日本の農業政策について

社会科学部2年
政策科学研究ゼミナールT
高須奈央


研究動機

私がこの研究をしようと思ったのは、 人間にとって食は必要不可欠であり、食の確保には農業が欠かせないはずなのに、 「命を供給する農業が最も儲からない」という話を聞き、違和感を持ったからである。
現在、国内農業界では、米の消費量の減少や農業従事者の高齢化、 それに伴う農業人口の減少などさまざまな課題を抱えている。 また、TPP(環太平洋戦略的経済連携協定)に参加加盟することが検討され、 日本の農業に追い討ちをかけるのではないかという意見もある。 これについて、経済的な観点からだけではなく、農業従事者の立場で考えたい。
これまでの農業政策は、農業を「保護」する方針のものが多かった。 今後、農業を守ることは農業を保護し続けていくことなのか、 それとも国際的な競争力を強化することなのか、日本の農業の可能性や問題点を見出したい。


章立て


参考文献


Last Update:2010/05/06
©:2010 Nao Takasu. All rights reserved.