五木田拓美の自己紹介
テーマ:これからの地域と鉄道との関係のあり方について
ケース:過疎地域の鉄道と地域との関係から考える
研究動機
鉄道に興味のある僕は、前から地方のローカル線の経営状況の苦しい事情に、歯がゆい思いを感じていた。一方、今日本では地方分権が叫ばれていて、地域住民の自主的な地域づくりの動きも、活発になりつつある。それを思い、鉄道も地域づくりに生かすことができるのではないか。
と思って研究を始めることにした。
第一章 | 過疎地域の鉄道の歴史 |
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第二章 | 国の取り組み | 第三章 | 各鉄道の地域振興策 |
第四章 | 各自治体の取り組み |
第五章 | 地域と鉄道との結びつきの理想像 |
第六章 | 提言 |
かつて鉄道は、都市・地方問わず地域の足として欠かせないものだった。
しかし、都市では通勤・通学者の増加によって、ますます鉄道の重要性が高まってきたのに対して、地方では、自家用車の普及によって利用客が減少。各地で路線の廃止が相次いだ。
そのような中、地元住民の廃止反対運動も実を結んで、第三セクターという形で生き残った路線もあった。これらの路線の中には地域に密着した運営を行い、一定の成果をあげた例もあるが、ほとんどの路線は、更なる乗降客の減少に、歯止めがかかっていないのが現状である。