少年院での教育・出院後のサポートシステムについて
このホームページは、早稲田大学社会科学部上沼ゼミ生の岩崎亜未のものです。
研究動機
大学入学前から、人間の心理に興味がありました。私は人間好きだからです。
「少年院での教育」とは、主に犯罪を犯した少年たちの心理面での更生を目的としたものです。しかし、そのような教育の過程で、人間の考え方なんてそんな簡単に変化するものなのでしょうか。
犯罪を犯す前と、周りの環境(家族や友達etc)が変わらなければ、また同じ結果にならないでしょうか。事実、日本における青少年の再犯率は約2割という数字がでています。これは外国に比べると少なく、また「意外と少ない」と思う人も多いと思います。
しかし、私は「更生」=「ただ犯罪を犯さなくなる」ということだけではなく、自立して社会へ出て行くこと、つまり、安定した職に就くことや良い人間関係を築くことももちろん含まれると思っています。
そのような点について、今日どのような体制が整っているのか、また必要とされているのか、興味をもちました。
メディアによって、青少年による犯罪の増加、凶悪化が大々的に報じられている今、それらを減らすかということも重要ですが、私としては、いかにして一度道を踏み外してしまった少年たちが心を改め、またそれらの更生した少年たちを受け入れる社会を作り上げていくことができるかついて注目するべきではないかと考えています。
KIDS COMPANYの活動@イギリス
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