    • http://www.f.waseda.jp/kaminuma/index-j.html  
    • http://www.waseda.jp/sem-hedgehog/index-j.html  
    • http://www.waseda.jp/sem-fox/index.html
  8. 学術的文章の書き方の講習を、添付テキスト:山口裕之(2013)『コピペと言われないレポートの書き方』抜粋(上沼).pdfを確認しながら行った。
  9. プレゼンスキルであるパワーポイントの講習を、making_powerpoint.pptと自己紹介(上沼).pptxを素材に行った。
 次回の講義について、大隈公墓所のある護国寺や雑司ヶ谷霊園などをエクスカーションする予定である。

(担任) 


2021年9月12日(hedgehogメーリス)
秋学期開始直前の確認(上沼)
メール確認・返信者:7名
未確認者:2名(0928現在)

 上沼ゼミT合格者の皆さん、
 Cc:ゼミ正副幹事長:3年長澤さん、西山さん

 夜分遅くに失礼します。
 上沼です。

 まず、事前課題メールの「再送」により、2年生メンバー全員からの確認メールが届きました。
 次に、メールの書き方ですが、宛先や名乗りの無いメールや、1,2行だけというメールがありました。ビジネスレターの書き方、と言わずとも、私のメールからどう書けば良いのか分かりそうなものですが、遺憾です。「文(章)は人なり」であり、また、「コミュニケーションの基本」です。アカデミックライティングの授業は、教えないのでしょうか。
 最後に、秋学期開始直前の確認です:

  • 授業は、原則、対面授業です。また、シラバスや過年度のゼミ日記にある通り、ゼミTに続いて、ゼミU・Vは合併授業です(ゼミUVにMoodleゲスト登録済み)。
  • コロナ予感染防止対策としてソーシャルディスタンスを維持するため、教室のスクリーンを観つつ、各自が持ち込むノートパソコンで実習とノートテイクを行います(ノートパソコンを持参できないゼミ生は、手書きでメモを取り、自宅他のパソコンで自習・復習)。
  • 授業では、各自の自己紹介をパワポで行う予定ですので、今から、素材、特に、ゼミ研究論文のテーマや事例(複数可)を、上野千鶴子(2018)をベースに用意しておく。

 以上、確認のうえ、各自の近況報告を交えて(コミュニケーションのためです)、返信してください。

(担任) 


2021年7月24日(hedgehogメーリス)
件名:【要・確認返信】2021年度上沼ゼミT「事前課題」の通知について(上沼)
メール確認・返信者:6名
未確認者:3名

上沼ゼミT合格者の皆さん、
Cc:ゼミ正副幹事長:3年長澤さん、西山さん

 暑中お見舞い申し上げます。また、ゼミ選考合格、おめでとうございます。
 社学教員の上沼です。

 本メールは、大学のメーリングリスト(以下、メーリス)サービス制度を用いて、設置責任者として発信するものです。

  • メーリスは、皆さんのメルアド情報を保護するとともに、秋学期開始のゼミTのクラス内連絡の目的のみに利用します。
  • 登録メンバーは、上沼、3年長澤さん、西山さんと、2年生全員のワセダメールアドレスです。
  • メーリスは、「登録メンバーのみ投稿可」ですが、登録のワセダメルアド以外ではセキュリティ上、投稿出来ません(事情があって大学以外のアドレスの登録が必要な場合は、その旨、上沼宛に申請して下さい)。また、プライバシー配慮が必要なメールや返信は、メーリスではなく私のメルアド宛てにお願いします。
 さて、コロナ禍の環境での期末試験やレポート課題など、大変制限されての日々かと推察しますが、例年、秋学期のゼミT授業開始前に、(ラーニングコミュニティクラス設置に伴い年間から半期に短縮された)ゼミTの学習を、効率的・効果的に進めるために、夏休みの「事前課題」を出しています(なお、秋学期からは皆さんのクラス担任を兼ねます)。夏休みは、各自の計画があり、講義や授業では得難い経験の機会でもありますが、課題の趣旨を理解のうえ、怠りなく準備をして下さい。
 不要不急の外出自粛や感染防止対策の徹底が依然として都より要請されて、大学本部からも警戒情報とガイドラインが日々、更新されています。
 事前課題の以下のリストは、感染防止と安全を第一に、入手、閲覧などをして読み進め、ポイントにマークしたり、メモを取るなどして、秋学期開始早々のレポート提出に備えておいてください(レポート詳細は後日案内)。

【事前課題】*印は、趣旨説明です。

  1. ゼミナールT、UVの公開ホームページの閲覧 *ゼミガイダンスに不参加のメンバーが多いので。お気に入りに登録を。
    http://www.waseda.jp/sem-hedgehog/index-j.html
    http://www.waseda.jp/sem-fox/index.html
  2. ゼミT、及びUV日記の閲覧(2020年度秋学期と21年度春学期は必須) *ゼミ日記から授業イメージを獲得する。
    http://www.waseda.jp/sem-hedgehog/diary/2020/index.html
    http://www.waseda.jp/sem-fox/diary/2021/index.html
  3. 現役ゼミ生のゼミ論ページの確認 *期末提出のゼミ論更新を、成績評価後に予定。各自のゼミ論研究計画書を立てるヒントです。上記のゼミ日記と併せて閲覧して下さい。
    http://www.waseda.jp/sem-hedgehog/memb/index.html
    http://www.waseda.jp/sem-fox/memb/index.html
  4. リーディングリスト(第1弾)
    • 上野千鶴子 (2018)『情報生産者になる』ちくま新書 *大学での研究の作法、研究計画書案の書き方、研究テーマの作り方、選び方など。
    • 秋吉貴雄(2017)『入門 公共政策学−社会問題を解決する「新しい知」』中公新書 *政策科学とは何かを学ぶ。また、各自のゼミ論研究テーマが決まれば、それを1章ごとに展開するための準拠枠。
    • ハンス・ロスリング ,オーラ・ロスリング (2019)『FACTFULNESS(ファクトフルネス)10の思い込みを乗り越え、データを基に世界を正しく見る習慣』日経BP社 *議論や考察には、思い込みではなく、客観的データが必須。また、著者紹介を含めて、次のリンクの動画も視聴してみてください(日本語字幕あり)。
       ハンス・ロスリング「最高の統計を披露」@TED2006 19分38秒
      https://www.ted.com/talks/hans_rosling_the_best_stats_you_ve_ever_seen?language=ja
    • 山口裕之(2013)『コピペと言われないレポートの書き方教室: 3つのステップ』新曜社、より抜粋 *学術的文章の書き方指南です。但し、参考文献の書き順は、著者名(刊行年)の順。
      http://www.waseda.jp/sem-hedgehog/HYAMAGUCHI(2013)Academic_Writing.pdf
  5. 発表などに必要なスキルの確認と習得:
    • 授業ではノートPC利用(メール、プレゼン、ゼミ論文)が標準
    • ホームポジションのタイピング練習(フリー無料ソフトあり:窓の杜、vectorのサイト)
    • パワーポイントの自習
 なお、秋学期の目標は、政策科学とは何かを学び、研究に必要なスキルを身に着け、各自のゼミ論研究計画書案を完成させることですが、自分の研究テーマ(事例)の発見や出会いが第一です。
 本メールの内容を確認したことを、また、質問などあればそれも含めて、各自、遅滞なく返信してください。返信を見て、必要な場合、メールの書き方を指導します(本メールの書き方を参照、準拠)。
 それでは、期末試験と夏休みを、どうぞ無事、有意義に過ごしてください。

(担任) 


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