早稲田大学社会科学部 上沼ゼミナール
社会科学部 井上素子
研究テーマ:労働組合の現状と問題
○研究動機○
現在の日本の労働問題として、雇用形態が多様化し、労働条件の格差から、生活に大きな格差が生まれていることがあげられる。
労働条件の改善や社会的地位の維持と向上を目的にして、自発的に団結し組織した団体が労働組合であるが、その活動自体はあまり知られているとは言えない現状である。実際に、労働組合の形こそ存在するものの本来の機能が低下し、会社側の言いなりになってしまい、厳しい労働条件から抜け出せない雇用者が多数いる。
そうした人々の労働条件を少しでも改善できる政策はないのかと思い、現在の労働組合の活動と問題を研究テーマに挙げた。かつては盛んであった労働組合の機能を見直し、活性化できるような策を考えていけたらと思う。特に、労働運動に割く時間さえもなしに働かなければならない雇用者、切に労働条件の改善を必要とする人々に有効となって欲しい。
○章立て○
- 第1章
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- 第2章
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- 第3章
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- 第4章
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- 第5章
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Last Update:2008/1/22
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