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このページは、上沼先生の「社会科学基礎演習 公共政策入門」のページです。今年の演習について紹介します。

演習の内容

今年の演習では、「どうして郵貯はいけないの」「日本国の研究」「規制緩和という悪夢」という3冊の本を使用し、レジュメの作成を通して公共政策について学ぶとともに、コンピューターを利用しての発表において必要な技能の習得を目指しました。

演習の特徴と進め方

この演習の特徴は、何と言っても公共政策というテーマのほかに、コンピューターという大きな柱をもう一つ持っていることでしょう。その基本的な進め方は、

  1. 授業までに本を読み、レジュメを作成する
  2. 授業ではコンピューターを中心に学ぶ
  3. レジュメに対する先生のコメント、内容の理解・考察
です。


98年度年間スケジュール
第1週 第2週 第3週 第4週
4月 春休み 顔合わせ、演習について 教科書決め、コンピューターの使い方 みどりの日
5月 「どうして郵貯がいけないの」1章 1章、インターネット レジュメの作り方、PC文書の書き方 図の作り方
6月 文書の装飾、クリップアート 2章 2章 3章
7月 4章 郵貯についてのまとめ 夏休み開始
9月 夏休み終了 秋分の日 「日本国の研究」1・2章
10月 スキャナの使い方 3章、研究室でお茶 創立記念日 スキャナの使い方、4章
11月 スキャナの使い方、5章 6章 ホームページの作成、「規制緩和という悪夢」1章 休講
12月 HPの作成、2章 3章、HPの作成 4章、HPの作成 冬休み
1月 冬休み HPの作成 HPの作成

成果


早稲田大学14号館

感想

登録者がとても少ないため、公共政策について熱く議論する、などということはありませんが、規模の小ささをフルに生かした授業だと思います。すべて基礎からきちんと教えてもらえるだけでなく、試行錯誤しながら実践・挑戦して行く楽しみもある授業です。大変な部分もありますが、いつもの大教室の授業では味わえないものを得られると思います。