物流のあり方について

早稲田大学社会科学部
政策科学研究 上沼ゼミナール
小田 雄


○研究動機○

 私は当初、父の仕事の関係から代替エネルギーを研究テーマにしていました。 しかし代替エネルギーについて発表した際、先生やゼミの仲間から 「もっと大きな観点で、物流のあり方というものを研究しては面白いのでは」 とのアドバイスを受け、このような研究テーマを設置するに至りました。
 物流には生産物を生産者から消費者へ引き渡す、物的流通の略としての物流と、 交通分野の用語で、単にある場所からある場所への「物」の移動のことである 物資流動の略としての物流とがありますが、私が研究するのは前者の「物流」です。 物流の主な機能としては、輸送(配送)の他、保管・荷役・包装・流通加工 ・物流情報処理があり、輸送・保管・荷役・包装・流通加工は「物流5大機能」 と言われます。その中でも特に私が研究していきたいのは「輸送」です。
 今日の情報が発達し、グローバル化した社会では「輸送」は経済的に大きなテーマの一つ です。しかも最近ではここに、環境問題の視点なども加わり輸送時に環境への 配慮が求められる時代でもあります。また、災害など緊急時には特に物が必要で、 そういった時に迅速に物資を運べることも求められています。
今後、さまざまな要求にどう応じていくか、物流がどういった役割を担って いくのか、そのあり方を模索していきたい思います。  


○章立て○

第一章 物流とは何か

第二章 日本の物流政策(総合物流施策大綱の推移)

第三章 各企業の取り組み(民間レベル)

第四章 海外の事例

第五章 緊急の場合の物流など(災害時等)

第六章 今後の物流のあり方


参考文献・リンク先一覧

Last Update : 09/01/26
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