道州制を考える


早稲田大学社会科学部  政策科学研究
井元 賢



©Times Square New York City


<研究動機>

高校時代に新聞を読んでいてたまたま道州制に関する記事を目にし、「道州制を導入すれば多くの政策課題を解決することができるのでは?」と考えたことが第一のきっかけです。
しかし一方で昨夏アメリカに行った時、ニューヨーク州と隣のニュージャージー州の法律が異なるために通常のタクシーでは州を またいで移動することができないということを知り、もし日本にもアメリカにおける連邦制のような、類似の制度が導入されたらどういう影響があるのだろうと考えたため。

<章立て>

第1章:道州制とは
現在の都道府県を、より大きい行政区画(道・州)に統合し、それぞれに高度な地方自治権を与えることにより、行政の効率化を目指す構想のこと。

第2章:道州制になると…
多くのことが改善されます。例を挙げると、
1.中央省庁の再編による癒着の解消
2.「小さな政府」になることで支出の節約へ
3.地方同士で特色を生かした競争原理が働くため地域の活性化へ
4.地域に適した福祉・教育等の行政サービスの提供
などが考えられます。
第3章:他国における類似の事例
1.アメリカ合衆国
2.ドイツ連邦共和国
第4章:現状と課題
1.日本における道州制論議の経緯
    cf.道州制特区推進法
2.道州制の課題
第5章:提言
第6章:おわりに


<参考文献>

道州制.com(http://www.doshusei.com/
総務省 地方制度調査会(http://www.doshusei.com/
道州制推進連盟(http://www.dohshusei.org/
内閣官房 道州制ビジョン懇談会(http://www.cas.go.jp/jp/seisaku/doushuu/index.html

※諸外国の事例は不必要(?)、どのメリットに重点をおくのか

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