早稲田大学社会科学部 上沼ゼミナール
社会科学部 松林 晃代
研究テーマ:独立行政法人と天下り
~独立行政法人は本当に必要なのか~
○研究動機
以前、独立行政法人の、環境に対する負荷を調査をするバイトをしたことがあった。
その際に、様々な独立行政法人が存在することを知った。中には、おそらく退職した官僚の天下り先として作られたのでは、と疑いたくなる法人もあった。
本当にこんなの必要?と思ってしまうような、活動の趣旨がよくわからないものがあったのである。
そこで官僚と密接に関わりがある天下りというキーワードと絡めて、独立行政法人は本当に必要なのかということを考えてみようと思う。
○章立て
- 第1章 独立行政法人とは
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- 第2章 独立行政法人の業務実態・効果
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- 第3章 独立行政法人への天下りの実態
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- 第4章 天下りの原因・問題点
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- 第5章 政策提言
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◎独立行政法人とは
法人のうち、日本の独立行政法人通則法第2条第1項に規定される「国民生活及び社会経済の安定等の公共上の見地から確実に
実施されることが必要な事務及び事業であって、国が自ら
主体となって直接に実施する必要のないもののうち、
民間の主体にゆだねた場合には必ずしも実施さ
れないおそれがあるもの又は一の主体に独占して行わせ
ることが必要であるものを効率的かつ効果的に行わせること
を目的として、この法律及び個別法の定めるところにより設立
される法人」をいう。
イギリスのエージェンシーを手本として設立された。
独立行政法人一覧
○参考文献
- 北沢 栄『静かな暴走 独立行政法人』日本評論社 2005
- 北沢 栄『官僚社会主義―日本を食い物にする自己増殖システム』朝日新聞社 2002
Last Update:2009/1/27
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