Diary 2022



護国寺の大隈墓所前での集合写真(2022/10/11撮影上沼)
「狐はたくさんのことを知っているが、ハリねずみはでかいことを一つだけ知っている」I・バーリン(1973)『ハリねずみと狐』中央公論社、pp.7-8.
Always, now under Construction.
 この日記は、ゼミナールT(政策科学研究)の活動内容を公開するものです。毎週当番が日記を書いてメーリングリストで担任とゼミ生に送信し、修正を加えてHP上で更新し、次の授業の冒頭で出席者全員で再確認しているものです。
 個人情報保護の観点から、欠席者、遅刻・早退者の氏名はHP上では非掲載としています。@その日の授業内容を要領よく記述する文章表現の訓練、A毎週の授業内容の相互確認、B当日欠席者への情報伝達、C学部一年生向けのゼミ案内、などを目的としています。(担任・上沼)


2023年1月10日(天気)
第13回授業
欠席者:3名(1名体調)
遅刻者:なし

【2年 三平さん発表】研究テーマ「多摩ニュータウンにへの子育て世代の呼び込み〜子育て世代の通勤時間に絞って〜」
目次:

  1. 研究動機・研究内容
  2. 研究の意義
  3. 理論仮説及び、作業仮説
  4. 研究の限界
  5. 参考文献
発表に対するコメント:
  • ゼミ論計画書ではなく、ゼミ論研究計画書。
  • 先行研究の批判的研究としてやるべきこととして、@実際に現在行われている多摩市の施策を調べ評価する。A例えば、流山市のような現在人口が増加し注目されている市と多摩ニュータウンを比べて、歴史的経緯、背景要因を比較すると、課題が明らかになるのでは。
  • 題名の「労働人口」は本研究に関わることなのか(労働人口では海外からの移民も含まれるのでは?)、定義を明確にする必要がある。
  • 理論仮説としては、在宅勤務はあくまでコロナの影響であり新たな問題である→多摩ニュータウンが元来抱える問題と、コロナの影響での問題は峻別して調べる必要がある。
  • 研究の意義について、一般論的すぎるので、多摩ニュータウンにとっての問題を提示する。

【2年 寺田さん発表】研究テーマ「「変えられる学校」作り〜教職員人事の見直しを通じて〜」
目次:

  1. 前回の発表から変更点はなかったので、研究の方向性についてピアレビューを行なった。
発表に対するコメント:
  • 研究したいことのゴールについて、改めて確認する必要がある。校則見直しの実現をやりたいのか、それとも、もっと大きな括りとしての学校改革や教育改革のようなものを捉えたいのか。
  • もし後者なのであれば、主体性教育の中で校則見直しの動きがどのような役割を果たしているのか考えてみると良い。
  • また、学校や教育を変える動きには大人から発信されるものと、子どもたちから発信されるものが存在する。校則見直しは後者に当たりそうなので、学生運動のような他の事例も視野に入れながら、子どもたち発信で学校や教育を変えるにはどのようなことが必要なのか、考えてみると面白い。

【 発表】研究テーマ「」
目次:

発表に対するコメント:

 次回は、未発表者と欠席者のプレゼンとコメントの予定。

(三平、寺田) 


2022年12月20日(天気)
第12回授業
欠席者:2名(体調)
遅刻者:1名

【2年 寺田さん発表】研究テーマ「「変えられる学校」作り 〜教職員人事の見直しを通じて〜」
目次:

  1. 研究テーマ
  2. 研究動機
  3. 先行研究の検討
  4. 仮説
  5. 今後の展望
  6. 本研究の課題と限界
  7. 参考文献
発表に対するコメント:
  • 「18歳意識調査」について、調査が行われた背景や調査機関(日本財団)の見解を踏まえて分析すると良い。
  • 校則見直しに着目した経緯について、ニュースなどを取り上げつつ、社会的意義を見出したほうが良い。
  • 法治国家である以上、社会の規則やルールには大抵、それを変える際の手続き方法について触れているはずである。学校ではそのような手続き方法がどのように運用されているのか/されていないのか考えてみると良い。
  • 教職員の採用と人事について考える前に、採用と人事を所管している教育委員会について調べてみるべきである。
  • 近年、「社会人になるために必要な資質」を育てるための学校教育が考えられるようになっている。人権教育や法律/制度に関する教育などとの関連を考えてみると良い。
  • 学校の校則見直しについて、より詳細に実態を捉えるべき。例えば、教育学部の研究を参照したり、教育学部の先生に相談したりするなど。

【2年 伊賀さん発表】研究テーマ「NFT投資は日本に定着するのか〜日常生活でお金を稼ぐ〜」
目次:

  1. 研究動機
  2. NFT投資とは
  3. 今後の研究方針
  4. 先行研究
  5. 参考文献
発表に対するコメント:
  • スライドに名前を記入する
  • まず、研究動機に具体性がない(なぜ、他の投資ではなくNFT投資に着目したのか、他の投資と違ってどう社会に活用できるか等)ので明確にする。
  • NFT投資に関する言葉の定義をより明確に(トークンや代替性と非代替性の違い)
  • 参考文献をより具体的にする(先行研究へのリスペクト、発表を聞いた人が辿れるため)

【2年 藤本さん発表】研究テーマ「月経と女性参画」
目次:

  1. 研究テーマ
  2. 研究動機
  3. 研究の目的
  4. 先行研究
  5. 参考文献
発表に対するコメント:
  • ダイバーシティが進んでいる企業や組織が現在行っている政策を分析すれば、具体的な道筋が見える
  • 女性参画を実際に進められる政策が制定されないのは、「意思決定の場に女性がいないから」という仮定を立ててみてはどうか
  • 「ジェンダー・ギャップ指数」の定義を説明しておらず、提示したデータが霞んでしまった
  • 体力面、金銭面、教育面の3つの視点から見ていることで様々な社会問題が包含されており、深い研究が難しい。どれかに絞る方が良い。
  • スライド8ページに関して、データ収集の対象に関する記述が乏しかったため、説得力が不十分であった

 次回は、ゼミ論研究計画書案のプレゼンとコメント、講評の続きを予定。

(2年寺田、伊賀、藤本) 


2022年12月13日(天気)
第11回授業
欠席者:
遅刻者:

【 発表】研究テーマ「」
目次:

発表に対するコメント:

 次回

(当番氏名) 


2022年12月6日(雨)
第10回授業
欠席者:2名(体調不良)
遅刻者:なし

 まず、前回に引き続き、上野千鶴子(2018)『情報生産者になる』上野千鶴子(2018)の読解を行った。
【第Y章の要旨プレゼン】(担当:伊賀)

  • 口頭報告でのアウトプットをする際の注意点
  • 論文を刊行する際の注意点
  • 公共財としての論文公表の意義と、自分がプロデューサーになる意義
頂いたコメント:
  • 上沼ゼミでは、「公共財」として論文を発信するために、ホームページ形式にて論文を作成する。どんなページにするか、各自がプロデューサーである。
  • 従って、ホームページを自分でタグで記述する方法を、知り学習することが必要である。HPビルダーなどソフトを使わないこと。
  • 凝ったページではなく、誰が読んでも理解できるような表現、文体で書くことが、大事で基本である。

 続いて、(次の課題であるゼミ論研究計画書の発表と討論、講評の後で、)計画書に基づきサンプル章を執筆し公表する枠組みとして、「ホームページ作成講習」を行い、最初に、タグの記述法について基礎知識を学んだ。

  • テキストエディタ(ページのソース)とブラウザ(ページ表示):デスクトップ画面に半々で、上書き保存とリロードの繰り返し
  • html(HハイパーTテキストMマークアップLラングウェッジ)
  • 開始タグと終了タグの対(例外あり)、入れ子型
  • ヘッド(タイトル、背景色・文字色、余白のシート)部分と、ボディ(本文)部分
  • 注釈タグ
  • 見出し、と見出しの大きさ
  • (テーマの)中央寄せ、(所属クラス、学年、氏名の)右寄せ
  • (章立ての)箇条書き(番号なし、番号順)
  • 改行、段落、水平線
  • 最終更新日
  • 著作権マークと表示(姓名、強調)
  • サンプルファイル:surname.index.html

 次回までに、Moodleのサンプルhtmlを基に、各自自身のゼミ論研究計画(案)の主題・副題・トップ画像(キャプション情報)・章立て・第1章はじめにを記述してくること。

(2年伊賀) 


2022年11月29日(雨)
第9回授業
欠席者:1名(体調不良)
遅刻者:なし

 前回に引き続き、上野千鶴子(2018)『情報生産者になる』の読解を行なった。

【第V章要旨プレゼン】(担当:野村さん;代理発表:司会役の三平)
頂いたコメント

  • 担当者欠席のため、司会役がプレゼンを行った。
  • 配付資料がなく、プレゼンに対するコメントは、特になかった。
  • 司会として欠席者がいる時の対応を、全く考慮していなかった。次回からは、欠席者の分のスライドのコピーといった準備を行なっていきたい。
【第IV章要旨プレゼン】(担当:藤本)
頂いたコメント
  • わかりやすい具体例を、外部から引用できていた。
  • KJ法の説明だけではなく、その名前の由来を説明出来れば、なお理解が深まり良かった。
  • 配布資料が更新前のスライドだったため、発表と誤差が生じてしまった。
  • グレースケール印刷になっていなかった。
  • 本章の方法論とリサーチメソッドは、具体的なイメージがしにくい内容であるが、実際に、調査や研究を進める段階になって読み直すと理解が深まる。
【第X章要旨プレゼン】(担当:寺田)
頂いたコメント
  • 要旨プレゼンに対するコメントは、特になかった。
  • スライドの配色が悪く、印刷した際に文字が見えづらくなってしまった。
  • ファイル名に章番号を書き忘れていた。
  • 以上の反省点を踏まえて、ゼミ論研究計画書作成準備を進めたい。

 次回は、上野千鶴子(2018)の最後のY章の要旨プレゼンと読解を行い、ゼミ論ホームページの作成講習を開始する予定。講習の間に、これまでの学習成果を活かして、各自、ゼミ論研究計画書案を準備しておく。改めてテキストの読解とは、自分の研究計画書を作成できるようになる、ということ。

(2年三平、藤本、寺田) 


2022年11月22日(晴れ)
第8回授業
欠席者:2名(体調不良他)
遅刻者:なし

 今回の講義では、以下の内容を学習した。

【上野千鶴子(2018)『情報生産者になる』第U章要旨プレゼン】(担当:矢作)
頂いたコメント

  • 欠席者にPowerPointファイルを見ただけでも要旨が伝わる様、イメージを喚起する具体例をスライドに記載する等の配慮をする。
  • テキストの参照ページを、スライド中に記していた点が、分かりやすくて良かった。
  • 前回も同様の指摘があったが、目次の小見出しに従って、スライドを作成する事が出来ていなかった(折角、小見出しがあるのだから、それに簡潔に答える式にレジュメを作る)。
  • ゼミナールTの期末課題である、「ゼミ論研究計画書」を作るにあたり、T、U章を読み込み、理解することが非常に重要である(V章以降は、具体的な方法論やスキル)。

【プレゼン配布資料について】

  • ヘッダー(左上)には、課題資料の担当章を示す。 ex.)上野(2018)U章、上野(2018)『情報生産者になる』U章
  • 右上には、発表する日付を示す。発表日が決まっている場合には固定の設定にしておくのが良い。
  • フッターには発表者と頁を示す。 ex.)上沼ゼミ2年矢作

【RefWorksの講習】

  • すべてのレコード→文献目録の作成→参考文献リストを作成→▼「社会情報学」の形式(著者(出版年)タイトル出版社)にしておく事を推奨する。

 次回は、テキストV以降の読解の予定。

(2年矢作) 


2022年11月15日(晴れ)
第7回授業
欠席者:1名(体調不良)
遅刻者:なし

 7号館3階の教室のシステム・トラブルがあり、7号館ポータルオフィスのサポートを依頼した。

  • 教卓のiPadシステム起動(電源コードの外れ:利用学生かが、自身のデバイスのチャージに利用後、現状復帰せず?)
  • 持込の研究室ノートPCの無線lan接続(HDMIコード)
  • 学生モニタ画面が1台反応せず、加えて教卓のモニタ切替スイッチ番号と対応せず
  • ポータルオフィスが、次週までにシステム改善することになる。

【ゼミT日記の確認と前回レビュー】

  • 前回の日記を確認 *プレゼンした本人が、受けたコメントなどを日記に書き、メーリスで回覧
  • クラスUVでの自己紹介スライド(更新版):未提出3名
  • 第5回講義のフォーラム:未投稿4名
  • 未提出、未投稿者は、放置せずに提出、投稿をする。

【ファイル名】

  • 何が必要か、何故そうなのか、自分で考える(指示待ち、課題だから、ではなく)>上野千鶴子(2018)T章(担当者名)

【課題テキスト読解】:上野千鶴子(2018)T章(担当:小阪)

  • T章のプレゼン(配布資料なし:コピーカード借用が重なり、印刷できなかった)
  • 課題図書の目次にある、各章の大きな見出しだけでなく、小見出しにも著者がどのような意図で書いたのかを考える。
  • 研究のプロセスを羅列したが、第一章は「問いを立てる」にフォーカスしているため、それを説明するべきだった。
  • 課題テキストとする「意義」「意味」、スライドの配布資料の機能、役割の再確認→期末のゼミ論研究計画書の作成;聞きながらコメント準備;コメントは誰のためか
  • テキストの目次欄に、上野が付けた小見出しの質問・設問に対して簡潔に応えることを基軸に、分かるように情報を補う(例:言語以外の成果、アウトプットとは、例えば、佐藤洋一先生ゼミの映像論)
  • ⇒テキスト読解とは、字面や文面の要約ではなく(一次的にはその段階が必要だが)、テキストを自分の問題(問いの立て方)に引き寄せ、置き換え、還元して、応用し、そこから学ぶ・学習することにある。

【先行研究について】→各自のテーマに関し、研究意義、概要を調べる。

  • 情報検索ページ>学外の場合は:学外アクセスへのログイン>おすすめデータベース>新聞DB(社会的関心、概要、研究意義)/CiNii Research(先行研究論文DB)*同時アクセス数に注意し、ログインとログアウト必須
  • ヒットした検索ページの大抵右側にある「RefWorksへの書き出し」でデータをエクスポート/インポートする。

【フォーラム】

  • T章の要旨プレゼンから、各自の研究テーマの「問いの立て方」に応用して、その学習成果を、担任の親投稿に返信する形で、期限までに投稿してください。

 次回は、上野千鶴子(2018)U章の読解から。

(担任、2年小阪) 


2022年11月8日(学部デー)
第6回授業(課題テキスト要旨発表準備とRefWorks自習)
欠席者:なし
遅刻者:なし

 上野千鶴子(2018)『情報生産者になる』筑摩書房 ・分担の要旨(レジュメ)ファイル(pptx)を、各自、ファイル名、スライドのヘッダーフッターの記載事項・内容を、考えて付けたうえ、提出。  なお、 ・配布資料を事前に作成(3階事務所でゼミロッカーキーを借用、コピーカードで同室のコピー機利用し両面コピー、2枚以上の場合、机でホッチキス止め) ・発表時の欠席者には、配布資料の頭に当該学生の氏名をメモし、後日、手渡す。 ・提出期限:11月15日(火)昼12時→11月21日(月)まで延長

 次回

(当番氏名) 


2022年11月1日(天気)
第5回授業
欠席者:
遅刻者:

【早稲田祭と学部デーの逸話】 ・昔は、準備日、前夜祭、本番、後夜祭、後片付け日と続いて、休講。 ・ある政治運動団体によるパンフレット強制販売制度と出店費徴収・運営の仕組みと、批判 ・「ゼミには這ってでも出る」 門チェック体制を突破し、研究室へ ・学部デーが2日間?大学セミナーハウス合宿の奨励、下級生向けゼミ選考案内と、上級生向け就職支援活動などの企画(いまは昔) 【ゼミT日記】 ・前回の日記を確認 *プレゼンした本人が、受けたコメントなどを日記に書き、メーリスで回覧 http://www.waseda.jp/sem-hedgehog/diary/2022/index.html ・日記の書き方:文頭全角一字下げと改行で十分というか(そのための一字下げや改行なので)、段落間、項目間に1行開けるレイアウトは無用(というか却って長くなり読みにくい)。 【RefWorks講習A】  @マニュアルとログイン画面で、教室でアカウント取得(ゼミ生のノートパソコンを教卓で)  A重要な機能のマニュアル  改めて言うことでもありませんが、学術論文として不可欠なのは、先行研究を通覧しリスペクトしているか、読者や査読者、審査員などが根拠を確認したり検証できることですが、それは文末の「参考文献・リンク」欄で物語られます。  そこで、今回の講義は、RefWorksにインポートされた文献の書誌情報を、参考文献用にアウトプットする仕方など、その重要な機能の学習を行います。 ■図書館>RefWorksとは https://waseda-jp.libguides.com/LGaz47316641 ■SUNMEDIA  文献管理ツールRefWorksの利用マニュアルページhttps://www.sunmedia.co.jp/refworks-manual/ 【レコードを手動・マニュアルでインポート】  メニューの追加>新規レコード作成>右側にレコードタイプを選択し、項目に入力>右上の保存 *以上(以下は次回予定) 【PDFファイルをインポート】  ファイルをドラッグ&ドロップ 【参考文献リストの作成】  入れたいレコードにチェックマーク>メニューの引用マーク:文献目録の作成>参考文献リストを作成出>出力モード・形式選択>クリップボードにコピー・・・・>ワードやパワポなどの参考文献欄に貼り付け 【Webページをインポート】  メニューのツール>ツール>Save to RefWorksをインストール>ブラウザのお気に入りバーにドラッグ・・・保存したいページを開き、Save to RefWorksをクリック *次回からの課題テキストのレジュメ(要旨)プレゼンについて: ・配布資料を事前に作成(3階事務所でゼミロッカーキーを借用、コピーカードで同室のコピー機利用し両面コピー、2枚以上の場合、机でホッチキス止め) ・発表時の欠席者には、配布資料の頭に当該学生の氏名をメモし、後日、手渡す。 【学習成果と、質疑応答フォーラム】 第5回講義の学習成果について(講義内容の確認と質問など)  次回

(担任) 


2022年10月25日(晴れ)
第4回授業
欠席者:1名(怪我)
遅刻者:1名(直前の授業が長引いたため)

 教室は、グループ学習用に机椅子のレイアウトと、4つの学生モニタがある。モニタは、教卓で切り替えて、正面スクリーンに映写できる。そこで、今回、学生の持込PCをモニタに接続して、映写する実験を行った。が、モニタのハードスイッチが入らず、ポータルオフィスのサポート要員派遣を依頼。結局、偶然にスイッチを見つけて電源が入る。次に、モニタとはHDMI接続のため、端子のあるPCのみ接続可。次回以降のプレゼンを効率的・効果的にしたい。
 今回は、以下の内容を学習した。

  1. ゼミ日記について
    • 第3回講義の日記の内容を振り返るとともに、日記当番の業務について確認した。
  2. 自己紹介プレゼン
     ゼミIIVで行うプレゼンのリハーサルとして、各自発表を行った。自分の発表に関していただいた質疑やコメントは、以下の通りである。(寺田)
    • 「 当事者意識を醸成する学校教育の実現」と「学校教育のデジタル化」を繋ぐ論理に疑問がある。デジタル化の政策目標に対する理解が必要である。
    • 当事者意識」がどのような内容を指すのか、明確にするべきである。「自主性」「主体性」「シティズンシップ」といったような類似の言葉との棲み分けを考えたい。
    • 記事を参考文献として扱う際には、記者名を記載しなければならない。
    • プレゼンで引用した「西日本新聞」の記事のような学校生活について取り上げたニュースを掘り下げながら、学校教育が抱える問題点について炙り出していくのも有効なのではないか。
    • 以上の指摘を踏まえて、発表内容を改善していくとともに、今後の研究活動に活かしていく。
 第5回講義では、RefWorksと情報検索の講習を行う予定である。

(担任、2年寺田、) 


2022年10月18日(晴れ)
第3回授業
欠席者:1名(体調)
遅刻者:6名(教室変更は5限のみと思い、14号館教室に集まり、気付いて7号館に)

【教室変更】

  • 14号館5階教室→7号館3階306教室
  • ノートPCは持ち込み:HDMI接続、教室の鍵は無し
  • 教室入退室の鍵は無し。AVラック鍵も無し。
  • 持込PCの電源ケーブルをコンセントに接続、ラックにあるHDMIコードでPCと教卓の外部HDMI1に接続>教卓の入力操作画面>5外部HDMIを選択 各グループテーブルにある学生モニタを、教室用プロジェクターに切替て映写できる
  • PC起動>無線LANにログイン>Moodle
  • 終了は、PC終了>入力操作画面の「システム終了」
  • 問い合わせ先:内線でポータルオフィス
【前回のレビューと確認】
  • 前回欠席者:1名(体調)
  • 前回課題:フォーラム投稿 3名(17日20時現在)、改行段落、文頭一字下げ、句読点、最終閲覧日の位置
  • エクスカーション撮影写真ファイルの添付 *取り扱い注意!
【ゼミT日記】:日記の目的は4点
http://www.waseda.jp/sem-hedgehog/diary/2022/index.html
【1分間スピーチ】
  • 出欠と1分間スピーチ(人前で要領よく話す訓練)
【スライドの作成講習】
  • 自己紹介スライドの発表準備と配布資料の作り方講習
  • 本Moodle第2回講義添付「自己紹介(上沼)」スライドを参考に(出身については、書かなくても良い)、パワーポイントの挿入タブのヘッダーフッターをクリックして、スライド本体とノート・配布資料のタブに必要事項を記入し、すべてに適用。
  • 次回の授業で自己紹介スライドでプレゼンを行うので、スライドを作成し、Moodle の課題提出に期日までに提出する。
【RefWorks講習】
  • RefWorksとは https://waseda-jp.libguides.com/LGaz47316641
  • マニュアルとログイン画面で、教室でアカウント取得
 5限開始までの休み時間に、最初の課題テキスト:上野千鶴子(2018)『情報生産者になる』ちくま新書の要約発表のアサインを行った。各自、レジュメの作成を開始する。  次回は、4限授業で自己紹介スライドのプレゼンをリハーサルと修正更新を行い、5限で上級生の前で本番を行う予定。

(担任) 


2022年10月11日(曇り・晴れ)
第2回授業
欠席者:1名(体調)
遅刻者:

【Moodleエクスカーション計画案】

  • 14:30頃から教室集合
  • 担任より説明と注意 特に感染予防策について。
  • 災害時避難経路>14号館前広場>北門>都電「早稲田」駅>雑司ヶ谷霊園>護国寺(大隈公墓所)>有楽町線「護国寺」駅>「江戸川橋」駅>徒歩:神田川沿いを神田上水堰跡〜椿山荘〜芭蕉庵〜胸突き坂〜肥後細川庭園〜グランド坂>早稲田大学
【Moodle参考リンクページ】
  • TOKYO霊園さんぽ>資料ダウンロード>園内マップ>雑司ヶ谷霊園 https://www.tokyo-park.or.jp/reien/download/index.html
  • ホテル椿山荘東京の歴史 https://hotel-chinzanso-tokyo.jp/garden/history/
  • 護国寺ナビ「護国寺の墓所を訪問!大隈重信氏・山形有朋氏、多くの偉人が眠る場所」2015.11.14 https://gokokujinavi.com/bosho/
  • おにわさん「関口芭蕉庵」2019年6月14日 https://oniwa.garden/sekiguchi-bashoan-%E9%96%A2%E5%8F%A3%E8%8A%AD%E8%95%89%E5%BA%B5/
  • ふじ・ふじブログ「東京街歩き:神田川に架かっていた神田上水の水道橋跡」  https://fujisannoblog.com/post-7649/
  • 文京区「肥後細川庭園」 ttps://www.city.bunkyo.lg.jp/bosai/midori/kuritukouen/kouen/higohosokawa.html

【ゼミ生の感想】*フォーラム投稿順
 事前学習と体験とを振り返って、小エッセイを書いて下さい。「文は人なり」です。投稿内容を集め編集して、ゼミ日記としてアップロードします。

  • 寺田尚生さん、
     今回のエクスカーションでは、歴史的スポットを中心に、大学近郊を巡った。ここでは、エクスカーションから得られた気づきとして二点記述する。
     まず第一に、私たちにとって、学び続けることがとても重要であるということである。私は大学受験時に日本史を重点的に勉強していたため、エクスカーション中に見聞きした歴史的事項について、一度は学習したはずであった。しかし、それらはぼんやりとした知識に留まっていたために、先生の解説や道中に設置されていた案内文を完全に理解することができなかった。このことから、自分がこれまで勉強してきたことが短期的な知識にとどまっていたことを痛感した。また、暗記するように指示されたものを単純に記憶するだけで終わらず、好奇心を持って自ら探求しながら新たな知識を蓄える姿勢を身につけていきたいと思った。
     第二に、日本の爵位では家柄によって与えられるものと、功労によって与えられるものが区別されているということである。護国寺に眠っている人物のリストを見た際に、一部の人々の欄にその人の爵位が記されていた。爵位の存在自体は知っていたものの、爵位の種類によって何が変わるのかについて知らなかったため、エクスカーション後に自宅で検索した。その結果、日本の爵位は公爵、侯爵、伯爵、子爵、男爵の5つに分かれており、子爵までの四つは家柄の良し悪しで選ばれるのに対し、男爵は家柄ではなく個人の努力や功労によって選出されていたということが分かった。このことは、歴史ドラマや映画をみる際にも役立ちそうなので、覚えておきたい。
    <参考文献>
    ・歴史会議「徹底解説!華族に叙爵した爵位の順番【日本編】」2021年1月18日
    https://www.rekishikaigi.com/jp/20210118/(最終閲覧日:2022年10月15日)
  • 伊賀元紀さん、
     今回のエクスカーションに関して学習成果を以下に記述していきたい。
     まず、護国寺の歴史に関してである。エクスカーション当日、夏目漱石や山形有朋、コンドルのお墓を巡った。どれも偉人のお墓であり、その他のお墓にも沢山の偉人が眠りについている。エクスカーションを終了した後、事後学習として護国寺の歴史を調べたところ、起源は徳川綱吉までさかのぼり、最も格式の高い真言宗の寺であることを知った。こういった背景知識を今回のエクスカーション以前に得ていればより違った視点で取り組むことができたのではないかと考える。だからこそ個人的にもう一度護国寺に赴いてみたいと考えている。
     そして、徒歩で街を巡ることの重要性だ。我々現代人は普段、自動車や自転車、電車といった文明の利器に頼って生きている。そして風景や自然を感じずにスマホを弄りながら生きているのだ。そんな中徒歩で江戸川公園の自然を感じることで新しいがどこか懐かしい刺激を得ることができた。この体験は、問題に対して別の視点から多角的に物事を見ることにつながるのではないかと考える。
    <参考文献>
    ・大本山護国寺ホームページ「護国寺について」2017/03/07
    http://www.gokokuji.or.jp/about(最終閲覧日:2022年10月16日)
  • 藤本彩花さん、
     私は昔から日本史に興味を持っており大学受験では日本史を選択した。しかし、偉人が偉業を成し遂げた後の人生や、彼らが実際に身近なところに埋葬されている事実には一度も目を向けたことがなかった。なぜなら今まで、教科書の中の歴史と自分が生きている世界がつながっていることを認識できていなかったからである。だから私は、雑司ヶ谷霊園や護国寺の存在を知って、自分が生きる世界に偉人が埋葬されている事実に驚いた。そうそうたる偉人たちが埋葬されているにもかかわらずこれらのスポットの存在が有名でないのは、多くの人が私と同じように、歴史をどこか他人事に感じているからであろう。歴史学習は与えられた知識を暗記するだけではなく、それらの点と点を結びつけて線にし、現実味を自覚していくことが歴史学習において大切だと感じた。
    <参考文献>
    ・公益財団東京都公園協会「都立霊園公式サイトTOKYO霊園さんぽ」
    https://www.tokyo-park.or.jp/reien/download/index.html(最終閲覧日:2022年10月16日)
  • 小阪美優さん、
     今回のエクスカーションでは偉人のお墓を巡った。護国寺では、大隈重信のお墓の印象が大きい。私は、今まで日本史についてあまり深く勉強してこなかったため、恥ずかしながら大隈重信についての知識が乏しく、早稲田大学の創設者であり、内閣総理大臣に就任していたことくらいしか知らなかった。ほかにも山形有朋やコンドルのお墓も巡ったが、そちらも同様に知識が不十分だった。偉人のお墓を巡るせっかくの機会に、偉人の凄さを知らない状態で臨んでしまったことがすこし悔しくて、知識の重要性を思い知った。
     歴史のみならず、自然にも触れあえた1日だった。都会であることを忘れるような緑が多い道を通って、この講義でなかったら行かないであろう場所へ行くことができた。貴重な体験ができた一日だった。
    〈参考文献〉
    ・護国寺ナビ「護国寺の墓所を訪問!大隈重信氏・山形有朋氏、多くの偉人が眠る場所」 https://gokokujinavi.com/bosho/(最終閲覧日:2022年10月16日)
  • 矢作桃子
     第2回講義では、早稲田大学近郊をエクスカーションした。
     初めに、都電荒川線早稲田駅より雑司ヶ谷へ向かった。訪れるのは初めてだが、「雑司ヶ谷」という地名にどこか聞き馴染みがあった。夏目漱石の立派なお墓を訪れた際、漱石の小説の『こころ』中で、「先生がKの墓参りに月に1度訪れていた場所」だと結びついた。また、作中で大銀杏の描写があったことを思い出し、雑司ヶ谷霊園周辺の銀杏の木を見渡すと、小説の中の世界に引き込まれる様な不思議な感覚に陥った。フィクションでありながら現実世界との結びつきを感じざるを得ない作品に想いを馳せ、100年以上前に書かれた『こころ』を改めて読み直したくなった。
     さらに、今回のエクスカーションの経験から、実際に足を運んで様々なものを自分の目で見て、心で感じることの大切さを学んだ。現代では、スマートフォンさえあれば、大抵の情報は調べられるし、画面上で大抵の景色も目にすることは可能だ。しかし、銀杏の特徴的な匂い、木々の揺れる音や坂の急勾配等、実際に足を運ぶことでしか得られない、五感で感じる洗練された感覚は現代だからこそ大事にするべきだ。電車で移動すれば、殆どの人がスマホを弄っているが、時には変わりゆく車窓に目を向けたり、隣駅まで徒歩で移動して四季を感じたりすることで、思いもよらぬ収穫が得られるかもしれない。今後は座学から得た頭の中の知識を増やすことのみでなく、体験して学びを得る機会を意識的に大切にしていきたい。
    〈参考文献〉
    ・トラベルjp「夏目漱石の一生を1時間でたどる早稲田・雑司ヶ谷散歩」https://www.travel.co.jp/guide/article/4541/(最終閲覧日:2022年10月18日)
  • 野村彩莉さん、
     今回のエクスカーションで早稲田周辺を散策した。毎日のように早稲田に通っているが、今回のエクスカーションでは新たな場所を訪れた。
     路面電車である都電荒川線で早稲田周辺を周ることは普段東西線を利用する私にとって新鮮であった。大隈重信のお墓は近くまで行くことができないほど、厳重に警備されていた。このことは早稲田大学の創立者である大隈重信の偉大さを感じるとともに、その早稲田大学に通っていることに誇らしさを感じた。
     また、今回の帰路で辿った神田川は私の住まいの近くの井の頭公園を源流としているが、早稲田まで続いていることに透かしばかり衝撃を受けた。家の近くの見慣れた神田川とは少し違う雰囲気があった。
     今回、総じて学んだことは、周りのものに目を向け疑問を持つことの重要性である。身近なものだからこそ気付かないこともあるため、常に周りに目を向け気付いたことを整理していくと自分の知識の幅が広がっていくと思った。
    〈参考文献〉
    ・護国寺ナビ「護国寺の墓所を訪問!大隈重信氏・山形有朋氏、多くの偉人が眠る場所」https://gokokujinavi.com/bosho/ (最終閲覧日:2022年10月18日)

 雑司ヶ谷霊園 夏目漱石墓

護国寺墓地 大隈公墓所前

護国寺本堂前

 次回は、自己紹介のプレゼン準備と課題テキスト:上野千鶴子(2020)の発表のアサインを予定。

(担任、2年寺田、伊賀、藤本) 


2021年10月04日(晴れ)
第1回授業(オリエンテーション)
出席者:7名
欠席者:なし
遅刻者:なし

 今回は、オリエンテーションとして以下の内容を行った。

  • 教室の設備、着席レイアウト、持参ノートパソコンの無線Lan接続などの確認
  • Moodleの確認
  • ゼミメーリスの確認:効果・効率的運営のためプライバシーに係る案件以外はメーリスに投稿
    [email protected]
    [email protected]
    [email protected]
  • ゼミT日記(2020、2021)確認と日記当番制度
    http://www.waseda.jp/sem-hedgehog/diary/2020/index.html
    http://www.waseda.jp/sem-hedgehog/diary/2021/index.html
  • 重要なサイト:早稲田ITサービスナビ、学術情報検索ページ、ゼミページ ←お気に入り! https://www.waseda.jp/navi/index.html
    https://waseda-jp.libguides.com/imas
    http://www.f.waseda.jp/kaminuma/index-j.html
    http://www.waseda.jp/sem-hedgehog/index-j.html
    http://www.waseda.jp/sem-fox/index.html
 続いて、集合写真を撮影するために、大隈銅像へと、ゼミ旗を先頭に向かった。途中、14号館1階ホールの社学ゼミ掲示板、奥の社学ゼミロッカー室(ゼミ用コピーカードとプリンターによる配布資料の作成方法)、ホールの「清水博記念館」銘板、エントランス近くの「杉原千畝」銘板、7号館ポータルオフィスの利用、高田早苗像を説明して、大隈銅像と講堂を背景に写真撮影(本日記ページのトップ画像参照)を行った。後に、休憩に入る。
 以下は、各自、自習をして、Moodleのフォーラムに学習成果を投稿することにした。
  • 学術的文章の書き方 山口裕之(2013)『コピペと言われないレポートの書き方』抜粋(上沼).pdf
  • 宮嵜幸志「句読点「。、」の打ち方―読点3つの鉄則と5つのワザ・句点4つのルール( 最終更新日:2021年9月2日)」株式会社YOSCA記事作成のノウハウhttps://yosca.jp/technique/4391/(最終閲覧日:2022年5月17日)
  • メールワイズ「基本を習得!ビジネスメールの正しい書き方・文例」 https://mailwise.cybozu.co.jp/column/109.html(最終閲覧日:2022年10月4日)
  • プレゼンスキルのパワーポイント講習 making_powerpoint.ppt/自己紹介(上沼).pptx
 次回の講義について

(担任) 


2022年9月27日(hedgehogメーリス)
秋学期開始直前の最終確認(上沼)

2022年度ゼミT履修生の皆さん、
担任教員の上沼です。
7月末に標記の事前課題をメーリングリストで発信しました。
来週10月4日(火)4限に第一回授業がありますので、最終確認を行います。

  1. まず、7月末の事前課題メールで、確認の返信をお願いしたところ、2名から未着でした(行き違いがありましたら、お詫びします)。
  2. シラバス(備考欄)に記載した通り、火曜日5限のゼミU・Vクラスに(エクスターナル登録)参加します。本ゼミでは、サブゼミを別途設けません。UVクラスに参加して、先輩達から、また一緒に、学びます。Moodleにはゲスト登録済みです(但し、成績評価対象ではありません)。
  3. 来週の授業開始より、本メーリスprehedgehogは利用を停止し、2年生用の[email protected]と全員用の[email protected]を利用します(Moodleのメッセージも必要時に利用)。
  4. ノートPCを授業で利用します。都合が悪い人は、授業でメモを取り、自宅や学内のPCにて操作など確認して下さい。ゼミ教室には、皆さんの近くに電源コンセントやコードがありませんので、事前に充電してきてください。
とりあえず、以上です。

(担任) 


2022年7月27日(prehedgehogメーリス)
件名:【要・確認返信】2022年度上沼ゼミT「事前課題」の通知について(上沼)
メール確認・返信者:5名
未確認者:2名

上沼ゼミT合格者の皆さん、
Cc:ゼミ正副幹事長:3年原田さん、土橋さん

 酷暑お見舞い申し上げます。また、遅ればせながら、ゼミ選考合格、おめでとうございます。社学教員の上沼です。

 本メールは、早稲田大学のメーリングリスト(以下、メーリス)サービス制度を用いて、設置責任者として発信するものです。
 メーリスは、皆さんの「個人情報を保護する」とともに、秋学期開始前のゼミTのクラス内連絡の目的のみに利用します(開始後は、新たなメーリス:hedgehogやMoodleを利用)。
 「登録メンバー」は、担任の上沼、3年生役員と、2年生全員のワセダ・メールアドレスです。
メーリスは、「登録メンバーのみ投稿可」ですが、登録のワセダメルアド以外ではセキュリティ上、投稿や配信が出来ません(事情があって大学以外のアドレスの登録が必要な場合は、その旨、上沼メルアド宛に申請して下さい)。また、「プライバシーの配慮」が必要な用件や返信は、メーリスではなく担任のメルアド宛てのみにお願いします。

 さて、コロナ禍も3年目、感染者数が第7波に突入して、しかも、エネルギー価格を軸に物価上昇となり、いろいろと制限されて思い通りにならない日々が続いていると推察します。
 例年、秋学期のゼミT授業開始前に、(ラーニングコミュニティクラス設置に伴い年間授業から半期に短縮された)ゼミTの学習を、(その分)効率的・効果的に進めるために、夏休みの「事前課題」を出しています(なお、秋学期からは皆さんのクラス担任を兼ねます)。夏休みは、各自の計画があり、講義や授業では得難い経験の機会でもありますが、事前課題の趣旨を理解のうえ、怠りなく準備をして下さい。

 事前課題の以下のリストは、感染防止と安全を第一に、入手、閲覧などをして読み進め、ポイントに付箋したり、メモを取るなどして、秋学期開始早々のレポート提出に備えておいてください(レポート詳細は秋学期開始後に案内)。

【事前課題】*印は、趣旨説明です。

  1. ゼミナールT、UVの公開ホームページの閲覧 *ゼミガイダンスに不参加のメンバーが多いので。お気に入りに登録。http://www.waseda.jp/sem-hedgehog/index-j.html http://www.waseda.jp/sem-fox/index.html
  2. ゼミT、及びUV日記の閲覧(2021年度秋学期と22年度春学期は必須) *ゼミ日記から授業イメージを獲得する。
    http://www.waseda.jp/sem-hedgehog/diary/2021/index.html
    http://www.waseda.jp/sem-fox/diary/2022/index.html
  3. 現役ゼミ生のゼミ論文ページの確認 *期末提出のゼミ論更新を、成績評価後に予定。各自のゼミ論研究計画書を立てるヒントです。上記のゼミ日記と併せて閲覧して下さい。
    http://www.waseda.jp/sem-hedgehog/memb/index.html
    http://www.waseda.jp/sem-fox/memb/index.html
  4. リーディングリスト(第1弾)
    • 上野千鶴子 (2018)『情報生産者になる』ちくま新書 *大学での研究の作法、「研究計画書」案の書き方、研究テーマの作り方、選び方など。
    • 秋吉貴雄(2017)『入門 公共政策学−社会問題を解決する「新しい知」』中公新書 *政策科学とは何かを学ぶ。また、各自のゼミ論研究テーマが決まれば、それを1章ごとに展開するための準拠枠に。
    • 山口裕之(2013)『コピペと言われないレポートの書き方教室: 3つのステップ』新曜社、より抜粋 *学術的文章の書き方指南です。但し、参考文献の書き順は、著者名(刊行年)の順。http://www.waseda.jp/sem-hedgehog/HYAMAGUCHI(2013)Academic_Writing.pdf
    • 発表などに必要なスキルの確認と習得:
    • 授業ではノートPC利用(メール、プレゼン、情報検索講習、ゼミ論文ページ作成講習など)が標準
    • ホームポジションのタイピング練習(フリー無料ソフトあり:窓の杜、vectorのサイト)*毎日10分でも継続 手元のキーを見ずに、早く入力できるように。
    • パワーポイントの自習(「自己紹介」のスライドを準備しておく)
  5. なお、秋学期の目標は、政策科学とは何かを学び、研究に必要なスキルを身に着け、各自の「ゼミ論研究計画書」(案)を完成させることですが、まず第一は、自分の研究テーマ(事例)の発見や出会いです。その為に、この夏休みを利用して、幾つかテーマ案を見つけ、研究動機、研究意義、参考文献リストをプレゼンできるように準備しておいてください。
 本メールの内容を確認したことを、また、質問などあればそれも含めて、各自、直ぐに返信してください。返信を見て、必要な場合、メールの書き方を指導します(本メールの書き方を参照、準拠)。  それでは、夏休みを、どうぞ無事、有意義に過ごしてください。

(担任)


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