普天間基地移設

政策科学 上沼ゼミ2年 儀武

研究動機

民主、社民、国民新、3党連立の鳩山政権が現在抱えている政策問題の一つとして、普天間基地移設が挙げられるがそもそも何故問題なのか?普天間基地の役割とは?移設可能なのか?移設決定であるのならば移設先はどこになるのか?移設先への支援はどのような形でなされるのか?県外移設の可能性は?等々疑問に思い前のテーマからあんま変わってないかもしれないが自分なりに少し絞ってみましおた。

普天間基地の役割とは

普天間飛行場は宜野湾市の中心に位置しており、市面積の25%を占有する海兵隊基地である。付近には大学もある市街地である。ちなみに2004年8月13日に大学に米軍ヘリが墜落した。
caption
軍事的役割として海兵航空団やその部隊の運営の支援、海軍作戦部長と連携して、海兵隊総司令官からの指名によりその他の活動や部隊に施設を提供して地上軍支援の為の艦隊海兵部隊航空機運営の支援を行う。 また組織的航空機整備施設の提供、同基地内の部隊に対しての作戦、兵站、管理支援の提供も行っている。攻撃機ヘリ等が100機以上配備されており、日常的に軍事訓練が行われている。

移設先候補地としての名護市

1997年の市民投票では、辺野古移設への「反対」と「条件付き反対」が53・8%を占め、「賛成」と「条件付き賛成」を2372票差で上回った。しかし投票の3日後、当時の市長は基地の受け入れを表明し辞任した。98年の市長選では条件付基地容認派候補が僅差ではあるが当選、02年の市長選では自公推薦候補が圧勝、しかし基地移設運動は激化。06年市長選でも自公推薦議員が当選。しかし、自民党が野党にまわった昨年の衆院選により、普天間基地移設をめぐる情勢は新たな局面を迎えている。 今月17日には名護市長選の告示され、24日開票される。

名護市への見返り

普天間移設の事実上の見返りとしてさまざまな交付金や振興事業費が支払われてきた。このような収入が市財政を占める割合は30%近くに達する。

名護市への支援


参考文献