日本におけるテニスの発展策
社会科学部二年
政策科学ゼミナール
田中良平
章立て
- 第一章 テニスの仕組み
- 第二章 日本のテニスの現状、世界との比較
- 第三章 今後の展開
- 第四章 政策提言
研究動機
スポーツは多くの人々に感動を与え大きな影響力を持つ。幼少期からテニスをしており、スポーツ全般に昔から非常に興味を持っていた。オープン科目の「トップスポーツビジネスの最前線」を受講し詳しく研究してみたいという気持ちが強くなった。現在日本はオリンピックの招致に国や都が全力を挙げている。スポーツと国の政策には切っても切れない縁がある。スポーツの発展には国の政策による支援がかかせない。今回はそのスポーツの中でテニスに的を絞り、今後の発展について考えていきたい。
第一章 テニスの仕組み
- 世界の競技人口は一億人近く存在すると言われる
- テニスの大会は世界中で開かれ、選手は世界を転戦する
- 国際テニス連盟(ITF)、男子プロテニス協会(ATP)、女子テニス協会(WTA)
- 四大国際大会(全豪オープン、全仏オープン、ウインブルドン、全米オープン)が最も規模が大きく権威がある大会
- 四大大会の下に男子は、格の高い順に、ATPツアーファイナル、マスターズ1000、500シリーズ、250シリーズがあり、そのツアーの下部にチャレンジャーとフューチャーズが存在する
- 女子はWTAツアー選手権、プレミアマンダトリー、プレミア5、プレミア、インターナショナルがあり、その下部ツアーにITF女子サーキットが存在する
- 試合に勝利して獲得したポイントにより世界ランキングが作成される

※テニスナビ ツアーの仕組みより
第二章 日本のテニスの現状、世界との比較
- 日本テニス協会(JTA)が日本国内におけるテニス競技を統括する
- テニス人口は日本で行われているスポーツの中でも多い方である
- 競技人口の割に野球やサッカーのような人気がない
- 国内最大の敵「ソフトテニス」の存在
- 地上波放送、メディアの取り上げ回数の少なさ
- 強豪国に比べ選手の育成システムが未発達である
- トッププレイヤーは年間35億以上稼ぎだすテニスだが、日本国内ではビジネスとしての側面が弱い
第三章 今後の展開
- 幼少期、少年期でのテニスに触れる機会の提供
〇私の住む千葉県には公立中学にほとんどテニス部がなく、ソフトテニスしかないため、中高とテニスを続けにくい
- メディア活動の強化
- 国内リーグ、実業団の活発化
- 国際大会の招致
〇中国は国の発達と共にグレードの高い大会を開催している
- コートなどの環境を整える
第四章 政策提言
- テニスは若者から高齢の方々でもできる生涯スポーツである。その側面を活かした、健康面からの提言
- コートの建設やコートの管理による雇用創出などの側面からの提言
- テニスは世界でとても人気があり、国で大会を開催することは一種のステータスとされる。そういったグローバルな視点による提言
参考文献
Last Update:2013/2/2
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